マリッジブルーとは?
大好きな彼からのプロポーズ。
結婚が決まって幸せの絶頂!…だったはずなのに、結婚式が近づくにつれて憂鬱な時間が増え、結婚後の生活にも不安を感じてきてしまって、なんだか気分が上がらない。
これがいわゆる『マリッジブルー』というもの。
「自分はならないだろう」と思う人もいるかもしれませんが、誰にでも起こりうる可能性は十分にあるのです。
マリッジブルーになってしまう原因とは?
なぜ幸せなカップルがマリッジブルーに陥るのでしょうか。
結婚式前に女性の方がマリッジブルーをよく経験するといわれています。
1つ目の原因といわれているのは、姓が変わり、嫁ぐということへのプレッシャーを抱えるようになり始めた時。
結婚相手によっては自分のキャリアを手放して相手の家に入ることもあったり、住み慣れない土地に移って知り合いが誰もいない中で生活をすることに対して、彼の家族とうまくやっていけるのかなど、さまざまな不安が押し寄せてきてマリッジブルーになってしまうことが原因となってしまうことも。
2つ目の原因といわれているのは、パートナーへの見方に変化が起きた時。
恋愛対象であった時には気が付かなかった彼の癖。
これから一生この人と過ごすことができるのか?、もう他の人との恋愛はできないけど不満はないだろうか?など考えることも。
また、結婚が決まったと同時に彼の態度が変わり、倦怠期を感じてしまうケースもあるようです。
3つ目の原因といわれているのは、結婚式の準備に協力的ではないパートナーに対して不満を抱いた時。
女性ばかりが忙しく動き、働き盛りで仕事で忙しく、準備のほとんどを任せてしまう新郎は多いようです。
もともと結婚式は女性が主役というイメージがあるので、好きにしていいよというのが新郎の言い分。
しかし女性にとっては2人で一緒に準備をすることに意味があるので、ふたりの価値観の微妙なズレもストレスとなり、マリッジブルーに陥ってしまうこともあるようです。
マリッジブルーの乗り越え方
結婚が決まってから、今までの生活が一変するのはお互い同じ。
マリッジブルーの乗り越え方として「1人で悩みを抱え込まない」こと。
1人では解決にはなかなか至らず、マイナス思考が働くばかり。
パートナーに相談して解決することはしっかりと話し合うようにすることが何よりも大切です。
結婚前から不満を伝えられないのなら、結婚後はもっと苦しむことになりかねません。
相手に言いたいことを言えない夫婦は不満をため込みやすく、そうならないように「何でも話し合える夫婦」を目指しましょう。
しかし、すべてをパートナーに打ち明けられるというわけでもないのが現実。
男性と女性、それぞれ特有の悩みもあり、相手に伝えにくい話もきっとあるはず。
そういう場合は人生の先輩に相談してみると良いでしょう。
女性であれば一番頼りになるのは母親ではないでしょうか。実際に、父親と結婚する時はどうだったか、話を聞くだけでも心が落ち着くかもしれません。
相談相手は親族・友人・同僚でも大丈夫。まずは気心の知れた人に話してみましょう。
男性のマリッジブルーの原因って?
一方、男性のマリッジブルーは女性とは時期が違い、結婚がまだ決まっていない時期「プロポーズ前」に多い。
今の給料で家族を養っていけるのか?、趣味に費やしていた時間がこれからも持てるのか?、この人と一生かけて添い遂げられるだろうか?、今が結婚するタイミングなんだろうか?など、プロポーズをするということは責任重大なことだからこそ、深く悩んでしまうのは当然のこと。
男性がマリッジブルーを乗り越える方法とは?
結婚がゴールではなく、これから何十年共に生きていくスタートライン。
男性の場合も、日頃から2人で本音で話し合えることが大切。
もし相手に伝えにくい悩みがあった時、信頼できる職場の上司や先輩と飲みながら男同士で話をしてみてるのも良いでしょうあ。
結婚とはそういうものかと気が楽になることがあったり、腹をくくれることもあるかもしれません。
また、一度結婚という不安を忘れてみるのも1つの手。
ずっとそのことばかり考えていると、パートナーのことを邪魔に感じてイライラして、それが原因でよくわかならなってしまった…
そんなことになってしまわぬように、一旦考えることをやめて思いきりデートを楽しみましょう。
一緒にいる時間が居心地が良かったり、自然と笑顔になっていたり、なんでも話せたり、改めてパートナーの良さを実感できるはずです。
もし解決できそうにない場合は?
どうしても解決できそうにない問題がある場合は、結婚の話がどんどんと進んでしまう前に早めの対策を。
正直に話をして、後悔をしないよう、一旦立ち止まってみる勇気を持つこと。
婚約解消になってしまう場合は、相手に対して誠意が必要です。きちんとわかってもらえるように話し合いをしましょう。
まとめ
女性は「婚約した後」、男性は「婚約前」に多いマリッジブルー。
最終的には、相手の存在を大切に思うことが大事で、難しく考えず楽しい結婚生活を想像するように切り替えるとよいでしょう。
何ひとつ障害のない結婚というものは少なく、多くの人がマリッジブルーを乗り越えながら結婚を成功させています。
誰にでも起こりうることだと思い、深く悩みすぎないようにしましょう。