結婚式二次会の会場に合わせた服装でのぞむ
stanislav_uvarov – stock.adobe.com
ホテルや高級レストラン
会場がホテルや高級レストランの場合は、披露宴にも参加するようなフォーマルな服装でのぞみましょう。フォーマルな服装とは次の特徴が当てはまります。
- ひざ下丈のワンピースやドレスなど
- 光沢があるシルクやサテン生地で作られたアイテム
- 総レースのアイテム
- キレイめで上品なアイテム
- プリント柄を避けた無地のアイテム
カジュアルなレストラン
カジュアルなレストランの場合、上記で紹介したフォーマルな服装では浮いてしまう恐れがあります。インフォーマル(略式・非公式)な服装を意識しましょう。
- ワンピースやセットアップスーツなど
- 色柄やバイカラー、プリント柄のアイテム
- 着丈に決まりはないが露出度の高いアイテムは避ける
- ノースリーブにはショールやジャケットを羽織る
- 光沢や透け感が少ないアイテム
パーティスペースや居酒屋
パーティスペースや居酒屋の場合、フォーマルなドレスは浮いてしまいます。普段着よりもキレイめな服装でのぞみましょう。
- ワンピースとカーディガンを合わせる
- ブラウスとスカートを合わせる
- ラフ過ぎる服装やアイテムは避ける
二次会で着る服装のマナー違反もチェック!
Taras – stock.adobe.com
トップスやボトムスのマナー違反
まずは、トップスやボトムスのマナー違反を5つご紹介します。
白や黒だけのコーディネート
結婚式関連での白は、新郎新婦のための特別な色です。白いワンピースやドレスは避けましょう。淡いベージュやシルバーも白に見えてしまうので、明るい差し色を取り入れて白色のコーディネートに見えないようにしましょう。
また、全身真っ黒に統一したコーディネートは、喪服をイメージさせてしまいます。羽織物や小物で明るい差し色を作って、華やかにしてください。
カジュアルな素材のアイテム
綿や麻、デニム生地で作られたようなカジュアルな素材のアイテムは、二次会とはいえ結婚式のイベントにふさわしくありません。普段着のような印象を与えてしまいます。
過度な露出の服装
胸元や背中が大きく開いたりスカート丈が極端に短かったりするワンピースやドレスは、お祝いの場にふさわしくありません。なるべく肌の露出は少なくして、清潔感のある服装をこころがけましょう。
派手すぎる服装
デザインが奇抜、または派手すぎるアイテムの着用は悪目立ちします。二次会はカジュアルなパーティといってもイベントの主役は新郎新婦です。ふたりより目立つ服装は避けましょう。
毛皮や動物の皮、アニマル柄
ファー、毛皮、ワニ革、ヘビ革など動物の毛皮で作られたアイテムは殺生をイメージさせ縁起がよくなく、お祝いの場に着ていくのはマナー違反とされています。また、アニマル柄はカジュアルな印象を与えるので避けるのが無難です。
靴と足もとのマナー違反
次は、靴と足もとのマナー違反を3つご紹介します。
ブーツ、サンダル、ミュール、スニーカー
ブーツ、サンダル、スニーカーはカジュアルなアイテムのため避けましょう。また、つま先が空いたオープントゥや、かかとが空いたミュール、ストラップがついたデザインもフォーマルな場にふさわしくありません。
基本的に布製やエナメル素材のパンプスで、ヒールが5cm以上のものを選ぶのが正解です。
黒や色柄のストッキング
黒のストッキングは喪服をイメージさせ、マナー違反とされています。また、カラータイツや網タイツも避けてください。ストッキングはベージュなどナチュラルカラーのものを選ぶのが適切です。
素足
フォーマルな場面で素足になるのはマナー違反です。暑い夏でもストッキングは着用しましょう。ストッキングの色はベージュやナチュラルカラーのような肌なじみのいいものを選びましょう。
バッグやアクセサリーのマナー違反
次は、バッグやアクセサリーのマナー違反を3つご紹介します。
ワニ革、ヘビ革、アニマル柄
ワニ革、ヘビ革、ファー素材で作られたバッグは殺生をイメージさせるのでお祝いの場にふさわしくありません。アニマル柄はカジュアルな印象が強くなってしまいます。
ブラックパール
ブラックパールは葬儀をイメージさせてしまうため、結婚式イベントでの着用はマナー違反です。パールをつけるなら白を選びましょう。
昼の二次会でキラキラしたアクセサリー
昼に行われる二次会ではキラキラしたアクセサリーは避けたほうがよいでしょう。パールなど控えめで上品なアイテムを選んでください。一方、夜に行われる二次会ではラインストーンやダイヤモンドなど華やかなアイテムが好まれます。
招待状に書かれる平服とはどんな服装?
peach100 – stock.adobe.com
招待状によく記載されている『平服』
結婚式二次会の招待状が送られる際、よく記載される文言のひとつに「平服でお越しください」というものがあります。平服とは略礼装のことで、「正礼装や準礼装のようなドレスコードでなくてもよいですよ。」という意味です。
女性の場合、平服はワンピースやスーツのことを指します。スーツならパンツ、スカートどちらを着用しても構いません。さらに、ワンピースやスーツには、お祝いの席を華やかにするアクセサリーや小物を合わせましょう。
平服はカジュアルな服装という意味ではありません。Tシャツやデニムなど普段着は該当しないので、注意してください。
結婚式二次会の服装例
五分袖ドレスなら上からショールやジャケットを羽織る必要がありません。ピンクやパープルのくすみカラーを選択することで、華やかさと大人っぽさを演出しています。
カーディガンとスカートがセットになったアンサンブルアイテム。白×ピンクでお祝いの場にふさわしいコーディネートです。
無地のネイビーで作られたセットアップ。ネックレス、バッグ、パンプスなど小物をアイボリーカラーに統一して色味に華やかさも出しています。
まとめ
マナーを守った服装で二次会に参加しましょう
結婚式二次会の服装は、会場の雰囲気に合わせたタイプに分かれます。また、マナー違反となるコーディネートやアイテムもあるので、用意する前にきちんと確かめましょう。お祝いするのにふさわしいワンピースやドレス、スーツなどの服装でのぞみ、新郎新婦の晴れの日を祝福してください。