結婚式を挙げなくても食事会を行った方が良い理由
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両家の顔合せの機会になる
食事会は両親のみ、両親＋兄弟、祖父母など親戚も含める、3つのケースがあります。両親や兄弟、祖父母、いとこや叔父叔母（伯父伯母）などに自分の結婚相手を直接紹介できるまたとない機会といえるのです。
仮に、結婚のタイミングで食事会をせず何もイベントを行わない場合、それ以降両家が顔を合せる機会は少なくなります。叔父叔母（伯父伯母）やいとこなどの遠い親戚と「はじめて会うのがお悔みの席になった」という気まずいケースも考えられます。
親族の中には「結婚挨拶が直接なかった。常識がない人たちだね。」と考える人もいるので、式なしを選択しても食事会は行ったほうが良いでしょう。
直接お祝いの言葉がもらえる
食事会を設けることで、親族から直接お祝いの言葉をもらうことができます。また、カップルが普段口にできない両親への感謝の気持ちも伝えられるほか、「これからよろしくお願いします。」の意味を込めて親族に引き出物などプチギフトも渡すことが可能です。
一方、兄弟や親族がご祝儀や贈り物を直接渡せるメリットもあります。後日、新郎新婦の自宅に現金書留でご祝儀を送るなどの手間をかけさせることがありません。
結婚にかかる費用や時間を節約できる
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結婚式ではなく両家が顔合せできる食事会を設けることは、新郎新婦にもメリットがあります。親族だけが参加する食事会は結婚式よりも費用を抑えられるため、結婚に関する出費が少なくなります。費用を抑えた分、新婚旅行や新居にお金をかけられるでしょう。
また、親族だけが参加するような食事会なら、人数が少ないので招待状の作成や席順、引き出物の手配に時間を取られません。結婚準備という面でも、新郎新婦の負担を減らすことが可能です。
食事会にふさわしい場所や食事内容
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食事会にふさわしいお店
食事会にふさわしいお店はレストランやホテル、料亭などです。ただし、広い空間にたくさんテーブルが配置されているような場所では、落ち着いた話は難しくなります。親族がプライベートな時間を気軽に共有できるように、個室があるお店を選ぶと良いでしょう。
あらかじめレストランやホテル、料亭のスタッフに「結婚挨拶のための食事会」という旨を伝えておくと、適した席を案内してもらえます。お店選びに関しては、ホームページなどを参考に事前に調査して、直接問合せて相談しておきましょう。
食事は参加する人の好みに合せる
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食事の内容は参加者の好みが把握できるなら、和食・洋食・中華などいくつか候補を出して決めるのも良いでしょう。好みがわからなかったり小さな子どもから高齢者まで年齢層が幅広かったりする場合は、日本人になじみのある和食がおすすめです。
アレルギーにも気をつけて手配しておくと、心遣いが伝わり参加者に楽しんでもらえます。
食事会の予算
結婚のための食事会には食事代、ドリンク代、サービス料、個室使用料などが発生します。一般的に食事代がひとりあたり5,000円だとするとその他のドリンク代、サービス料、個室使用料を含めた場合の予算はひとりあたり1万円程度です。
食事代のグレードを上げると、トータルで15,000円から2万円ほどかかるケースもあります。この予算を念頭に入れて、新郎新婦でどの範囲にするのか話し合ってください。
演出を盛り込むのも良い
ただ食事を食べて終わってしまうのは味気ないと感じるなら、結婚式のような軽い演出を盛り込むと良いでしょう。
・新郎新婦の挨拶
・乾杯の挨拶
・ケーキ入刀
・集合写真撮影
・生演奏、など
新郎新婦の挨拶や乾杯の挨拶は自分たちでも行えます。予算に余裕がある人は、生演奏などを依頼して盛り上げる方法もおすすめです。
食事会にふさわしい新郎新婦の服装とは？
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きちんとしたお披露目の場
結婚式の代わりの食事会にきちんとしたお披露目の場の意味を込めるなら、新郎新婦がタキシードやウェディングドレスを着用することもあります。女性の和装スタイルも食事会の場が華やぐのでおすすめです。会場の格式や雰囲気に合せてください。
カジュアルな食事会
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堅苦しい雰囲気ではなく、リラックスできるようカジュアルな食事会を目指すなら、スーツやワンピースが良いでしょう。
スーツやワンピースの場合も、フォーマル・セミフォーマル・きれいめカジュアルと格式が分かれるので、ふたりで統一させてください。
両家でドレスコードを合せる
式なしの代わりで行う食事会で気をつけたいのが、ドレスコードです。ドレスコードを統一しておかないと、礼服やカジュアル服など格式がバラバラな服装での顔合せになってしまいます。両家の親族に気まずい想いをさせるのは良くありません。
食事会にふさわしい服装は会場の格式や雰囲気で異なるため、会場が決まったら両親や兄弟、親族にあらかじめ「平服でお越しください」などと伝えてください。
特に、女性は服装選びやヘアスタイルの選定に時間がかかるケースも多いので、早めに伝えてあげると参加者が余裕を持って準備できます。
まとめ
食事会は両家にお互いを認識してもらう大切な場
食事会は、結婚式を挙げない代わりに行うことで、両家の親族が顔合せできる貴重な機会になります。直接お祝いの言葉ももらえるほか、普段なかなか口に出せないお礼を両親に伝えることも可能です。盛大な結婚式に比べて費用や準備時間を抑えられるうれしいメリットもあります。
今回ご紹介した食事会にふさわしいお店・食事内容・予算・服装も参考にして、ふたりが結婚したことを親族にスムーズに報告しましょう。
