結婚式二次会や結婚パーティのお呼ばれドレス・ワンピースの選び方を徹底解説!服装マナー・相場を確認し20代30代向けに画像でコーデを紹介

結婚式二次会での女性の主な服装はドレスやワンピースが非常に多く選ばれ、実は結婚式披露宴に出席する服装とさほど変わりはありません。しかし、披露宴と比べるとカジュアルなパーティでマナーも若干緩やかであるため、何を選んだらいいか、マナーについて迷ってしまうゲストも多いでしょう。結婚式二次会や結婚パーティのお呼ばれドレス・ワンピースの選び方を徹底解説!二次会に招待されるケースの多い20代30代向けに人気の服装を画像で紹介します。

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結婚式二次会の服装選びの3つのポイント

結婚式二次会の服装選びの3つのポイント

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結婚式の二次会とは披露宴の後に行う、友人などを呼んで楽しむ、披露宴よりカジュアルなパーティーのこと。新郎新婦の親しい友人や同僚などが多く集まります。
結婚式二次会の服装を選ぶ際には、大きく分けて3つのポイントがあります。

【1】二次会でも結婚式の基本服装マナーは押さえること

二次会の服装は結婚式と比較しても、ややカジュアルでも大丈夫となりますが、結婚式の最低限の服装マナーを押さえる必要はあります。この記事で紹介をする服装マナーを、しっかりと押さえましょう。

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結婚式披露宴と二次会の服装マナーやルールに違いはある?

結婚式二次会は披露宴と異なり、夜に行われる場合が多いのと、年齢の近い親しい人のみがゲストであるケースが多いため、マナーは比較的緩やかです。夜のパーティではノースリーブでの出席はOK、ゴールドや華やかなアクセサリーもOKですが、基本的には会場の格式に合わせた服装マナーを守るのが前提です。

【2】披露宴よりはカジュアルな服装でOK

挙式や披露宴は、結婚の儀式が行われたり、親族や目上の方も多く参加をされるので、マナーを守ったフォーマルの高い服装が求められます。それと比較をして二次会は挙式などの儀式もなく、ゲストも友人のみの場合も多いので、そこまでかしこまった服装でなくても大丈夫です。
一般的にドレスコードは「平服」という表現で表される場合もあります。

結婚式二次会の招待で書かれる「平服」とは?

結婚式二次会の招待状の文面によく書かれている、「平服でお越しください」の一文。「正礼服(フォーマル)」や「準礼服(セミフォーマル)」より一段階ドレスダウンした「略礼服」を指し、カジュアルな普段着でO Kという意味ではありません。お祝いの席という、改まった場にふさわしい服装を心がけることが大切です。
略礼服は「お洒落なお出かけ服」と考えるとわかりやすいです。間違えてもTシャツやジーンズなどの「カジュアル」な服装を選ばないようにご注意下さい。

【3】二次会会場の格に合った服装選びが大切

結婚式の二次会会場は幅広いので、基本的には会場の雰囲気に合わせた服装を選びます。フォーマルな二次会会場にはフォーマルな服装を、カジュアルな二次会会場にはきれい目な服装を心がけて下さい。

結婚式二次会の服装のドレスコードを確認!会場と内容に服装の格を合わせよう

結婚式二次会の服装のドレスコードを確認!会場と内容に服装の格を合わせよう

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結婚式二次会の服装は「二次会会場にあったドレスコードの服装を選ぶ」必要があります。
というのも、結婚式二次会をおこなう会場の種類は結婚式以上に幅広く、服装を選ぶ前には以下の2つについて最低限は調べる必要があります。

・会場の格式やテイスト
・食事の提供方式(立食か着席か)

会場に合わせたドレスやワンピースのテイスト

近年の結婚式二次会の会場は、ホテル、レストラン、居酒屋、パーティースペースなどで行われることが多くなっています。 二次会の招待状には当日の会場が記載されていますので、どんな雰囲気の会場なのか事前に調べておくことが大切です。
結婚式二次会では、その場にふさわしく、きちんとした服装をすることは新郎新婦に対する心配りでもありマナーです。 カジュアル過ぎる服装や新婦よりも目立つ派手なドレスやアクセサリーを身に着けると、その場の雰囲気を台無しにしてしまうことも…。
女性の場合は服装のバリエーションが多いので、何を選ぶかで迷ってしまう人も多いかもしれません。 結婚式二次会の会場は多様化しているので、場所に合わせた服装マナーをおさえておきましょう。

