おしゃれな席次表代わり!シーティングチャートを結婚式に取り入れよう

海外で定番のアイテムが日本に進出し人気上昇中!!席次表の代わりとなる『シーティングチャート』をご存知ですか?日本の結婚式のように一人一人に席次表を配らない文化である海外を参考に、披露宴会場の前にシーティングチャートを設置してゲストをお迎えする新郎新婦が増えてきているんです。初めて知った方やこれからペーパーアイテムを制作する方は、まずシーティングチャートの魅力を知っておきましょう!

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    次世代の席次表の誕生!?

    結婚式には欠かすことない、披露宴会場の前で受付をした時に渡される『席次表』。結婚式二次会であれば、好きな席に座ってもらったり立食形式が多いため席次表を用意する必要はないですが、結婚披露宴となれば着席形式がほとんどなので席次表が必要になります。

    あらかじめ新郎新婦からこの席に座って欲しいという指定し、ゲスト一人一人を席へと案内をする重要なアイテムです。
    招待状、席札、プロフィール帳(プロフィールブック)などのペーパーアイテムに合わせて、会場の雰囲気やウェディングテーマとマッチしたデザインなどにこだわると思います。でも実際のところ、ゲストからしてみれば、式が終わり自宅に帰った後には捨ててしまうことも多いのが事実…

    そこで、席次表の代わりとなる『シーティングチャート』を取り入れてみませんか?一人一人に用意するという風習がない海外の結婚式では定番のウェディングアイテムが、「便利でおしゃれ!」だと日本の花嫁たちの間で人気を集めています!

    シーティングチャートとは

    シーティングチャート

    『シーティングチャート(Seating Chart)』とは、披露宴会場の入り口付近に、ゲストに対して『会場に入ったらこちらの席に座ってください』と教えてあげる案板のことです。

    欧米では日本とは違いゲスト一人一人に席次表を配るという風習がないため、シーティングチャートを見てゲストに自分の席をチェックしてもらいます。ウェルカムボードのように二人らしさを出すことができるアイテムとなるので、海外では楽しみにしているゲストも多いものです。
    披露宴会場の入り口はもちろん、二人らしさがギュッと詰まっているウェルカムスペースにシーティングチャートを設置すると、素通りされずに確実に見てもらえてゲストの印象に残るおすすめのウェディングアイテムです。

    シーティングチャートの良いところ

    シーティングチャートの良いところは、席次表というペーパーアイテムを制作する手間や予算を削減できるという点の他にも、ゲストの人数の釣り合いなどで細かな関係を探られることがないという利点も持っています。

    席次表となると、ゲスト一人一人の名前に添えて新郎新婦との関係を記入することになり、主賓になればどの企業のどんな人なのかというのが他の人にもわかってしまうことになります。
    シーティングチャートであれば、名前のみで細かく記載する必要がなく、ゲストみんながどんな人なのか関係なく楽しんでもらうことができるので、気を使わせることもなく楽しい披露宴のひとときを過ごすことができるでしょう。

    シーティングチャートのデザインは自由自在!

    シーティングチャートのアイデア

    シーティングチャートは、アイデア次第でさまざまな形にアレンジすることができます。
    一般的な席次表のように図案のようにテーブルを描いた配置にすると、まだシーティングチャートに慣れていない年配の方などのゲストにもわかりやすくて良いでしょう。
    他にも、座席の位置まで記入せず、どのテーブルに座るというのだけ書かれたシーティングチャートもあります。

    もしも大人数での結婚披露宴となれば、中心近くになるほどに自分のテーブルの位置がわかりにくいこともあります。そこでテーブルごとにA・B・Cなどのアルファベットやお花の名前などを付けて、各テーブルに目立つように大きな札を設置しておくとそこに向かっていくだけなので、ゲストも迷わずにたどり着きます。
    例えば音楽が大好きという新郎新婦であれば、楽器の名前でテーブルナンバーを書くなど、お二人の趣味やウェディングテーマに合わせるのも素敵なアイデアです。

    アイデア1 黒板を使ったシーティングチャート

    @sdesigns / Instagram

    大きな黒い黒板タイプも人気があります。
    白いチョークで筆記体や手書き風の文字を描いただけのシンプルデザイン、周りにお花を装飾として飾り付ければウエディングらしく華やかに魅せたり、アンティーク調の額縁をつけてエレガントにしたりと、お好みの雰囲気にアレンジしてみてはいかがでしょうか。

    アイデア2 ガラスを使ったシーティングチャート

    @hazeltonmanor / Instagram

    ガラス窓にゲストの名前を記入するアイデアも。この時、綺麗な状態よりも使い込まれたかのようなシャビーシックな窓ガラスを取り入れることで、海外風のお洒落を楽しむことができます。

    アイデア3 世界地図を使ったシーティングチャート

    @andallthatcraft / Instagram

    テーブル番号を国の名前に変えて、シーティングチャートを作ります。旅行が好きなお二人にはぴったりなわくわくするアイデアです。

    アイデア4 フォトフレームを使うシーティングチャート

    @weddingswithblair / Instagram

    ゲストの名前を記載されたフォトフレームや額縁とともに、二人の思い出の写真を飾る方法もあります。まるでお部屋のインテリアのような仕上がりのシーティングチャートは、アットホームなウェディングにぴったりです。

    アイデア5 布を使ったシーティングチャート

    @thehappier_official / Instagram

    ナチュラルウエディングにぴったりな布を使ったシーティングチャート。ちょっと大きいけれど、頑張れば花嫁DIYもできます。失敗しないように下書きはしっかりと!

    アイデア6 鉢に名前を書いたグリーンのシーティングチャート

    @jennrobirdsevents / Instagram

    ナチュラルウェディングをよりワイルドな雰囲気にする鉢植えのシーティングチャート。キャンドルも飾ってロマンティックにウェルカムスペースを飾ります。

    アイデア7 月の形をしたシートをぶらさげたシーティングチャート

    @chrismaclaneeventdesign / Instagram

    シートの形は、四角系だとは限らない!結婚式のテーマに合わせたモチーフでチャートを作ろう。月の形は夜の雰囲気でロマンティックな結婚式に。ナイトウェディングなら月や星、キャンドルを飾るのもよさそう。

    まとめ

    席次表より簡単に作れるシーティングチャートを結婚式に取り入れよう!

    日本ではまだ新しい席次表のカタチとして見慣れないゲストもいるかもしれませんが、「海外風のおしゃれなウェディングにしたい」「手作りの結婚式を楽しみたい」「二人らしくオリジナリティあふれる結婚式にしたい」というお二人はシーティングチャートをつくって、ゲストを自分の席へ案内してみてはいかがでしょうか?

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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