ライン(LINE)で結婚報告はOK?参考例文と知っておきたいマナー

「直接会って報告」が結婚報告の一般的なマナー。とはいえ、現代ではメールやラインでの結婚報告も珍しくありません。でも、「そもそも、ラインで結婚報告ってアリなの…?」と疑問に思っている花嫁さんも多いのでは。ラインでの結婚報告、OKな相手とNGな相手の基準はあるのか、礼儀やマナー、注意点と、参考にしたいライン報告例文をご紹介します。

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    ライン(LINE)での結婚報告、OK?NG?

    ライン(LINE)で結婚報告

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    結婚報告は直接会って報告、または電話やメール、手紙などで伝えるのがマナー。とはいうものの、ライン(LINE)は今や電話やメールよりもずっと身近な存在。いち早く伝えたいけどタイミングが合わせにくい親しい相手には特に、ライン(LINE)で伝えられたら便利ですよね。礼儀として使ってよいのか悩みがちなライン(LINE)での結婚報告、OKな相手、NGな相手の基準はどのように考えればよいのでしょうか。相手別に確認しながら、ライン(LINE)で結婚報告する際の例文も併せてみていきましょう。

    家族や親族にライン(LINE)で報告

    ライン(LINE)で結婚報告

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    家族にはライン(LINE)のテレビ電話で、顔を合わせて報告

    「結婚が決まったよ!」という結婚報告を親や兄弟姉妹にするとき、入籍や結婚式について早く相談したい気持ちもあると特に、ついライン(LINE)で報告したくなりがち。ですが、家族にとっても結婚は一大イベントです。ご両親は丁寧に進めたい想いを持っているかもしれません。家族の想いを尊重できるよう、直接会って報告か、遠方やコロナ禍のため直接会いに行けないようなら、電話で自分の口から直接伝えましょう。ライン(LINE)のテレビ電話機能を両親も使い慣れていれば、テレビ電話で顔を見て結婚報告、という方法もよいでしょう。

    親戚へのライン(LINE)での報告は、親密度によって決める

    親戚への結婚報告も、できればライン(LINE)は避けたいもの。ほとんどの場合、親戚への結婚報告はご両親から一報を入れてもらった後にするものです。目上の方が多いこともあり、軽い印象を持たれやすいライン(LINE)での報告は避けた方が無難です。ライン(LINE)での連絡に慣れていて親しい間柄の親戚であれば、親からの一報後に送るようにしましょう。

    【親戚へ】ライン(LINE)での結婚報告例文

    〇〇のおばさん、お久しぶりです。
    〇〇の娘の華子です。母から連絡先を聞き、ご連絡しました。
    春らしい気候になってきましたが、お変わりありませんか?
     
    母から連絡がいっていると思いますが、結婚することになりました。相手は〇〇さんという方で、同じ会社の同期です。
    結婚式は〇月〇日に、〇〇(場所)で、親族のみで行う予定です。おじさん、おばさんにもぜひ出席してほしいと思っています!
    後日改めて招待状をお送りするので、ご都合よろしければぜひ、ご参列ください。交通費などはこちらで用意します。
     
    本来であれば直接お会いして報告すべきところ、ライン(LINE)での報告で申し訳ありません。いつも私のことを気にかけてくれているおじさん、おばさんには、いち早く報告したかったのです。
    落ち着いたころ、改めて、〇〇さん(結婚相手)と一緒にお伺いしたいと思っていますので、その際はまた、よろしくお願いします!

    職場の上司や先輩・同僚も、仲良しな間柄ならアリ

    ライン(LINE)で結婚報告

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    仕事関係者へのライン(LINE)での報告は、基本的にはNG

    相手が仕事関係者の場合も、ライン(LINE)での結婚報告は基本的にはNG。職場の上司や先輩など目上の方には特に、直接会って報告するか、それが難しい場合は社内メールで報告するのが一般的なマナーです。それでも、上司や先輩と仲が良く、普段から事務連絡などをライン(LINE)で取っている人もいるでしょう。忙しくなかなか会えない上司や先輩がそういった間柄の相手であれば、ライン(LINE)での結婚報告もNGではありません。ただし、メールと同様に、ライン(LINE)での報告になることへのお詫びの言葉を入れるなどマナーに気を付けることが大切です。

    同僚も社内メールがマナーと心得たうえで、相手によってはOK

    同僚に対しても、基本的には社内メールでの報告が一般的。ですが、同世代の同僚ならなおさら、ライン(LINE)への抵抗感は少ないもの。ライン(LINE)を交換するほど仲良しの同僚なら、相手の仕事の邪魔にならない時間帯を選ぶなどのマナーに気を付けながら、ライン(LINE)で報告するのもありでしょう。

    【仕事関係者へ】ライン(LINE)での結婚報告例文

    お疲れ様です。小林です。
    私事で恐縮ですが、このたび、結婚することになりました。
    相手は大学時代からお付き合いしている、〇〇さんという方です。
    〇月〇日に〇〇(場所)で、ささやかながら少人数での結婚式を予定しています。
    ご都合よろしければぜひ、〇〇さんに参列いただきたく思っております!
     