食事の提供方式

結婚式披露宴はゲストひとり一人に席を設け、着席のコース料理をふるまうスタイルが多いのですが、結婚式二次会をはじめカジュアルなウェディングパーティでは、食事を自分でとりにいき、会話を楽しみながら食べる立食ビュッフェスタイル、または着席ビュッフェスタイルが多くなっています。
立食スタイルでは、休憩のための椅子は設けられているものの全員分はなく、ゲスト数のわりに数が少ないケースも見られるため、2時間~3時間立ちっぱなしという場面も考えらるでしょう。パーティの服装に合わせる靴はヒールのあるパンプスが一般的ですが、パンプスを履きなれていない方は、あくまで服装にあうドレッシーな靴であるのと同時に、あまり高すぎるものは避ける、長時間立っていられる靴を選ぶのも重要です。
また、バッグも肩掛けにできるものやポシェットタイプ、クラッチでもアジャスタブルにするなど、立食を想定した持ちやすい小物を選びましょう。

会場に合わせた結婚式二次会のドレスやワンピースを画像で紹介

「二次会会場にあったドレスコードの服装」を、画像とともに着こなしと選び方を紹介します。

ホテルや高級レストランの場合は?

セミフォーマル・またはインフォーマル

結婚式二次会の会場が、一般的に結婚式が行われる結婚式専門場、ゲストハウス、ホテル、高級レストランで開催される場合は、セミフォーマルまたはインフォーマルなワンピースが基本です。結婚式披露宴にお呼ばれされる際の一般的な服装選び・コーデ・マナーと、ほぼ変わりはありません。上品さを心がけて、華やかなパーティ用ドレスのフォーマルスタイルをコーディネートしましょう。
光沢のあるデザイン、レースや刺しゅうが入ったドレスを選ぶと高級感を演出できるのでおすすめです。
マナーも結婚式と同様の服装マナーを遵守しましょう。ただし、ノースリーブの場合は、一般的な結婚式ではショールやジャケットを羽織りますが、結婚式二次会は夜に行われるケースが多いため、ノースリーブでの出席は問題ありません。
が、デコルテ、胸元、背中、スカート丈の開きすぎや短すぎは控え、露出は過多の服装は避けましょう。

一般的なレストラン、カジュアルレストラン、ダイニングバー、カフェの場合は?

インフォーマル・またはスマートエレガンス

二次会の招待状に「平服でお越しください」と記載がある場合は、ちょっとだけよそゆき使いのレストランや、オシャレなダイニングが会場になっているケースが多いでしょう。
普段は、Tシャツ×デニムといった、カジュアルな服装で出かけるようなカジュアルレストランでも、あくまでも結婚パーティであり、お祝いの席であるこもを忘れずにドレスアップしましょう。
女性の服装はパーティ用ドレスも問題はありませんが、もう少しトレンド寄りのドレスや、
ワンピースやセットアップ、オールインワンといった「よそ行きできれい目な服装」を意識したスタイリングも問題はありません。
フォーマルでは無地のデザインを選んでほうが良いとされていますが、バイカラーや多色柄、花柄などのプリント柄を選んでも問題はなく、会場も華やかになります。

ビストロ・居酒屋・カラオケ・パーティースペースの場合は?

スマートエレガンス・またはスマートカジュアル

最近は、結婚式二次会を仲の良い友人同士だけで盛り上がることができる、馴染みのある居酒屋やカラオケ、パーティースペースを貸し切って行うケースも増えてきています。
二次会の服装は、スマートエレガンスやスマートカジュアルなスタイルで選びます。よそ行きのきれい目な服装か、普段使いでもきれい目のアイテムをチョイスして、カジュアルすぎない服装でまとめると良いでしょう。
女性の場合は、きれいめのワンピース、ブラウスとスカートの組み合わせなど、いつもよりドレスアップした、よそ行きの服装であれば問題ありません。
ただし、場所はカジュアルでなじみ深い場所と言ってもお祝いの席の二次会であることを忘れずに、カジュアル過ぎる服装は避けた方が良いでしょう。
デニムやコットンワンピースなど、普段着と変わらない服装では、写真撮影をしても特別感が出ず、お祝いの気持ちが伝わらないおそれも。
カジュアルな会場でもラフに着こなしになり過ぎないよう、適度なフォーマル感をプラスしてください。

結婚式二次会でパンツドレスなどパンツスタイルはOK?

