孫の結婚式に出席する祖父、祖母の服装は?70代、80代と年齢、体調、介護など状況に合わせた服装選びとコーディネート

一般的な結婚式で、祖父母の立場での参列で選ばれる服装のドレスコードは「フォーマル」または「セミフォーマル」になります。しかし、結婚式の参列時間は挙式、披露宴と通しての参列となると長くなるため、高齢の方や体調面で不安のある方の場合は、ドレスコードを問わず「結婚式らしくきちんとして見えるが、体調を害する恐れのない着心地のよい服装」を重視して選ぶのも大切です。どのような服装がよいか、新郎新婦や両家の親も確認して、本人と両家で相談しながら服装を選びましょう。

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結婚式に参列する新郎新婦の祖父・祖母の服装と一般的なドレスコード

結婚式に参列する新郎新婦の祖父・祖母の服装と一般的なドレスコード

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一般的な結婚式で、祖父母の立場での参列で選ばれる服装のドレスコードは「フォーマル(正礼装)」または「セミフォーマル(準礼装)」になります。
しかし、高齢の方や体調面で不安のある方の場合は、ドレスコードを問わず「結婚式らしくきちんとして見えるが、体調を害する恐れのない着心地のよい服装」を重視して選ぶのも大切です。

一般的な結婚式で祖父母が選ぶべきとされている服装

ドレスコード 男性の服装 女性の服装
「フォーマル」
(正礼装)
最も格式が高い服装
<洋装>
昼:モーニングコート、燕尾服
夜:燕尾服、タキシード
<和装>
黒紋付羽織袴
<洋装>
昼:アフタヌーンドレス
夜:イブニングドレス
<和装>
振袖(未婚女性のみ)
黒留袖(既婚女性のみ)
色留袖
「セミフォーマル」
(準礼装)
結婚式にお呼ばれしたゲストの一般的な服装
<洋装>
昼:ディレクターズスーツ、ブラックスーツ
夜:ブラックスーツ
<和装>
色紋付羽織袴
<洋装>
昼:セミアフタヌーンドレス
夜:カクテルドレス
スーツ
(ワンピースタイプ)
<和装>
訪問着、色無地、小紋(江戸小紋)

両家の祖父母の服装の格を続柄に合わせそろえる

服装の格選びが新郎側・新婦側で異なると、周囲のゲストから両家の足並みが揃っていないちくはぐに見られてしまい、良い印象になりません。和装・洋装に関わらず、両家の家族と親族の服装は、続柄によって格を合わせて決めるのが基本的な配慮になっています。
(例:新郎側の祖父はモーニング・新婦側の祖父はブラック―ス…といった格差のある服装はNG)
一般的には、両家家族と親族の服装の格があっていれば、和装と洋装はどちらを選んでも問題はありません
(例:新郎側の祖母は黒留袖・新婦側の祖母はフォーマルなアンサンブルドレス…といった和洋装の違いのある服装はOK)

祖父、祖母の服装は『控え目な正礼装』を基準に体調や年齢を重視

結婚式に参列する祖父、祖母の服装は、一般的には正礼装と言われています。
ただし家族の中で最も格が高い服装をするのは父親と母親であるためそれよりは控えめな服装を選ぶのがマナーと言われていますが、実際には準礼装から選ばれるケースが現在では多くなっています。
しかし結婚式は通常挙式と披露宴を含めると4時間から5時間程度拘束されるため、祖父母は年齢や体調面によっては、締め付けの多い服装や堅苦しい服装では、式中の体調面などで心配になる場合もあるでしょう。
年齢や体調に合わせて、正礼装にこだわらず、きちんと感や華やかさがありながらも、着心地が良く過ごしやすい服装を重視して選ぶ方がよいでしょう。

冬場の結婚式は服装で保温対策をしっかりと

晩秋、冬、初春の結婚式は冷え込み、年配の方は挙式中に血行が悪くなったり、体調を崩されてしまう恐れがあります。会場内は暖房が効いていますが、コートを着ないまま外での撮影やお手洗いなど、年配の方にとって寒さが気になるケースも多いでしょう。
防寒対策として、ヒートテックのような、薄手の機能性肌着がお勧めです。厚手のものはフォーマルな洋服の下では響いてしまい不向きです。冬場の下着で迷われたら、薄手の機能性肌着がお勧めです。
また、保温力の高い素材の膝かけも用意しましょう。毛足の長い素材ややウールなど礼服にほこりのつく素材は避け、誇りのつかない素材で選ぶのがおすすめです。結婚式会場に用意がある場合も多いため、事前に借りられるかどうかを確認しておきましょう。
足元は特に冷えるため、靴用のカイロを入れたり、見えない部分でレッグウォーマーを履いてもらうのも対策になるでしょう。

孫の結婚式に出席する祖父の服装

孫の結婚式に出席する祖父の服装

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結婚式に参列する祖父の服装は、父親と同様に正礼装と言われていますが、父親より目立つ服装は控えるのが一般的です。