    本来であれば直接会ってご報告すべきところ、ライン(LINE)での報告となってしまい、申し訳ございません。
    今度、〇〇さんのご都合のよいときに、改めてご報告させていただけると嬉しいです。
    どうぞよろしくお願いいたします!

    学生時代お世話になった恩師

    ライン(LINE)で結婚報告

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    恩師に送るなら、ライン(LINE)での連絡に抵抗がないか見極めて

    恩師も職場の上司と同様、目上の方にあたるため、ライン(LINE)での報告は基本的にはNG。ただし、ライン(LINE)を交換しているということは、ライン(LINE)での連絡に抵抗がない相手、とも考えられます。恩師の人柄などを考えながら、ライン(LINE)で結婚報告をしても暖かく見守ってくれそうな相手なら、OKと考えてもよいでしょう。
     
    時々会って状況報告などをしていた恩師なら、ライン(LINE)のテレビ電話で結婚報告も兼ねた現状報告をしても、喜ばれるかもしれませんね。その際はライン(LINE)で「テレビ電話でご報告したいことがあります」と事前にアポを取っておきましょう。

    【恩師へ】ライン(LINE)での結婚報告例文

    ご無沙汰しております。小林華子です。
    なかなかお伺いできないずにいますが、〇〇先生はお元気ですか?
     
    私事で恐縮ですが、このたび、結婚することになりました。
    相手は大学時代からお付き合いしている〇〇さんです。
    結婚式は〇月に、親族のみで執り行う予定です。
     
    本来であれば直接会ってご報告すべきところ、ライン(LINE)での報告となってしまい、申し訳ございません。
    結婚後は仕事と家庭を両立できるよう、ふたりで助け合いながら楽しく過ごしていきたいと思っています。
     
    今度、〇〇先生のご都合のよいときに、改めて〇〇さんと一緒にご報告にお伺いさせていただければ幸いです。
    今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

    友達はOK!ただし、細かな気遣いは必須

    ライン(LINE)で結婚報告

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    個別ライン(LINE)で「あなたにいち早く伝えたい」想いを届ける

    友達との連絡手段として、ライン(LINE)は今やマストアイテム。結婚報告だって、例外ではない時代です。多くの花嫁が友達への結婚報告をライン(LINE)で行っているなか、最も相手に好印象なのが、個別ライン(LINE)での報告。個人へ宛てたメッセージが含まれていることで、受け取った相手も素直に「おめでとう」という気持ちを返してくれるようです。
     
    ただし、友達だから誰でもライン(LINE)報告でOK!というわけではありません。コロナ禍などなかなか人に会えない状況下にいると結婚式はやらない、やっても親族のみ、というカップルも少なくなく、人によってはいたしかたないとはいえ「ライン(LINE)だけではお祝いの気持ちが伝えられない」とモヤッとした気持ちになってしまうことも。そんな相手には電話で報告するか、ライン(LINE)のビデオ電話を使ってみるのも手。前もって「報告したいことがあるから、ビデオ電話したい」と伝え、しっかり時間をとったうえで、顔を見ながら結婚報告できたら、相手も喜んでくれそうですね。

    【友達へ】個別ライン(LINE)への結婚報告例文

    〇〇ちゃん、久しぶり!会えない日が続いているけど、元気にしてる?
     
    今日は、報告したいことがあって連絡しました!実は、前から話していた〇〇君と結婚することになったよ。〇〇ちゃんとは3人で一緒にご飯に行ったこともあるし、たくさん相談にのってもらって、本当に感謝しています。だから誰よりも早く伝えたくて、取り急ぎライン(LINE)でのご報告です。
     
    結婚式は〇月に、親族のみで行う予定です。ご招待できないのが残念なのだけど、落ち着いたらまた美味しいごはん食べに行こうね!

    グループライン(LINE)に送るなら、「全員結婚式招待者」であること

    仲良しグループの場合、日頃からグループライン(LINE)で会話していることも多いもの。その流れから、結婚報告もグループライン(LINE)でお知らせする花嫁も少なくありません。グループライン(LINE)は全員へ一斉に報告ができて便利ですが、メンバーによっては注意が必要な場合も。
     
    まず気を付けたいのが、結婚式への招待打診も併せた結婚報告。この場合、グループ内の全員が結婚式への招待者であることは絶対条件!後日になって「私には招待状届かないんだけど…」という状況から、友情に亀裂が入ってしまうことも。また、グループ内に最近彼氏と別れた、夫と離婚した、身体を壊しているなどのメンバーがいないことも確認しておきたいところ。
     
    「おめでとう!」と言いたい友達が、気持ちよくお祝いできる場所を用意することも、花嫁の役割。グループライン(LINE)をその場にあてたいのなら、メンバーや送る時間などもしっかり気遣いをしたうえで、送るようにしましょう。

    【友達へ】グループライン(LINE)への結婚報告例文

    みなさん、こんにちは!
    突然ですが、以前から話していた〇〇君と、このたび結婚することになりました!
     