結婚式二次会のゲストは、基本的に新郎新婦と距離感が近く、年齢も近い友達や同僚といったカジュアルな間柄がほとんどです。
そのため、年配の方や目上の方への配慮はあまり問題はなく、女性の服装としては格が低いパンツドレスをはじめとするパンツスタイルといった服装も気兼ねなく選べます。
実は、メンズライクなパンツスタイルはスカートよりも「格」が低いとされており、ドレッシーで華やかなパーティー向けのパンツドレスは、セミフォーマル(準礼装)、インフォーマル(略礼装)にあたりますが、スカートに比べるとカジュアル要素の強いスタイルになります。
結婚式二次会でパンツドレスやパンツスタイルを選ぶ際は、次のような方におすすめです。

幹事、司会、受付、余興といった役割をまかされている

二次会の幹事・受付・司会などを任されている場合、ゲームの手配や出し物の準備など、慌ただしく動き回らないといけないシーンが多く発生するため、パンツドレスなら裾のめくれや着くずれの心配がないので安心です。

ドレススタイルとイメージを変えられる

お呼ばれが多い20代30代女性は「次は何を着て行こう?」と、頭を悩ませている女性も多いのではないでしょう。
定番のドレスやワンピースを選んでおけば、失敗も少なく安心はできますが、どんなに気合いを入れてドレスアップしても、同じようなドレスの女性ばかりでマンネリを感じる方も、
パンツドレスはパーティシーンのイメージ変えや着こなしの幅を広げられるアイテムです。
セパレートのセットアップタイプは、スカートのセットアップと組み合わせ、着こなしのバリエーションを増やすことも可能です。

結婚式二次会のドレス・ワンピース選びの購入ブランドや費用相場

結婚式二次会のドレス・ワンピース選びの購入ブランドや費用相場

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結婚式二次会のドレス・ワンピース選びは、一般的な結婚式に比べ、費用をあまりかけず、手持ちの服やファストファッション、レンタルを利用した手配が多い傾向です。

結婚式二次会のお呼ばれドレスの費用相場…1万円前後が目安

結婚式披露宴の服装に比べ、結婚式二次会のドレス・ワンピースは、華やかな装いでも比較的低予算で済ませたいと考えている方が多いでしょう。結婚式や披露宴出席用のドレスが手持ちであれば、それを使いまわす方が多くなっています。
新しく購入する場合、一般的なお呼ばれのフォーマル用ドレスの相場は3万円~10万円が目安ですが、結婚式二次会のみの出席の場合はファストファッションや通販などを利用して、1万円前後できれい目なアイテムを選び、予算は抑えられる傾向です。

結婚式二次会のドレス選びはレンタル利用もおすすめ

レンタルドレスの相場は、1回の使用でおおよそ5000円から1万円。誰もが知るハイブランドの、10万円以上する高級ドレスでも2万円前後でレンタルできます。また、追加料金でドレスのコーディネートにぴったりあわせた靴、バッグ、羽織もの、アクセサリーなどもレンタル可能です。
1回の使用で考えれば、購入よりも低予算で二次会に参列する準備が整うでしょう。

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結婚式二次会で幹事・司会・受付・スピーチを頼まれた際のドレス選びとコーディネート

結婚式二次会は基本的に費用をそこまでかけない、ゲストにパーティ運営を手伝ってもらって成立するパーティのため、何かしら役割を任されるケースも多いでしょう。その際には、3つのポイントに合わせたドレス・ワンピース選びがおすすめです。

明るく華やかな印象のドレス

二次会で役割を任された際は、新郎新婦の代理として、パーティの顔役としての役割を考え、明るく華やかなドレスがおすすめです。

お辞儀をしたときに胸元が見えないドレス

挨拶でお辞儀をすることが多いため、お辞儀の際に胸元の露出が見えない品の良いデザインを選びましょう。

動きやすいコーディネート

特に幹事や受付を任された場合は、動きやすいデザインのパンツドレスなどもおすすめです。

20代女性の結婚式二次会のドレス選びのポイントやおすすめドレスを画像で紹介

20代の女性におすすめしたい、華やかな結婚式二次会用のドレス・ワンピースをご紹介します。

ノースリーブデザインのドレス

夜のパーティに相応しいノースリーブのパーティドレスは大人の女性への第一歩。露出しすぎに気を付けて1枚で着られるデザインを選びましょう。

花柄プリントのドレス

パーティの気分を盛り上げる華やかな花柄プリントのドレスは、二次会だから気兼ねなく選べるドレスです。

セパレートのセットアップ

結婚式のお呼ばれが増える20代が1着持っていると着回しの幅がぐっと広がるセットアップ。上下を別のアイテムと組み合わせて着たりと、シーンやゲストに合わせて対応できます。