基本的には準礼装であるブラックスーツが多く選ばれる

祖父の服装として多く選ばれるのがブラックスーツです。正礼装ではなく準礼装になりますが、現在の結婚式で祖父の立場で正礼装を選ぶケースは、実はほとんどありません。

モーニングや黒紋付袴を着用したい場合

もちろん祖父も正礼装であるモーニングコート、燕尾服、タキシード、黒紋付袴でも問題ないのですが、相手側の祖父と服装の格を合わせる必要があるため、着用を考えている場合には、自分たちの家族だけでなく、相手側の家族にも相談が必要です。

体調面や介護に不安がある場合にはスーツ以外の選択肢も

体調面で不安がある場合や、スーツは肩が凝る、介護が必要で固いパリッとした素材の衣装が本人や介護者にとっても不向きである場合には、ジャケパンスタイルなどでも問題はありません。孫の晴れの場に、万全の体調で立ち会えるよう、着心地のよい素材のもので、礼服らしいきちんと感のあるコーディネートができれば、ブラックスーツにこだわる必要はなく、柔らかい素材のジャケットとパンツでも問題はありません。ポケットチーフをコーディネートすると、フォーマルな華やかさが増します。

孫の結婚式に出席する祖母の服装

孫の結婚式に出席する祖母の服装

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祖母の服装も一般的には「控え目な正礼装」と言われており、体調面に問題がない方や、60代、70代の比較的若い年代の方は、フォーマルなミセス用ロングドレスにジャケットやボレロといったスタイルが多いでしょう。また、和装である黒留袖や色留袖を選ばれる方もいます。
しかし、80代以上の方となると、締め付けが苦しく血行を害する恐れのある和装は体調によっては避け、洋装を選択するほうが良いでしょう。また、足腰に不安がある場合は転倒の恐れもあるため、裾の長いロングドレスは避ける、着脱しやすいセパレートにする、パンツスタイルにする、えりぐりの大きく開いた服装は避け、前開きの着脱しやすい服装にする、といった工夫が必要です。
また、血行が悪くなる恐れのある方は、サイズで締め付けのないワンサイズ大き目のゆったりした服を選ぶのもポイントです。

黒留袖や色留袖

体調面に不安のない方や、60代、70代、80代前半の方は、和装を選ぶ方も多くいます。
第一礼装である黒留袖や、季節に合わせた優しいカラーの色留袖は顔映えも明るくなり人気です。
和装を選ぶ際には、相手の家の祖母の立場の方と、服装の格を合わせるよう新郎新婦や両家の親が話し合い調整をしてください。

ミセス用のウェストに絞りのないロングドレス+ジャケット

祖母が着用するフォーマル用ロングドレは、締め付け感がなくウェストまわりや袖回りがゆったりとしたシルエットのロングドレスです。着用機会が少ないため、レンタルで準備される方も多いでしょう。
首回りが痩せてしまって露出をするのが苦手な方向けに、スタンドカラータイプや胸元がフリル等でおおわれているもの、着脱しやすい前開きのデザインが人気です。
祖母の立場の場合、カラーは親族だからと黒にこだわる必要はなく、温かみのあるカラーやシルバーなど顔映えを明るくするカラーも人気です。

スーツスタイル、ツーピーススタイル

体調面に不安のある方や介護が必要な方などは、お手洗いがスムーズであるセパレートタイプの洋装が人気です。スーツもワンピースではなく、ひざ丈のスカートやパンツスタイルが良いでしょう。ジャケットの下に着るインナーは、シャツではなく伸びる素材のフリルやレースをあしらったカットソーが人気です。
えりぐりの大きいツーピースの場合はインナーを重ね着するのも良いでしょう。

パンツスタイル(年齢によってはドレスタイプは避けセパレートにする)

パンツスタイルを選ぶ場合、若い方が着用するドレッシーなパンツドレスやパンツスーツではなく、あくまで着用感や安全性を重視したミセス用のフォーマルパンツを選びましょう。
締め付けの少なす「ウエスト部分がゴムタイプのもの」転倒を防ぐために「丈はくるぶし位の長さ」「裾は、広がっていないもの」といった視点で選ぶとよいでしょう。

まとめ

結婚式に参列する祖父母の服装は本人の意向を聞きながら体調面に合わせる

結婚式の参列時間は挙式、披露宴と通しての参列となると、高齢の方や体調面で不安のある方の場合は長くなるため、ドレスコードを問わず「結婚式らしくきちんとして見えるが、体調を害する恐れのない着心地のよい服装」を重視して選ぶのも大切です。まずは祖父母本人がどのような服装で参列したいかを確認し、手もちの服装も合わせ、どのような服装がよいか、新郎新婦や両家の親も確認して、本人と両家で相談しながら服装を選んでゆくと良いでしょう。

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結婚式準備.com編集部

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