結婚顔合わせ食事会の費用の支払い。タイミングや誰が払うかを事前に確認

顔合わせ食事会では、誰が食事代を負担し、どのタイミングで支払うのかを事前に決めておくと、当日和やかな空気を乱すことなくスムーズです。費用の負担の分担方法など、お金の問題は、結婚を決めた二人が中心になって、事前に両家の家族と話し合っておきましょう。

この記事のINDEX

結婚顔合わせ食事会の支払いとは

顔合わせ食事会の支払い

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結納ありか結納なしかの確認をとる

まずは、顔合わせ食事会の前に両家の親に「結納はするか、しないか」の確認を取りましょう。現在では結納をしないケースが増えています。ですが、略式結納といった、簡略化した結納を行うケースも多いですし、簡単に結納品を新婦の家に納めるような形式をとる場合もあります。その際の顔合わせ食事会の費用に関しては、結納金を新郎側が持参する代わりに顔合わせ食事会の費用は新婦側の家が持つこともありますので、結納の形式と支払いに関しても確認をとる必要があります。

顔合わせの費用分担法は事前に決める

顔合わせの費用を誰が、どのように負担するか、食事会当日までに両家が話し合い、決める必要があります。
まず婚約する二人が話し合って決め、それぞれの家に考え方を伝えましょう。双方の意見をヒアリングして、再度二人で話し合って、両家の足並みをそろえて、事前に支払い方法を調整します。顔合わせ当日に支払いに関して両家のどちらが払うかで揉めてしまうことは一番避けたいことです。支払い方法と負担の分担を、両家で決め、支払い時の段取りなども双方に伝えておきましょう。

顔合わせ食事会の費用負担方法

顔合わせ食事会

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顔合わせ食事会の費用分担の考え方には、次のような方法があります。

結婚する二人が食事費用をすべて負担する

「今までありがとう」という親孝行の意味も含めて二人が負担する考え方で、新郎新婦が両家家族を食事会に招待し、かかった食事代を新郎新婦二人がもつというスタイルです。それぞれの家族の参加者分を、新郎新婦がそれぞれで負担する形になります。

両家がそれぞれの家族の分を持つ

両家の親が両家にかかった分を、兄弟などの参加人数分合わせて負担する考え方です。顔合わせ食事会は「家同士のつながりを深めるもの」という考え方もまだ多くあり、そういった場合は各親が食事会の費用を負担します。

新郎が費用をすべて負担する

「自分が主催者として全額持つほうが自然」と考えている新郎も少なくありません。

新郎側、または新婦側の家がすべて負担する

結納を行う場合、または顔合わせ食事会をどちらかの家で行う場合は、新婦側の家、または食事会に招いた側の家で食事代をすべて負担します。また結納を行わなかった代わりに顔合わせ食事会の費用を結納金の代わりとして全額負担する、と考える新郎側の家庭もあるようです。

顔合わせ食事会の費用負担を決める時期

顔合わせ食事会

iStoc / lifenowlovers

顔合わせの費用をどのように負担するかは、必ず食事会当日までに決める必要があります。上記に挙げたような方法のどれにするのか、まず婚約する二人が話し合って決め、それぞれの家に考え方を伝えます。実は両親サイドから「家で出す」「新郎サイドが全額出す」と言われるケースはいまだに多いようです。その意見をくみ取り、再度二人で話し合って、どの方法が両家の足並みがそろい、調和がとれるのかを調整します。
一番よくないのは、顔合わせ当日の支払いの段階で、両家がどちらが払うかで揉めてしまうこと。そうならないためにも、必ず事前に支払い方法と負担の分担を、両家両親にはっきりさせておきましょう。

顔合わせ食事会の支払いば誰がいつ払うか

顔合わせ食事会

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食事会費用を誰が払うか

どのような費用分担になっていたとしても、「まずは新郎または新婦が一括して支払いを済ませる」ことがスムーズです。
食事が終わり、最後に両家がそれぞれ財布を開く…という光景は、あまりスマートではありません。どういう負担の分担になっているのか、うまく伝わっていない場合なども、考え方の行き違いでトラブルの元となる原因になります。一旦は、二人のうちどちらか(主に新郎)が食事代を全て清算し、食事会お開きのあとに、各家のプライベートな場所、時間に費用についてのやりとりをするのが望ましいでしょう。

食事会の費用を支払うタイミング

レストランや料亭などで行う顔合わせ食事会では、基本はテーブル会計になります。ただ、食事会の場で支払いのやりとりをするのはスマートではありません。
支払いのタイミングは、食事が一通り済んでお開き前の歓談中に、トイレに行く際にキャッシャーにおもむき、一括で支払う形がベターです。

遠方から顔合わせ食事会に来訪する場合の支払い分担と方法

交通費・宿泊費がかかる場合

両家実家の距離が離れている場合、顔合わせの会場までにかかる交通費(飛行機・新幹線)、宿泊費がかかることも。両家の中間で行う場合と、どちらかの実家の近くまで来てもらう場合では、費用負担の考え方が変わってくる場合があります。

顔合わせ費用の負担方法の考え方

新郎新婦がすべて持つ

新郎新婦が親孝行の意味で、自分の親にかかっている分は自分で持つ、または新郎新婦が2人で持つことが多いようです。または、食事代・交通費のどちらか全額を新郎新婦が手配し負担するといった方法も。
親が自分で手配して全額自分で持つこともあります。

交通費は各自、食事代は新郎新婦または親がもつ

食事会が中間地点の場合は、それぞれの家が、それぞれの家でかかった食事代、交通費や宿泊費を負担することが多いようです。

会場に近い家が食事代を全てもつ

どちらかの家が、どちらかの家の地元まで顔合わせのために来訪してくれた場合は、来訪する側は自分たちの交通費を負担し、会場に近い側が顔合わせの食事代を負担する、などの分担になることが多いようです。

支払い方

新郎新婦が全員分のチケット、宿泊先をあらかじめ手配して、参加する両親や兄弟に送る方法が一般的です。顔合わせを行うホテルなどをそのまま宿泊先にして、食事代と宿泊代の総額を全て一括でホテルに支払うよう手配するなどの方法もあります。

まとめ

顔合わせ食事会の費用は、両家が和やかに、そしてスムーズに親睦が深められるよう、費用に関するさまざまなことは事前に決めておくことがベストです。その際に、支払いの負担や、当日に誰が支払うかなど、詳細な部分まで決めておき、事前に両家に根回しをしてに決めておくのがベストです。
支払いは一括で代表の新郎新婦どちらかが行うよう、事前の段取りやタイミングを決めておきましょう。

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結婚式準備.com編集部

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