結婚式の電報・祝電の送り方マナー。種類や料金は?例文も紹介

新郎新婦へのお祝いの気持ちをメッセージで送るのに、広く利用されているのが結婚式の電報です。最近では、インターネットでの手配もできるようになり、お花やバルーンなど豊富な種類の取り扱いがあります。 今記事では、電報を利用する際のポイントやマナーなどを解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事のINDEX

    結婚式に電報を送るのはなぜ?

    結婚式電報マナー

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    結婚式では、お祝いのメッセージを贈るのに電報が使われることがよくあります。電報は元々、電話がない時代に緊急時の連絡として使われていましたが、現代ではお祝い事やお悔やみの際など、特別なメッセージを贈る際に利用されています。
     
    例えば、新郎新婦がせっかく招待してくれたのにも関わらず、当日出席ができない場合にお祝いの気持ちを伝えるために電報を用いることも珍しくありません。
     
    この他にも、入学や卒業、出産などのお祝い事があった場合などに、祝福の気持ちを伝える手段として多くの場面で活用されていますので、結婚式にもぜひ電報を活用してみましょう。

    電報とはどんなもの?種類や料金について

    結婚式電報マナー

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    電報を利用する際に、知っておきたいのが料金や手配にかかる日数などの基本的な部分ですよね。まずは、電報の種類や料金、手配に必要な日数などから確認していきましょう。

    電報の種類

    結婚式に贈られる電報には、主流のカードタイプのものだけでなく、お花やバルーン、ぬいぐるみ、カタログとセットのものなどもあり、とても種類が豊富です。
     
    そのため、初めて電報を送る人の中には、迷う人もいるかもしれませんが、電報を送る相手との間柄やシーン、予算等を考慮した上で選ぶのがおすすめです。ただし、あまりに大きすぎるものを送ってしまうと、相手が持ち帰る際に荷物になることもあるので、その点も踏まえて電報を選ぶようにしましょう。

    電報にかかる料金は?

    電報を利用する料金は700円程度のものから、15,000円程度のものまであり、選ぶアイテムによって価格差があります。
    基本的には、台紙とメッセージで文字数が増えると価格が上がるシステムです。
    花やぬいぐるみなどプレゼントするアイテムをつけるとそれに合わせて費用がかかります。
    各会社それぞれでサービスを行っていますが、メッセージの料金を基本として、そこに台紙(アイテム)や配送の料金が上乗せされるのが一般的です。
     
    ここ最近では、メッセージの文字数も関係なく、全ての価格が込みになったパッケージ化された商品もあります。文字数を気にせずメッセージを送りたい方や、予算が決まっている方は利用してみるとよいかもしれません。

    電報を送るタイミングはいつ?

    電報のサービスを利用する際に確認したいのが、会場に届くまでの日数です。カードタイプのものであれば、早めに届きますが、生花やバルーンなど、台紙の種類によっては日数が多めにかかるものもあります。
     
    また、電報の内容は式の前に新郎新婦が確認しておく必要もあるため、遅くても前日までには届けられるようにするのがマナーです。余裕をもって、3日前までに届くようにしておくと安心でしょう。

    電報を送る際のマナー

    結婚式電報マナー

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    せっかく電報を送るのであれば、相手に失礼のないメッセージを贈りたいものです。ここからは、電報を作成する際に気をつけるべき基本的なマナーをみていきましょう。

    送付先や宛名に気をつけよう

    電報の送付先は会場となるため、届け先への事前の連絡を行うとともに、住所もこの時に確認しておきましょう。もしも、バルーンなどの大きいものを送りたいのであれば、受け取りをしてもらえるのか、合わせて聞いておくと安心です。
     
    電報を送る際の宛名は、新郎新婦両方もしくは、どちらか親しい方のみの名前の記載で差し支えありませんが、フルネームで記載するようにしましょう。
     
    また、この時には旧姓で送るのがマナーです。会場が一般のレストランなどになる場合は、宛名にレストランの名前や結婚式を挙げる日時など、詳しい情報を記載しておくと会場の方にも伝わりやすいでしょう。

    縁起の悪い言葉は避ける

    結婚式のスピーチを行う際にタブーとされる「忌み言葉」は、電報のメッセージでも避けるのがマナーです。 例えば、別れを連想させる「切る」や「戻る」などの言葉、「最後」や「去年」などの忌み言葉、再婚を連想させる「重ね重ね」や「再び」などの言葉は相応しくありません。
     
    また、軽い冗談のつもりのメッセージでも、もしかしたら相手を傷つけることがあるかも知れないので、失礼のないように十分注意して、晴れの日にふさわしいメッセージを作成しましょう。

    結婚式のスピーチの時に避けたい「忌み言葉」「重ね言葉」まとめと言い換え例

    結婚式の電報・祝電の例文

    友達に送る時の例文

    〇〇ちゃん結婚おめでとう!今、目の前にあるその笑顔を大切にして、いつまでも幸せでいてね。

    ご結婚おめでとうございます。二人の笑顔が大好きです。いつまでも優しさいっぱいのお二人で楽しい家庭を築いてください。

    披露宴を欠席してしまう時の例文

    結婚おめでとう!本日はご招待いただいたのに、出席できずに本当にごめんなさい。二人の幸せを心よりお祈りしています。

    このたびはご結婚、誠におめでとうございます。お二人の晴れの姿を見たかったのですが出席できず大変残念です。笑顔のあふれる素敵なご家庭を築いてください。末永くお幸せに。

    目上の方・先輩・取引先に送る時の例文

    晴れのご成婚を心からお祝い申しあげます。お二人の新しい門出にあたり、ご多幸とご健康をお祈りいたします。

    ご結婚おめでとうございます。お二人の輝かしい前途を祝福し、末ながいご多幸と、ご家族皆様方のご隆盛を祈念いたします。

    まとめ

    電報でお祝いの気持ちを伝えよう!

    普段の生活では、電報を受け取る機会はなかなかないため、結婚という新たな門出に電報をもらえることは嬉しいものです。せっかく電報を送るのであれば、ハレノ日にふさわしい文章とマナーを心がけ、新郎新婦に喜ばれる電報を贈りましょう。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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