テーブル装飾に使える手作りアイテムとは
手作りのアイテムをテーブル上に置くとなると、一体どのようなアイテムがあるのでしょう。ここでまずテーブルコーディネートに使用できる手作りアイテムの代表的なものを紹介します。
席札
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披露宴の席には必ず席札を用意します。これは名刺サイズくらいの小さなもので、裏におふたりからひとりひとりにメッセージをしたためることも可能です。手作りする方がとても多い人気の手作りアイテムです。
メニュー表やテーブルナンバー
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披露宴の食事メニューやドリンクメニューを記載したメニュー表やテーブルの番号を数字やアルファベットで記載したテーブルナンバーもまた手作りしやすいアイテムです。テーブルナンバーは各卓に1つ、メニュー表はひとり1枚もしくはテーブルに2~3枚準備するのが一般的です。
ぬいぐるみやキャンドルなどの装飾品
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飾り物として、おふたりの好きな置物やキャンドル、小さなぬいぐるみなど、結婚式のテーマや目指す雰囲気に合ったものを置くことも可能です。ゲストが見たときに、「おふたりらしいデコレーションだな」と伝わりやすいので、何かお好みのものがあれば作って準備してみるのも素敵です。
テーブルコーディネートに手作りアイテムを使用する際の3つのポイント
手作りのアイテムをテーブルコーディネートに取り入れる場合には、押さえておくべき3つのポイントがあります。ここではそのポイントをひとつひとつ解説していきます。
テーブル上のスペースはかなり狭いことを理解する
想像以上に披露宴の卓上には余りのスペースがありません。場合によってはほぼ何も置けないこともあるため、この点は注意が必要です。
手作りのアイテムをテーブルに並べようとしても、シャンパングラスや装花などで十分なスペースが取れないことはよくあります。使用するアイテムは厳選し、ポイントとしてテーブルにつき1つ2つ程度に留めましょう。
こちらのテーブルを見てもお分かりの通り、テーブルには空いたスペースがありませんよね。この場合にはテーブル上の印象を一気におしゃれにまとめてくれる素敵なペーパーアイテムを取り入れましょう。
テーブルナンバーは場所を取らないですし、メニュー表などのペーパーアイテムはお皿の上に乗せるもしくは立てかけることが可能なのでスペースは問題になりません。
全体のバランスを乱さないアイテム選びを心がける
披露宴のテーブルコーディネートで重要なのは全体のバランスです。
- テーブルクロスのカラー
- 式場の雰囲気
- 装花のデザイン
これらに合わせてアイテムを選びましょう。
こちらはキャンドルを使用したテーブルコーディネートです。色味は全体にホワイトを基調にしたシンプルなイメージで高級感があります。
持ち込みのキャンドルを持ち込むこともできますが、このようなコーディネートは基本的にキャンドルも全て装花と一緒にオーダーが可能です。持ち込みや手作りにこだわらず、相談してみるのも良いでしょう。
フローリスト(装花の担当者)と相談しながら決める
手作りのペーパーアイテムや置物などをテーブルにセッティングする場合には、事前に必ずフローリストと相談した上で決定しましょう。
披露宴の卓上コーディネートを決めるのはフローリストの仕事です。おふたりがどのようなものを持ち込み、どのように設置したいのかを事前にフローリストに伝えることで、装花の配置箇所やデザインなどをトータルで見栄えが良くなるようにデザインしてもらえます。
こちらのコーディネートは、ナチュラルな籐のカゴに入った卓上装花とシルバーのフォトフレームを利用した自作のテーブルナンバーが良くマッチしています。このように、まったく異素材のものでも上手くコーディネートすることが可能です。事前に相談し、装花との相性をプロの目で見てもらうことを忘れずに!
まとめ
テーブルの広さや全体のバランスを考えて手作りでコーディネートしよう
手作りアイテムをテーブルコーディネートに使用するには、装花やクロスの色、会場全体の雰囲気との相性が非常に重要です。独断で決めてしまうのではなく、必ずプロに相談することを徹底しましょう。手作りアイテムがテーブルにあることで、結婚式はよりおふたりらしいものになります。
ゲストがテーブルを一目見たときに、おふたりのこだわりやおふたりらしさが伝わるように、何か1点世界にひとつしかない手作りアイテムを取り入れてみるのがおすすめです。