女性の親が結婚挨拶の場で男性を見るポイント
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女性側のご両親は、「この相手と結婚して娘は幸せになれるのか」を見極めたうえで結婚を許すかどうか判断したいと考えています。そのため、結婚挨拶では、男性の次のようなポイントをチェックする傾向があります。
常識や基本的なマナーはあるか
男性が女性側のご両親に初めて会う場合、第一印象は大切です。一般的な常識やマナーのある人なら印象がよく、結婚に対しても前向きに考えてもらえるでしょう。
すでに会ったことがある人も、結婚挨拶ではいつも通りとはいきません。「今日は何だか凛々しい」など、いつもと違う雰囲気が伝わるよう心がけてください。
人柄や態度から誠実さが感じられるか
結婚挨拶では、先方からさまざまな質問を投げかけられるでしょう。緊張してなかなか言葉が出てこなかったり、「失敗した!」と思ったりすることもあるかもしれませんが、誠実な受け答えを心がけてください。
ご両親が願っているのは娘の幸せです。人柄がよく、誠実な対応ができる人に大切な子どもを任せたいと思うのではないでしょうか。
将来性が感じられるか
「娘には、末永く幸せに安定した暮らしをしてほしい」と願う親も多く、安定した収入があって将来性が感じられる男性と一緒になってほしいと考える傾向があります。とはいえ、将来のことは不明確な部分もあるため、現状をしっかり伝えましょう。
夢を語るだけでは「地に足がついていない」と思われてしまうため気をつけてください。
「結婚したい」という意思があるか
少しくらい気になる点があっても、本気で結婚したいと思って娘を大切にしてくれる人なら、結婚を許してもいいかもと思えるもの。結婚挨拶の場では、「彼女と結婚したい」という気持ちをしっかり伝えましょう。
男性が女性の家へ結婚挨拶をする際のNGマナー
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結婚挨拶にはマナーがあります。男性が女性側のご両親へ結婚挨拶をする際は、次のNGマナーをおかさないよう、対応しましょう。
服装や手土産など事前準備ができていない
結婚挨拶を成功させるポイントは事前準備です。結婚挨拶当日の服装や手土産は事前に用意しましょう。髪や髭を整えたり爪を切ったりすることも忘れないでください。
結婚挨拶当日の準備では、服装にしわや汚れがあっても落とせなかったり、服を選んでいて時間に遅れたりすることにもなりかねません。
また、手土産を女性の家の近くで購入すると、「間に合わせのものを持ってきた」と判断されたり、値段がわかってしまったりすることもあるため注意してください。
特別な理由なく先に男性の家に結婚挨拶に行く
日本では、男性の籍に女性が入るのが一般的。そのため、親世代の中には「嫁をもらう」「嫁に出す」という感覚をもっていて、「まずは女性の実家に結婚挨拶をして、承諾をもらってから男性の家へ」と考えている人も少なくありません。
「彼女の実家が遠方にあってなかなか足を運べない」「忙しくてスケジュールを合わせるのが難しい」など、特別な事情がある場合は、女性側のご両親へ事前に確認したうえで、男性の家から結婚挨拶をしましょう。
ただし、男性が女性の家に婿入りする場合は「男性の家から先に」となるようです。
女性の両親を「お父さん」「お母さん」と呼ぶ
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結婚挨拶で男性が女性側のご両親を呼ぶ場合は、「○○(彼女の名前)さんのお父さん」「○○(彼女の名前)さんのお母さん」と呼ぶようにしましょう。
女性の実家に結婚挨拶に伺った時点では、まだ結婚の了承を得られていません。その段階で「お父さん」「お母さん」と呼ばれることをネガティブにとらえる人もいます。
女性が男性の実家へ結婚挨拶に伺った場合も、「○○(彼の名前)さんのお父さん」「○○(彼の名前)さんのお母さん」と呼びます。
女性を呼び捨てやニックネームで呼ぶ
結婚しようとするおふたりですから、普段はお互いをニックネームで呼んだりファーストネームを呼び捨てにしたりするのは当然のこと。
とはいえ、結婚挨拶というかしこまった場では「○○さん」と呼ぶようにしましょう。過度なスキンシップも控えるのがベターです。
TPOにあわせて言葉づかいや振る舞いを変えられることも、大人として大切なマナーです。
まとめ
結婚挨拶は「結婚したい」という強い意思をもって誠実な態度で臨むこと!
プロポーズが成功したら、自分の親へ結婚報告をし、相手のご両親へ結婚挨拶に行きます。
結婚挨拶という言葉の響きから、「結婚します!よろしくお願いします!」と報告に行くものだと勘違いする人もいるかもしれません。しかし、結婚挨拶はお互いの親に二人の結婚を承諾してもらえるようお願いするための場。男性が女性側のご両親に結婚挨拶をする際は、マナーを守って誠実な対応を心がけましょう。
「彼女と結婚したい!」という気持ちをしっかり伝えることが大切です。