専門式場とは？
専門式場とは「結婚式を行うために造られた結婚式専門の会場」のことです。各分野の専門スタッフが揃っていて結婚式の準備から当日まで、一貫して任せられることが大きなポイントです。
敷地内には挙式のためのチャペルや神殿、多彩なスタイルが揃う数々のバンケットルームがあります。また、広いガーデンやプールなどがある式場も多く、専門というだけあって、どんなウェディングスタイルにも対応できる贅沢な雰囲気の中で挙式・披露宴が行えて、新郎新婦の理想の結婚式が叶います。
専門式場のタイプ
専門式場は主に3つのタイプ。これらを知っておくと、重視したいポイントが見つかりやすくなります！
タイプ1. 総合結婚式場
『総合結婚式場』タイプは、チャペルでのキリスト教式・人前式や神殿での神前式にも対応できる大規模な専門式場のこと。歴史ある建造物を改築した会場、広々とした庭園を兼ね備えた会場は、ロケーションフォトの撮影にもぴったりです。
タイプ2. アクセス抜群の専門式場
アクセスの良い場所に佇む専門式場も多く、初めて訪れるゲストも安心できます。駅近でありながらも、洗練されたオシャレ空間や眺望が抜群など、さまざまな専門式場があります。
タイプ3. 非日常感あふれる専門式場
海・森などの絶景ロケーションに佇む専門式場、空港・観光地・テーマパークなど２人の思い出のデートの場所で結婚式ができる専門式場もあります。 非日常体験はゲストにとっても忘れられない1日になるので、特別感が２倍になります。
専門式場とゲストハウスの違い
専門式場
挙式・披露宴を専門的に行う施設なので本格的なチャペルや神殿での挙式ができ経験豊富なスタッフが集まっているので、いろいろな演出を提案してくれたりサポート体制が充実しています。また結婚式の為の施設なので、美容室や写真室など必要な設備が整っていることが特徴的です。
ゲストハウス
ヨーロッパ邸宅のような一軒家を貸切にするウェディングスタイルが特徴的です。ほとんどが2000年代に建てられた会場のため新しい建物が多いです。一軒家なので色々な演出やコーディネートができオリジナルの演出ができます。
専門式場のメリット
・結婚式を専門に行うところなので、経験豊富なスタッフが揃っており準備から当日の進行まで一貫して任せられ、サポート体制が充実している。
・専門に造られているのでイメージ通りのコーディネートや演出が叶う。
・ドレスや引き出物なども提携先が充実している。
・音響や照明などの設備がプロ並み。
・婚礼用の豪華な内装が整えられているので、格調高い結婚式を演出できる。
専門式場のデメリット
・1日に複数の式が行われることがあるので会場によっては、式当日に他のゲストや花嫁にバッタリ会うなど慌ただしくゆっくりとできない。
・低料金のパックプランでは、内容の変更が出来なかったりする場合もある。
・持ち込み料がかかる会場もある。
・遠方からきている場合、宿泊施設がない。
専門式場の平均予算
東京を例にとると、専門式場でのウェディングの平均費用相場は70名のゲストを招待した場合で、約245万円となります（ただし、基本料金は会場によって異なるのであくまでの目安です）。招待する人数・装飾・演出・料理等にどれほど力をいれるかによっても変化します。
【専門式場の内訳例】
・挙式費などの会場費
・料理
・演出
・衣装（ドレス・タキシード・着物など）
・装飾、装花、ブーケ
・引き出物、引き菓子
・招待状、席札、席次・司会者、カメラマン、音響オペレーター費用
・スタッフへの心づけ
・スピーチのお礼、余興のお礼、お車代
専門式場の節約ポイント！
□平日や夏場・冬場など結婚式場の閑散期を狙う。
□「仏滅」の日取りを選んで式を挙げることもリーズナブルになるポイント（仏滅プランなど行っている会場もあります）。
□1～3ヶ月前といった直前の日程で式を挙げることで金額の交渉ができる。
□ゲスト人数を見直し料理のコストを抑え、席次や席札など、手作りできるものは手作りする。（アイテムの持ち込み料がかかる場合もあるので確認しましょう。）
他の花嫁と鉢合わせない方法
専用式場になると、1日に複数組の結婚式を行うことが多々あります。人気の会場であれば尚更結婚式の回数も増え花嫁と鉢合わせすることも…。しかし、サービスがしっかりとした施設であれば花嫁たちが鉢合わせしてしまうという心配はなくなります。まずはプランナーに相談することが大切です。
また、春や秋など気候の良い季節・大安などのお日柄は、挙式を挙げる組数も多いため、鉢合わせしてしまう可能性が高いので夏や冬の季節、また仏滅などあまり人気のない日取りを選ぶと他の花嫁の姿を見かける心配も減ります。
まとめ
専門式場は新郎新婦のイメージを演出し叶えてくれる魅力的な式場です。どの結婚式場もメリット・デメリットありますがお二人が挙げたい結婚式と照らし合せて、不安なことがあれば専門式場のプランナーに相談すると良いでしょう。お二人だけのオリジナルの式を叶えてください。
