レストランで食事をしながら相手の両親に結婚挨拶をする方法とは

カップルの間で結婚話がまとまったら、次は相手のご両親に結婚の挨拶をすることが大切です。しかし「結婚することになったものの、相手のご両親への挨拶ってどうしよう?」と悩む人も多いでしょう。そこで今回は、レストランで結婚の挨拶をするときのポイントをレクチャーします。結婚を祝福してもらうには、相手のご両親から信頼されるふるまいをしましょう。

この記事のINDEX

    結婚の挨拶には食事選びがポイント

    結婚挨拶をレストランでする

    せっかくセッティングした食事が、ご両親の好みに合わなかったり、食べられないものだったりしたら台なしです。そのため、レストラン選びは慎重に行いたいものです。

    事前に相手のご両親の好みを確認する

    相手のご両親の好みを確認せずに、カップルの食べたいものを優先して食事内容を決めてしまうのはNGです。結婚の挨拶は単純なグルメデートではなく改まった場なので、ご両親を優先して考えましょう。事前に「ご両親の好きなものは何か」「嫌いなものはあるか」「和食、中華、洋食、どれが好みか」などを聞いておくと失敗しません。ほかにも「ご両親にアレルギーはないか」を聞いておくと良いでしょう。万が一食材の中にアレルゲンが含まれていたら、結婚の挨拶どころではなくなってしまいます。

    レストラン選びは相手の立場に立って考える

    レストランを選ぶときは、ご両親がアクセスしやすい場所にするのがおすすめです。どんなに美味しいレストランでも、あまりにもアクセスが悪い場所だと、ご両親に負担をかけてしまいます。
     
    予約の時はお店の人に結婚の挨拶をするという内容を伝えておきましょう。伝えておくとレストランの店員も配慮してくれるのでスムーズに進みます。また、周りがうるさいと会話の邪魔になるので、個室を取るのがおすすめです。
     
    もし、足が悪くて正座をするのが難しい時や車椅子の場合は、座敷席ではなくテーブル席やバリアフリーの場所を選ぶのが必須です。レストラン選びは、相手の立場に立って考えることを忘れないようにしましょう。

    予約はマスト

    予約をせずに行ってしまうと「席がいっぱいでレストランに入れなかった」「ほかの人と相席になってしまった」などのトラブルが起きる可能性があります。必ず予約は行いましょう。予約はご両親ではなく、カップルで行うのが一般的です。予約が取れたら、ご両親にレストランまでのアクセス方法を伝えましょう。年配の人の中には、インターネットで地図や電車の乗り換え方法を調べるのが苦手な人もいるので、念のため地図や電話番号、電車の乗り換え方法などをプリントアウトして渡すと親切です。

    結婚の挨拶の流れをチェック!

    カップル

    レストランに到着したら、さっそく結婚の挨拶です。ドキドキして頭が真っ白になってしまわないように、あらかじめどのような流れで挨拶をすれば良いか確認していきましょう。

    レストランに到着する

    レストランには相手のご両親が到着するよりも早く到着するのがマストです。5~10分前には到着しておいて、できるだけ両親を待たせないようにしましょう。遅刻をしてしまうと、相手のご両親からの印象もダウンしてしまいます。また、食事の前に仕事やプライベートの予定を入れてしまうと、万が一前の用事が長引いたときに慌てる結果となります。大切な結婚の挨拶の前には極力用事を作らないようにするのがおすすめです。

    挨拶をして手土産を渡す

    全員が待ち合わせ場所に揃ったら、簡単な挨拶をしてからレストランに入りましょう。着席する前に手土産を渡します。着席し、飲み物が来て落ち着いたら、改めて相手から「こちらが○○さんです」とご両親に紹介してもらいます。紹介されたら「○○と申します。本日はお越しいただきありがとうございます。」と自己紹介とお礼を述べましょう。

    食事の前に結婚の挨拶をする

    食事のコースが始まってしまうと、なかなか結婚の話を切り出すタイミングがありません。食事を注文する前に結婚の挨拶をしましょう。挨拶は緊張するかもしれませんが、相手のご両親が食事の場に来ている時点で結婚の話は想定済みですし、相手からも結婚の話は伝わっているはずです。結婚の挨拶が済んでから、食事を注文し相手のご両親との親睦を深めると良いでしょう。

    信頼を得るためのポイントはコレ

    結婚挨拶のポイント

    ここでは、相手のご両親から信頼してもらうためのポイントを紹介します。結婚の挨拶のときに印象を悪くしてしまうと、結婚を反対されてしまう可能性も出てくるので、注意しましょう。

    服装に気をつけよう

    女性の場合は清楚なワンピースやパンツスーツ、男性はジャケットやネクタイでカッチリときめましょう。相手のご両親は「娘(息子)の結婚相手はちゃんとした人なのかしら?」という目で見ているので、変に流行を追ったファッションは必要ありません。露出の多い派手なファッションや、ヨレヨレのTシャツにジーンズ、といった格好は絶対NGです。いつも会社で着ているスーツや、よそいきの時に着る膝丈ワンピースなど清潔感のある装いをしましょう。

    場が和む会話を心がけよう

    会話の内容は、全員が楽しめるものをチョイスしましょう。どんなに時事問題について盛り上がったとしても、宗教や政治といったデリケートな話題に触れるのは危険です。趣味や仕事の話など、当たり障りのない話題がおすすめです。

    ある程度2人の将来について話せるようにしておく

    結婚の挨拶では「結婚式はどうするの?」「どこに住むの?」「子どもはどうするの?」など相手のご両親から聞かれる場合があるので、ある程度将来のビジョンを2人で話し合っておくと良いでしょう。2人の意見がバラバラだと、ご両親も「本当に結婚してやっていけるのかな…?」と心配してしまいます。全てを細かく決める必要はありませんが、ご両親を安心させるためにも、あらかじめ2人の方針を固めておくのがおすすめです。

    まとめ

    レストランで結婚挨拶をしようと決めたら、まずは相手のご両親のことを考えて食事内容を決めましょう。ご両親が体が不自由だったり、アレルギーがある場合は特別な配慮も必要です。結婚の挨拶は食事の前に済ませ、みんなが笑顔になれるような会話をしましょう。食事選びから、清潔感のある服装で臨み、決して非常識な態度を取らないように気をつけましょう。

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    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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