結婚指輪の購入割合や値段の相場
婚約指輪は結婚が決まったカップルの男性から女性へ贈るもの。または、男性がプロポーズするタイミングで女性に贈るものというのが一般的です。
しかし、結婚指輪については意外と知られていないことが多いようです。
そこで昨今の結婚指輪事情についてゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べのデータをもとにご紹介します。
結婚指輪を購入している人はどれくらい?
結婚したカップルの98%が結婚指輪を購入したという結果がでています。ほとんどのカップルが結婚指輪を購入しているということになりますね。
結婚指輪の値段はいくらくらい?
結婚指輪の値段の相場はいくらくらいでしょう。
ふたり分の結婚指輪の値段は20万円から25万円未満の割合が最も多く、年々増加傾向にあります。
平均金額は25.4万円。
男女別で見ると男女ともに10万円から12万円未満のボリュームが最も多く、平均額は男性が11.6万円、女性が13.7万円でした。
女性の方が値段が高くなる理由のひとつは、指輪にダイヤなどの宝石をあしらったものを選ぶため。男性は装飾のないシンプルなデザインの指輪を選ぶ傾向にあります。同じデザインの指輪を選んだ場は、サイズの大きい男性用の方が高くなります。
結婚指輪の費用は男性が負担するもの?
指輪は男性から女性への贈り物というイメージがあります。しかし、結婚指輪は結婚したという証であり、ふたりで一生つけていくものです。そのため、一概に男性が購入するものとはいえない、という考えが増えています。では、誰が購入するのがいいのでしょうか。
婚約指輪は男性から女性へ贈るもの
婚約指輪はプロポーズや結納のときに、男性から女性へ贈るのが一般的です。そのため、費用も男性が全額負担するという考え方が多数をしめます。しかし、近年では婚約指輪も結婚費用の一部ととらえて、折半で費用負担するカップルも増えてきています。
結婚指輪は男性が全額負担する?
結婚指輪は婚約指輪と違って、結婚の証としてふたりが身に着けるものです。そのため、誰が購入するかが迷うところです。男性側が全額を支払ったというケースの理由には、次のようなものがあります。
- 男性が全額負担するのが当然だと思っていた
- 婚約指輪と結婚指輪を一緒に購入したため、男性が全額支払ってくれた
- 指輪は男性から贈ってほしいという女性の願いから
- 結納をしない代わりに結婚指輪を購入してくれた
- 男性の方に経済的余裕があった
- 結婚したら男性側の家に入るため、迎える方が支払う形となった
指輪は男性から贈られたいと思う女性が多いこともあり、男性側も指輪は自分が支払うものという意識を持っている人が多いようです。
しかし、近年男女の収入格差がそれほどなくなっており、すべてを男性が負担するというカップルは減少傾向にあります。
結婚指輪はふたりで購入するというカップルが増えてきているのです。
結婚指輪はふたりで負担!割り勘や折半で
結婚指輪をふたりで購入する際に、どれくらいの割合をそれぞれが負担するのかも迷うところです。負担の仕方には、さまざまなパターンがあります。結婚指輪を購入する前に、ふたりでよく話し合って決めましょう。
お互いに結婚指輪を贈り合う場合
結婚指輪は結婚したふたりの愛の証。
夫が妻の指輪を、妻が夫の指輪を購入するという方法があります。
それぞれの結婚指輪を贈り合うという考え方は素敵です。指輪を贈られる習慣のなかった男性も愛する人から贈られたものと実感して、大切に身に着けてくれるでしょう。贈り合う場合、男性の方の費用負担が少し多くなる傾向になります。
ふたりで割り勘にする
結婚すると、指輪以外にもさまざまな費用がかかります。新居の購入や、家具家電の購入、結婚式や新婚旅行の費用など…。結婚指輪の購入金額も結婚費用ととらえて、ふたりで割り勘にするというカップルもいます。
ふたりで折半する
結婚指輪にかかった費用を折半するという方法もあります。ふたりが同じ金額を負担するため、公平です。結婚は双方の合意があって成立するもの。いつまでも夫婦同等でいたいというカップルは、結婚の証である結婚指輪も同等の金額を負担するのがフェアといえます。
男性が少し多めに負担する
結婚指輪はふたりで購入するものの、男性の方に少し多めに負担してもらうカップルもいます。経済的に男性の方が余裕がある場合や、男性が多く支払う方がスマートだという考え方があるようです。
婚約指輪を男性から贈ってもらって、結婚指輪でも多く負担してもらうのは申し訳ないと感じる女性もいます。その場合は、婚約記念品として男性に腕時計などを贈ることもあります。
夫婦のお金で支払う
結婚に向けてふたりで貯蓄をしているカップルの中には、既に夫婦用の口座を開設している人もいるでしょう。結婚式にかかる費用と同様に、結婚指輪の費用もそこから支払うという方法もあります。結婚指輪は夫婦の共同財産ですから、自然な流れといえます。
まとめ
結婚指輪を購入するときは割り勘や折半も頭に入れてふたりで話し合おう
ふたりの結婚の証である結婚指輪は一生の宝物。購入費用をどのように負担するのかは、ふたりにとって大切な問題です。お金のことはなかなか言いづらいことですが、結婚指輪は決して安い買い物ではありません。きちんとふたりで話し合って決めましょう。
結婚指輪は誰が支払うかということに正解はありません。それぞれのカップルで決めた方法がベストなのです。