入籍が進まない、婚式準備に疲れた、その原因は?めんどくさい・やめたいと思わない方法

入籍準備や結婚式準備、いわゆる「結婚準備」を始めるにあたり、検索すると出で来るネガティブなワード「疲れた」「喧嘩」「進まない」「旦那が何もしない」「めんどくさい」「やめたい」…楽しい結婚生活を夢見て入籍準備と結婚式準備を行うのに、どうしてこんなことになってしまうのか。結婚準備前に理由を知っておけば、早めに対応も考えられるでしょう。楽しい結婚式準備を始めるための心構えをまとめました。

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なぜ結婚式準備はイライラしてしまう?「疲れた」と感じる理由

結婚式準備はイライラしてしまう「疲れた」と感じる理由

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入籍や結婚式の準備で、パートナーにイライラしてしまったり疲れたと感じてしまう一番の要因は、大きく分けて2の理由がが挙げられます。

「結婚や結婚式に対する熱量や意識の温度差」
「結婚や結婚式に必要な作業と流れの理解度」

夫と妻で結婚や結婚式に対する熱量や意識の温度差が異なる

結婚式への熱量の差が大きいのは、結婚式にかける思いが男女によって異なるからとよく言われますが、実は男性が主体で結婚式準備を進めてしまい、女性が置いてけぼりになってしまっているケースも最近ではよく聞きます。基本的に結婚式に対して熱量や意識が薄い方は、「やりたい人がやりたいようにやらせてあげよう」と考え、自分の意見は控え目になりますし、準備に対する積極性も後手後手になってしまいます。

二人の間で結婚や結婚式に必要な作業と流れの理解度が異なる

結婚式に対する熱量が薄ければ、当然自分の意見はそこまでないため、準備のための情報収集も積極的に行いません。結婚式の準備でどのようなタスクが必要かや、準備の流れや期限など「先読み」への理解も低くなるため、分かっている方がそれを先読みして準備を開始してしまったり、手順や流れを教える時間が増加するために、「相手が何もやっていない」と感じてイライラしたりまどろっこしいと感じてしまうこともあるようです。

結婚式準備で特にイライラしたり喧嘩になる時期は結婚式4~3カ月前から

結婚式準備で忙しくなるのは、基本的には招待ゲストを決め、招待状を出す4~3カ月前から。会場を決めてホッとしてしまいがちですが、3カ月前から具体的に決定を迫られたり、自分たちで用意しなければならないとことの期限がどんどん迫ってくるからです。

結婚式3カ月前にイライラする理由

この時期は結婚式準備だけが忙しいわけではありません。仕事をしている場合には結婚式や新婚旅行で長期休暇を取得するための調整で仕事量も増加するため、確実に忙しくなることがほとんどです。
結婚順日は大多数のカップルが初めて行うこと。また、通常打合せは3~4回程度ですが、その打合せの中で確認や決定を求められる事項が非常に多くあります。打合せ時間だけでへとへとになってしまうことも。ここで決められない事項が多くなると、準備が進まないと感じたり、相手に対して事前準備をしていないと感じてしまうことも多々あるようです。

結婚式は初心者であることを理解しプロの助けを借りることも必要

現在はインターネットやSNSで結婚準備について調べられるため、調べれば調べるほど会場側が提示する以上に選択肢も多くなり、「やること」も増加します。
また、インターネットやSNSなどで調べた結婚式の演出や準備の方法が、違う会場では適しておらず、余計に大変な準備になってしまうこともあります。
まずは担当のウェディングプランナーに何でも相談し、プロとして選択肢や準備の方法の選択肢を狭めてもらうことが大切です。また、何でも自分たちで準備することが満足度の高い結婚式になるわけではありません。会場でお願いできることは会場にお願いすることも準備量を減らす有効な手段であり、二人が精神的に余裕のある準備期間を過ごすための助けになります。

結婚式準備での喧嘩は珍しいことではない!破談や離婚になる前に第三者に相談を

入籍準備や結婚式準備では、準備期間中に喧嘩になってしまうカップルは少なくないもの。むしろ、大なり小なり、何かのタイミングで空気が悪くなったり、言い合いになってしまったりするとこは、ほとんどのカップルが経験しているようです。

SNSやインターネットなどで他人と比較しない

SNSなどを見ると楽しそうで順調そうな結婚準備の報告ばかりが目にとまることもありますが、自分たちの準備は自分たち独自のペースで進めて行くことが大切です。

ウェディングプランナーに相談する

自分に近い立場や同じ考え方の人にイライラや不満を相談しても、その場は愚痴を言ってすっきりすることはできますが「相手は分かってくれない」という気持ちのみが増してしまい、具体的な解決策は見つからない場合もあります。
結婚式準備が進まなかったり、パートナーとの意見のすれ違いが深刻になってしまった場合は、担当のウェディングプランナーに事前に相談するのも大切です。ウェディングプランナーは数多くのカップルの準備を体験しており、二人がどのような理由で険悪になってしまうかも熟知しています。

