結婚式のブーケを保存する方法とアフターブーケの作り方

結婚式という最高の思い出が詰まったウェディングブーケを形として残しておきたい。結婚式を終えた後、大切なブーケを加工して保存しておく《アフターブーケ》を楽しみませんか?ブーケ全体を残す、花びらだけを残す、アレンジメントにするなど、アフターブーケの保存方法や作り方をご紹介します!

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ウェディングブーケの保存方法

ブーケ

せっかくのウェディングブーケを大切に残していきたいけど、どうすれば保存できるのかわからなくて困っていませんか?「ブーケをドライフラワーにする」「花びらを使った押し花にする」「プリザードフラワーに加工する」などの加工の仕方で素敵に保存することができるようになります。ウェディングブーケを綺麗に残しておきたい方は、早速チェックしていきましょう。

どんな形で残していく

たいせつな思い出が詰まったウェディングブーケを保存していくなら、身近に飾っておけるものや、身につけられるものにアレンジすると良いでしょう。

ウェディングブーケの保存方法を決めていく段階としては、じっさいに実物(ブーケ)を見てから保存方法を決めるというのがオススメです。ブーケのデザインを打ち合わせしている段階で、イメージしているウェディングブーケの形と、実際に完成したウェディングブーケの形、多少異なる部分がある可能性もあるため、生花のウェディングブーケをどんな形で保存していくかの最終決定は完成品を見てからにした方が良いでしょう。

保存方法1.ドライフラワーにする

ドライフラワーブーケ

ドライフラワーの魅力

ドライフラワーは、結婚式のお花の保存方法として昔から使われてきました。お家のベランダなどで逆さまに吊るされて乾燥されているお花を見たことがある人も多いのかなと思いますが、ドライフラワーはお花の保存方法として最もポピュラーな保存方法です。作り方も簡単で失敗することなく手作りすることができるのが魅力的。また、ウェディングブーケのお花をきれいに咲いている形で保存することができるので、思い出をそのままの形で残していくことが出来ます。

ドライフラワーの作り方

ドライフラワー作るために気に掛けなくてはいけないポイントは、【水分をしっかり抜くこと】【乾燥させる際は直射日光に当てないこと】です。

《干す場合》
吊るして綺麗に乾燥させていく方法として、出来るだけ余分な葉っぱは取り、乾燥させる時はなるべく1本づつ逆さまに干すこと。余分な葉っぱがなければ葉っぱが重ならずに乾燥のジャマになりません。また、1本づつ干すことにより多くの水分を抜いてあげることが出来ます。

《乾燥剤を使う場合》
乾燥剤を使う場合は、密閉容器などに乾燥剤を敷き詰めてお花を乾燥剤でうめるような感じでドライフラワーを作っていきます。乾燥剤を使う場合も葉っぱが重なり乾燥をジャマする可能性があるので、出来るだけ余分な葉っぱは取り除いておきましょう。また、乾燥剤を使う場合は一度に大量生産はできないのでお花の量が多い場合は干してあげる方法を選んであげると良いと思います。

《作って貰う場合(ドライフラワー専門店に依頼)》
小さいもの:3万円~4万円
大きいもの:4万円~6万円

ドライフラワーのアフターブーケ

@mitiko_mouri / Instagram

ドライフラワーの飾り方

□逆さに吊るしてお部屋の装飾に
□ガラスでできている瓶にドライフラワーを刺して飾る
□バスケットにドライフラワーを敷き詰めたアレンジメント

保存方法2 押し花にする

押し花ブーケ

押し花の魅力

押し花も古くからお花を綺麗に保存していく方法として人気があるものです。最近でも結婚式のウェディングブーケを保存していく方法としてウェディングブーケの押し花をアルバムにしてあげる人もたくさんいるようです。押し花というと立体的なイメージを持っていないと思いますが、押し花で作るウェディングブーケのアルバムは思い出のかたちをそのまま立体的に表現できます。

押し花の作り方

押し花を作る場合は、茎などを出来るだけ取り除いておきましょう。茎などを使いたい場合はなるべく薄く削いであげて使うようにします。押し花の作り方は、お花の水分を吸ってくれる様な素材(ティッシュ)などで挟み分厚い本などで挟んであげて圧力を掛けていきます。3日~4日くらいかけてお花の水分をとってあげれば完成です。

《作って貰う場合(押し花専門店に依頼)》
2万円~5万円が相場(大きさや量で違ってきます)

押し花のアフターブーケ

@meg_floral_studio / Instagram

押し花の飾り方

ウェディングブーケを押し花にすることで、ブローチに入れたりキーホルダーに入れて持ち歩くこともできます。また、押し花として大きく立体的に作ったブーケを額に入れお部屋の壁に飾ることもできます。

保存方法2.プリザーブドフラワー

ブリザードフラワーブーケ

プリザードフラワーの魅力

プリザードフラワーは生花に最も近い状態で保存できる方法です。お花を乾燥させたり、ながく保存できるように保存料などを染み込ませたりさせる薬品を使うことでウェディングブーケをそのままの形で長く保存できるようになる方法です。プリザードフラワーはドライフラワーとは違い、触った感触は柔らかく、色も鮮やかです。

プリザードフラワーの作り方

自身でプリザードフラワーを作る場合
プリザードフラワーを作る場合は、出来るだけお花を元気にさせてあげてから薬剤などにつけてあげましょう。先ず、茎を斜めに切ってきれいなお水に30分程度つけてあげるとお花が元気になります。

《用意するもの》
1.エタノール
2.グリセリン液
3.着色させるインク(プリンターインクなど)
4.乾燥剤

《工程》
1.エタノールにお花を1日漬ける
2.好きな色のインクで着色用のグリセリン液を作る
3.着色用のグリセリン液にエタノールで漬けたお花を茎の部分から1日漬ける。(お花の力で着色させる)
4.乾燥剤などを使いお花を乾燥させる。

《作って貰う場合(プリザーブドフラワー専門店に依頼)》
2万円~3万円が相場

プリザーブドフラワーに加工したアフターブーケ

@rumikomatsu / Instagram

プリザードフラワーの飾り方

ドライフラワーのように、基本的にはお部屋の装飾で飾り付けていくことになると思います。プリザードフラワーの場合は見ためも、触った感触もみずみずしい生花にちかい状態なので、水を入れずに花瓶に入れたり、バスケットやボックスに詰めたり、リースにアレンジするなど、綺麗に飾ることが出来ます。

ブーケをそのままの形で残す方法も!

ブーケを保存

そもそも生花ではなく、アートフラワーを使ってブーケにするのもひとつの手です。アートフラワーとは、造花のこと。アートフラワーなら長持ちするので、ブーケを加工して保存せずにそのままの形で残すことができるようになります。

また、アートフラワーは生花ではできないような繊細なデザインで作ることができるので、おしゃれなブーケを手に入れることができます。造花ではちょっと…って思う方はプリザーブドフラワーのブーケもおすすめです。造花と比べたら長持ちはしませんが、生花に近い質感があって人気を集めています。アートフラワーやプリザーブドフラワーなら加工する手間がなく、ブーケをそのままの形で残しておきたい方にはおすすめです。

まとめ

時間をかけて作り上げた、世界でたった一つだけのウェディングブーケ。そんなウェディングブーケを結婚式だけで終わらせてしまうのはもったいないので、ここでご紹介した「ドライフラワー」「押し花」「プリザードフラワー」にアレンジするアフターブーケをぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。素敵な思い出が詰まったウェディングブーケを、いつまでも大切に残しましょう!

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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