結婚式ムービーの相場とは?自作・外注するメリットとデメリットを紹介

結婚式ムービーは披露宴を盛り上げてくれる定番の演出。友人の結婚式で上映されたムービーを見て「自分もこんなに素敵なムービーを作りたい」と思ったことがある人も多いでしょう。しかし、結婚式ムービーを作るには、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか。今回は結婚式ムービーの相場と自作・外注するメリット・デメリットをご紹介します。

この記事のINDEX

    結婚式ムービーとは

    結婚式ムービーの相場

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    結婚式ムービーは大まかに分けるとオープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーの3種類があります。特徴を解説します。

    オープニングムービー

    オープニングムービーは披露宴の開始時に、新郎新婦が入場する前に流すムービーです。「本日はお越しいただきありがとうございます」という挨拶に使用するため、1分程度の短いものが好まれます。
     
    結婚式準備中の映像や写真を取り入れ、結婚式のメイキング動画にするのもおもしろいです。事前に撮影と編集を済ませて結婚式場で流してもらいましょう。

    プロフィールムービー

    ふたりのプロフィールやなれそめを紹介するムービーです。生まれてからふたりが出会うまでの生い立ちをそれぞれの写真とともに紹介し、出会った後はふたりの写真を中心に紹介するという構成が一般的です。
    新郎新婦がお色直しのために中座するときに流すことが多く、5分程度に収めるのが目安です。オープニングムービーと同じく挙式前に編集を終えてから、当日上映します。

    エンディングムービー

    新郎新婦が退場した後に流すエンドロールムービーです。ゲストの名前、感謝の言葉などを載せて、2~3分程度の動画にまとめます。
    エンディングムービーは結婚式前に編集を済ませて当日流すこともできますが、結婚式場と提携している映像制作会社に依頼すれば、当日撮影した映像や写真を編集して流してもらうことも可能です。

    結婚式のムービーの相場はいくら?

    結婚式ムービーの相場

    visa – stock.adobe.com

    結婚式ムービーは自作することも外注することもできます。それぞれの費用相場をご紹介します。

    ムービーを自作した場合

    結婚式ムービーを自作した人のうち、93.3%の人は2万5000円未満で作成しており平均額は1万4000円です。2万5000~5万円未満かかった人は2.4%、5万~7万5000円未満の人は0.6%と少なく、多くの人が低予算で作成しています。予算が限られているカップルも、自作ならゲストにムービーを楽しんでもらうことができます。

    結婚式場にムービーの制作を依頼した場合

    結婚式場にムービー作成を依頼すると専属または提携の映像制作会社がムービーを作ってくれます。式場に依頼した場合の費用相場は19万9000円です。25万円以上かかったと回答した人が31.3%と最も多く、次いで20万~22万5000円未満と5万~7万5000円未満が16.4%でした。

    自作と比べると金額が跳ね上がりますが、当日撮影した映像を編集してエンディングムービーとして流すなど高いスキルが求められるムービーを提供しているため、費用相場はやや高めです。

    ムービーを外部の業者に依頼した場合

    外部の業者に依頼した場合の費用相場は10万8000円です。2万5000~5万円未満かかった人が24.0%、5万~7万5000円未満かかった人が18.0%という結果になりました。
    10万円以上かけた人も一定数いるため、かかる費用は自作よりも高く、結婚式場に依頼する場合よりも低くなっています。ただし、作成費用とは別に持ち込み料がかかる場合もあります。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    結婚式ムービー、自作と外注どちらがいいの?

    結婚式ムービーの相場Andrey Popov

    結婚式ムービーは自作と外注とではどちらがいいのでしょうか。両方のメリット・デメリットを理解してから、どちらが自分たちに合っているか考えましょう。

    自作するメリットとデメリット

    自作するメリットは費用を安く抑えられることとオリジナリティのあるムービーができることです。
    あらかじめパソコンに入っている動画編集ソフトを使えば製作費はゼロになり、有料の動画編集ソフトを購入したとしても1万円程です。BGMや写真の見せ方などを好きなように編集できるので、こだわりがある人にもぴったりです。
    ただし、動画編集には時間と手間がかかります。すでにスキルがある人なら短期間でできるかもしれませんが、未経験者の場合は動画編集方法を学んで試行錯誤しながら作成することになります。スキルが未熟だと納得のいくクオリティに仕上がらないこともあるでしょう。

    外注するメリットとデメリット

    外注するメリットは時間や手間が省けることです。結婚式準備ではムービー作成のほかにペーパーアイテムやウェルカムボードの準備、前撮り、二次会の会場決定などやることがたくさんあります。ムービー作成を外注すれば、その分ほかのことに時間を充てられますよ。
    また、プロが編集してくれるため、素敵な映像に仕上げてくれるのも大きなメリットです。規定回数以内であれば修正にも応じてくれる業者が多いので、画像編集が得意な友人に頼むより依頼しやすいでしょう。
    デメリットは自作と比べるとお金がかかることです。凝った編集を依頼するなど要望が増えるほど高額になりやすいので注意してください。

    まとめ

    結婚式ムービーの相場は自作か外注化でまったく違う

    結婚式ムービーの相場は自作なら1万4000円、結婚式場に依頼する場合は19万9000円、外部業者に依頼する場合は10万8000円です。自作と外注とではかかる費用が違うので、まずはどちらが自分たちに合っているのか考えてみましょう。

    自作と外注にはそれぞれメリットとデメリットがあります。予算を抑えてオリジナルのムービーを作成したい人は自作、かかる時間や手間を省いてクオリティの高いムービーを流したい人は外注がおすすめです。ぜひ素敵なムービーを作成して、ゲストに喜ばれる結婚式にしてください。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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