0代女性のの結婚式二次会のドレス選びのポイントやおすすめドレスを画像で紹介

30代の女性におすすめしたい、上品で大人の着こなしができる結婚式二次会用のドレス・ワンピースをご紹介します。

袖付きのカラードレス

格式の高い会場に対応可能な袖付きのカラードレス。上品な深みのあるカラーを選んで、会場を華やかにしましょう。

バイカラーのドレス

大人のおしゃれな着こなしができるバイカラードレスは、二次会だからなんの気兼ねなく選んで着用できるドレスです。

セパレートのドレッシーなパンツドレス

普通のドレス、ワンピースの着こなしに飽きてきた方におすすめなのがセットアップスタイルのパンツドレス。上下別々に着こなせるので他のアイテムとの組み合わせもOKなだけでなく、おしゃれ上級者に手軽に見える旬のアイテムです。

結婚式二次会にお呼ばれした際のドレス選びで気を付けたいマナーや注意点

結婚式二次会はアットホームな内容のパーティであるぶん、どうしても服装選びのマナー面で失敗しがちです。下記が特に、服装選びで失敗しがちなマナーとなるので、気を付けてください。

・新郎新婦と被る白
・葬式のような全身黒
・アニマル柄などの柄物アイテム
・カジュアル過ぎる服装やアイテム
・新郎新婦より目立つ派手な服装
・季節感のない服装
・会場の雰囲気に合わない服装

ただし、結婚式では殺生イメージのあるアニマル柄やファーアイテムがNGとされますが、カジュアルな二次会や目上の方のいない場合は、最近ではOKとされるようになってきています。
また、移動時の服装や会場のクロークに預けるものに関しては、ある程度なにを選んでも大丈夫です。基本的には「会場内」での服装マナーを押さえてください。

真っ白のドレス

真っ白のドレスは、二次会で新婦の衣装と被る可能性が高いので避けるようにしてください。 白に近い薄いベージュ、白いボレロやカーディガンなどの羽織り物にも注意してください。

全身黒の服装

全身黒のワンピースやスーツは不祝儀の礼服を連想させるため、新郎新婦の門出にはふさわしくありません。 黒いワンピースには、靴やバッグ、ストールに明るいパステルカラーやシャンパンカラーを取り入れると良いでしょう。

黒いストッキング・タイツ

黒いストッキングもお通夜やお葬式を連想させるため、お祝いの席には合わずNGです。

露出度の高いドレス

2二次会でノースリーブは問題ありませんが、露出度の高いドレス、身体のラインがはっきりと出るドレス、マイクロミニドレスはNGです。特に胸元が開きすぎのドレスには注意を。

アニマル柄や毛皮の洋服・小物

アニマル柄や毛皮の洋服・小物は、「殺生」を連想させてしまうため、避けた方が良いでしょう。 ファーアイテムも食事中に毛が舞い散りやすいので、格式高い結婚式の二次会では不向きです。

派手過ぎる主張がつょずぎるアクセサリー

過度に光るアクセサリー、花嫁より目立ってしまう派手なデザイン、ブランドロゴが目立つ主張が強すぎるアクセサリーは避けましょう。

カジュアルな靴

サンダル、 ブーツ、ミュール、スニーカーはカジュアルになるため避けてください。
素足を見せるのはは清潔感に欠けるので、フォーマルな場ではマナー違反とされています。

生花やティアラ

ヘアスタイルはハーフアップ、オールアップスタイルまとめて華やかさを出しましょう。 ただし、新婦よりも目立つヘアアクセサリー、ティアラ、生花のコサージュは避けるようにしてください。

まとめ

結婚式二次会の女性のドレス・ワンピースは会場に合わせたテイストを楽しもう

結婚式二次会の女性のドレス・ワンピース選びは、まずはどんな会場でパーティが行われるかを下調べしたうえで、食事の提供状況も含めて選ぶとスムーズです。マナーは結婚式とさほど変わりはありませんが、夜で気兼ねない間柄のゲストが多い分、おおらかにマナーを守りましょう。
二次会の会場はかなり幅広い種類から選ばれますが、そのテイストにあわせてお呼ばれファッションを楽しんでくださいね。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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