結婚指輪は必要?先輩カップルはどうしてる?
挙式では指輪の交換をするのが一般的です。では実際どれくらいのカップルが結婚指輪を購入して、結婚後も指輪をつけているのでしょうか。データから割合を見てみましょう。
結婚指輪を購入したカップルの割合は?
結婚式をしたカップル全体の98%が結婚指輪を購入したというデータが出ています。大半のカップルが結婚指輪を購入しているようです。これは前述したように、挙式で指輪の交換があることが理由のひとつとして考えられます。また結婚の記念に、夫婦でペアのものを身に着けていたいという思いもあるのでしょう。
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ
結婚後、指輪をつけている?
結婚当初、ペアで結婚指輪を購入したカップルは、そのあとも指輪をつけ続けているのでしょうか。
データによると、男性で38%、女性で29%の人が結婚指輪を購入したものの、今はつけていないという結果でした。
時期的に見ると結婚指輪をしなくなったのは、結婚から2~3年以内、または結婚後10年以上の人たちが大半です。結婚指輪を購入したものの、何らかの理由でつけなくなる人もいるのです。
結婚指輪なしを選択したカップルの理由とは?
結婚指輪をはじめから購入しない、またはつけないという選択をした理由にはどんなものがあるのでしょう。先輩カップルたちの例を挙げてご紹介します。
お金を節約したい
データによると結婚指輪の購入金額の平均は、ふたり合わせて25.4万円です。決して安い金額ではありません。結婚には指輪以外にも、結婚式代やハネムーン代、新居費用など、何かとお金がかかります。そこで結婚指輪の代金を節約して、他のことに代わりにお金を使いたいというカップルが多いようです。
25万円あれば、ハネムーンを豪華にしたり、新生活に必要なものにお金をかけたりできますね。
いずれ買う予定
まだ収入がそれほど多くない若いカップルや結婚式に思いのほかお金がかかってしまった場合は、結婚指輪の購入を先送りにすることがあります。特にお目当ての指輪が高価だった場合は、リーズナブルな指輪で妥協したくないもの。
ふたりで新生活を始めてから貯蓄して、お金がたまったら本当に欲しい指輪を購入するというのもひとつの案です。苦労して購入した指輪は一生の宝物になるでしょう。
指輪をつける習慣がない
主に男性に多いのが、指輪をつける習慣がないからという理由です。これまで指輪をつけたことのない人にとっては、確かに違和感があるかもしれません。男性に限らず、女性でも指輪が苦手という人はいます。
指輪に慣れずに外すことが多くなって、なくしてしまっては大変です。
金属アレルギー
ふたりのうちのどちらかが金属アレルギーであったり、肌が弱かったりする場合、結婚指輪をつけるのは困難です。それなら、ふたりともつけないでおこうという選択をするカップルが多いです。
指輪以外のもので代用
先に挙げたように、指輪をつける習慣がなかったり、金属アレルギーだったりする場合、他の品で代用するというカップルもいます。結婚の記念になり、いつまでもペアで使えるものがいいでしょう。
結婚指輪の代わりになるもの
結婚指輪の代わりになる品にはどんなものがあるのでしょう。先輩カップルが実際に贈られた品をご紹介します。
ペアの腕時計
iStoc / MykolaSenyuk
多くのカップルがペアの腕時計を選んでいます。腕時計なら、指輪をつけ慣れていない男性も毎日身につけるので、実用的です。また時計は「ふたりで同じ時をきざむ」という意味もあり、夫婦でつけるにはぴったりのアイテムといえます。常に腕につけていることで、お互いを身近に感じられ愛も深まるでしょう。
一生モノの腕時計にしたいなら、少し奮発して高級時計を購入してもいいでしょう。結婚記念日の贈り物にもおすすめです。
アクセサリー
iStoc / Drazen Zigic
アクセサリーは主に女性の好みになりますが、ネックレスやピアスが人気です。普段使いできるものや、フォーマルシーンにも使える高級なものなど、どんなものでも構いません。彼からの愛が伝わればいいのです。もちろん男性もネックレスをつける人がいます。シンプルなデザインのものなら、毎日身につけられます。
他におそろいのブレスレットを贈りあったというカップルもいます。会社に行くときはさすがにつけていけませんが、休日にふたりで過ごすときにつけるカップルが多いです。
まとめ
結婚指輪に限らず、時計やアクセサリーなど記念になるものでもよい!
結婚指輪という枠にとらわれず、自分たちの好みやこだわりでペアのアイテムを贈りあうカップルはたくさんいます。結婚指輪を購入して、数年後につけなくなってしまうよりは、代わりのアイテムを選ぶのがいいいでしょう。
結婚指輪を購入しなかったカップルの中には挙式の時、赤い糸をお互いの左手の薬指に結んだという人もいます。ふたりで結婚指輪についてよく話し合ってみましょう。