入籍&結婚式準備で喧嘩にならないために。結婚準備前に二人で確認しておきたいこと

入籍&結婚式準備で喧嘩にならない方法

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入籍準備や結婚式準備で喧嘩になり、二人の仲が険悪になったり失望してしまう多くの原因は、結婚式に対する熱量の差によって、二人の足並みがそろわなくなってしまうことが大きな原因です。また、「結婚に対して考えていること」「結婚に向けての準備量」「結婚にかかるお金」などの予想や考え方が、お互い初めてのために不明瞭であることが挙げられます。できるだけ早い段階でこの3つをクリアにしておくことが大切です。どれかひとつでもないがしろにしてしまうと、後々大きな問題になってしまうこともあるでしょう。

入籍準備と結婚式準備を始める前に『どんな風にしたいのか?』をしっかり話し合う

「結婚したらどんな家庭にしたいのか」
「結婚式をするとしたらどんな式にしたいのか」

準備開始となる原点となる意識をしっかり確認しておきましょう。別にしたくない、と思っている側も、行うとなってよくよく聞いてみると「敢えてするとなったら実はこうしたかった」という希望が実はあることがほとんどです。やりたい方の希望を何も聞かずにすべて押し付けるようなことはせず、まずは相手のやりたいことを明確にして、スタートラインを揃えるための時間を作りましょう。まずはお互いにこれらのことは他人事でなく自分事である、という意識を持つことが大切です。

入籍準備と結婚式準備にかかる費用面の予算とふたりの貯金から使えるお金を明確に

入籍準備や結婚式準備で、どのぐらいのお金が必要なのか、また二人が実際に使えるお金はどの程度なのか、両家の両親は結婚に関して費用を援助してくれるのか…ということを確認するのは、結婚に関する準備に入る前にある程度明確にしておくことが非常に重要です。
使えるお金がある程度明確におらず、どちらかが費用に関して不安を抱えたまま会場選びなど見切り発車で始めてしまうことは、喧嘩の大きな要因になります。また、準備の際に「何にこだわりたいか」などの優先順位を考える際にも、こだわりが多い方の意見をわがままだと不快に感じてしまう大きな理由にもなるでしょう。

結婚式費用をシミュレーション!見積り例、予算の際の見直し、支払い分担まで流れを説明

入籍準備と結婚式準備に必要なタスクと準備の流れをふたりで把握

入籍準備と結婚式準備で必要な作業タスクや決めていくこと、準備の流れを二人で確認する時間を作りましょう。最近では、基本的な準備や流れをざっくりとまとめたインターネット記事が多くあります。「読んでおいて」と言っても忙しいし興味もないと人はなかなか読んでもらえない、確認しておいてもらえません。しかし、二人でその場で確認すれば、同じスタートラインに立つことができます。忙しくて二人での話し合いがなかなかとれないという人も、会場下見や結婚式の初回打合せなどは二人で行くはず。
その時間の中で、「結婚式準備の流れやタスクの大まかな確認時間」を作れば、プランナーと一緒に流れを確認することも可能です。

【入籍&結婚式準備の段取りリスト付き】結婚準備はいつから?順番と流れを把握して並行準備を進めよう

結婚にはパートナーとの関係をより良くするための工夫も必要

2018年に株式会社ワタベウェディングが既婚男女240名に行った調査では、パートナーとの関係をよりよくするために工夫しているという人は全体で 57.9%でした。その中で、「関係をより良くするためにしている工夫」として
1位「相手の話を聞く」、2位「ほめる」、3位「グチなどを聞く」。
簡単なことのようですが、パートナーとの関係性が悪くなっていると感じる時は、この3つが出来ていない、または意図的にやっていないことが多くあります。
二人の関係性をよくするために、自分が他の上手くいっているカップルが行っている工夫ができているのか?と振り返ってみることも時には大切です。

「夫婦円満の秘訣」アンケート調査結果発表/ワタベウェディング

まとめ

入籍準備と結婚式準備で疲れたりイライラしたときは原因を考え気分転換を

結婚準備はやることがたくさんあります。喧嘩になる原因は、結婚や結婚式に対して、どちらかの意識や熱量に差があった場合のギャップから生じます。お互いに何を考えているのかを明確にするための話し合いも大切ですが、イライラしてしまうほうが、一度結婚準備から離れて気分転換をすることも有効な手段です。このようなことは誰にでも起こりうることと、あまり深刻にとらえ過ぎずに、まずは自分の気持ちやコンデションを前向きに整えましょう。

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結婚式準備.com編集部

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