手作りアイテムにはそれぞれ難易度やかかる時間が異なる
結婚式にオリジナリティを演出しようと思えば、たくさんの手作りアイテムを取り入れたくなるもの。ですが、欲張りすぎて準備が大変になってしまうのもよくありません。おふたりのイメージに合うものを厳選し、それぞれの手作りアイテムの難易度や準備にかかる時間を理解して絞り込んでいきましょう。
時間とテクニックを要するムービーはオーダーがおすすめ
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手作りしようと思えば、かなりたくさんのものが手作りで準備できます。ですが、やみくもに選んでしまうことで、「これだったらオーダーした方が良かったかも」という残念な結果になることもあります。
特に、披露宴中に上映するムービーは、オーダーするのがおすすめです。手作りのムービーは手間も時間もかかるため、技術に自信がある場合を除いて、手作りするよりもオーダーする方が完成度が高く時間の節約にもなると言えます。
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逆に、手間も技術もそれほどかからないけれど、ゲストの印象に強く残る手作りアイテムもあります。それが、ウェルカムスペースのデコレーションアイテムです。ウェルカムボードや、受付周りに飾る写真など、このあたりはゲストの目に留まる機会が多く「わぁ、おふたりらしくて素敵だな」と感じてもらうためにもぜひこだわっていただきたいポイントです。
結婚式で手作りにチャレンジするなら選んでおきたいアイテム5選
披露宴のテーブルに置くペーパーアイテム
ゲストが披露宴会場に入り着席するときに必ず目にするのがテーブル上にあるものです。ここには、華やかに飾られたお花や美しく磨かれたシャンパングラスなどがあります。ここに手作りのペーパーアイテムがあると、おふたりらしさを効果的に演出できます。
メニュー表は必ずしも作らなければいけないものではありませんが、ゲストが食事の内容やドリンクのメニューを知ることができるメリットがあるため、ぜひ準備しておきたいアイテムです。そして、手作りするのも簡単で、メニュー表と席札のデザインを合わせることでテーブルコーディネートに統一感を持たせることができます。
受付周りのデコレーショングッズ
ウェルカムスペースは、披露宴開始前にゲストが待合の場として利用するところ。ここには、新郎新婦らしさの伝わるアイテムをたくさん準備して飾り付けるのがおすすめです。
手作りアイテムとしては、新郎新婦の写真をベースにしたウェルカムグッズにチャレンジするのが良いでしょう。フォトフレームを使ったものや、写真をおしゃれなピンでとめて紐にぶら下げるもの、コルクボードに直接貼り付けるものなどさまざまな方法があります。式場の雰囲気に合わせて作ってみましょう。
手作りの定番!ウェルカムボード
結婚式の手作りアイテムとして特に人気の高いもののひとつに「ウェルカムボード」があります。ウェルカムボードは披露宴会場のドア付近に飾る大きなボードで、ウェルカムボードの横に立ち写真を撮るゲストもたくさんいるため、重要なアイテムとも言えます。
こちらのお写真はウッドボードを利用したナチュラルなウェルカムボードですが、会場や結婚式自体のイメージに合わせて自由に作成して構いません。中には、おふたりの似顔絵をプロのイラストレーターに書いてもらいそれをボードにするケースや、おふたりの前撮り写真をそのままボードにするケースもあります。
写真に残る機会の多いリングピロー
挙式の際に必ず必要になるのがリングピローです。多くの式場で、リングピローの貸し出しを無料でおこなっているものの、こだわりのリングピローを持ち込み使用するケースの方が圧倒的に多いです。リングピローは挙式の際の写真撮影で使われる機会が多く、アルバムにもしっかり残ります。
こちらは和装での結婚式に合わせて作成されたリングピローです。和の雰囲気をしっかりと演出しつつ、シンプルで素敵なデザインですね。このように、洋装なのか和装なのかによってリングピローのデザインを考えたり、チャペルの雰囲気に合わせて作ったりするのも素敵です。
披露宴の締めくくりに手作りのプチギフトを
披露宴がお開きになるとき、最後に新郎新婦がおこなうことと言えば「送賓」です。送賓の際にはゲストひとりひとりと挨拶を交わし、手渡しでプチギフトを差し上げるのが一般的です。このときのプチギフトには、おふたりらしさを演出する手作りアイテムを使うのがおすすめです。
プチギフトの商品自体は購入して、ラッピングだけおふたりのこだわった包装にするのも素敵です。受け取ったゲストもきっと喜んでくれることでしょう。
まとめ
気になる物や作りたいものから花嫁DIYを始めよう!
結婚式の手作りアイテムは簡単かつインパクトの強いものから挑戦するのがおすすめです。ここで紹介した手作りアイテムはどちらもゲストの印象に残りやすいものばかりです。気になるものからぜひ取り掛かってみてくださいね。おふたりらしい素敵な結婚式を叶えるために、手作りアイテムを有効に活用しましょう。