    本当はみんなと直接会って話したかったのだけど、なかなか機会もなく、ライン(LINE)での報告になってしまって、ごめんね。
     
    結婚式は身内だけで執り行い、その後に、仲の良い人たちだけでささやかなパーティを開きたいなと思っています。状況によるのだけど、今のところ〇月〇日の午後に、〇〇(会場)での開催を予定しています。ぜひみんなには参加してほしいと思っています!また改めて、個別に招待状を送らせてもらうね。
     
    みんなと久しぶりに会えるの、本当に楽しみ!これからも変わらぬお付き合い、よろしくお願いします!

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    できれば個別ライン(LINE)で送る

    親戚や仕事関係者、恩師はもちろんのこと、友達もできれば、個別ライン(LINE)で送ると丁寧な結婚報告として受け取ってもらえそうです。「自分のために送ってくれた」気持ちは、誰でも嬉しいもの。また、結婚式や結婚パーティなどへの招待を打診する場合も、招待状送付のために住所のやりとりへとつながることもあるため、プライバシーを守れることも大きなポイントです。

    ハッピー気分は抑えて、伝えるべきことを簡潔に

    ライン(LINE)は気軽に送れるぶん、ハッピーな気持ちが文章全面に出てしまうことも。「最高に幸せ!」の気持ちを全面に押し出しすぎると、引かれてしまう場合もあることを忘れずに。仕事関係者や恩師へのライン(LINE)ではもちろんNGです。
     
    ライン(LINE)での結婚報告で守りたいのは、スマートな報告スタイル。馴れ初めや今の二人の状況を細かく書き連ねるのではなく、伝えるべきことを簡潔に伝えるシンプルさを心がけましょう。

    送る時間に気を配る

    ライン(LINE)は仕事中など忙しい時間の合間でも確認ができるからこそ、送る時間には気を配ることが大切。相手が忙しい時間に送ってしまい、既読マークをつけたまま返信ができないと、相手は「早く返事しなきゃ」と気を使ってしまうし、こちらも返信がこないことを気にしてしまいそうですよね。グループライン(LINE)に送った結婚報告が盛り上がった場合も、会話に入れず乗り遅れてしまうメンバーがいたり、深夜までライン(LINE)が鳴り続けて眠れない…なんてメンバーが出てしまうことも。
     
    配信時間としてベストなのは、休日の日中。相手がシフト制で休日がわからない場合は個別メールで「お仕事中にごめんね」などの一言を添えておくとよいでしょう。

    「ライン(LINE)で申し訳ない」想いを伝える一文はマスト!

    手軽な印象を受けてしまいがちなライン(LINE)での結婚報告だからこそ、メールと同様に、「本来なら直接会って報告すべきところ、ライン(LINE)での報告となって申し訳ございません」という一文は必ず入れるようにしましょう。友達に送るときなど表現が固すぎる場合は、「ライン(LINE)での報告でごめんね」など、フランクな言い回しでも謝罪文はマストです。

    まとめ

    ライン(LINE)での結婚報告は、スマートかつ丁寧に

    目上の親戚や仕事関係者、恩師などへのライン(LINE)での結婚報告は、「OK!」とは言い切れません。ただし、相手との親密度や、相手がライン(LINE)での連絡に抵抗がない人かどうかによって、OKかNGかは変わってきます。友達だって、「直接会えなくても電話で報告してほしかった!」という人はいるもの。大切なのは相手と自分との関係性や相手の人柄を見極めて判断することです。
     
    ライン(LINE)で結婚報告するときは、伝えるべきことを簡潔に伝えるに留まる、スマートな文章を心がけましょう。グループライン(LINE)だとつい話が盛り上がりがちですが、そんなときは食事の場を設けたり、ライン(LINE)のビデオ電話などを使ったオンライン(LINE)飲み会で盛り上がる方が楽しそう。グループライン(LINE)が鳴りやまないときは「今度みんなで顔合わせて話そう!」とあなたから締めれば、みんなも納得してくれるでしょう。
     
    そして最後に、返事を期待しすぎないこと。既読スルーされそうな相手には、最初からライン(LINE)で結婚報告はしないと決めること。返信がこない…などと無駄に傷つかないためにも、しっかり予防線は張っておきましょう。

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    結婚式準備.com編集部

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