結婚式で母親の黒留袖、ドレススタイルに相応しい髪型のマナー。人気ヘアスタイルを和装洋装別に画像で紹介

結婚式で新郎新婦の母親の服装は最も格が高い正礼装。黒留袖もドレスも、普段は着慣れない服装のため、装いにふさわしい髪型やヘアアレンジをどのようにしたら良いか、迷ってしまう方が多いようです。ヘアスタイルは美しい着こなしに欠かせない要素であるため、結婚式での母親の和装、洋装に相応しい髪型、また結婚式のゲストをお迎えする立場としてふさわしいヘアアレンジのマナーについて解説&画像で紹介します。

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結婚式での母親の黒留袖、ドレススタイルに合わせる髪型の基本的なマナー

結婚式での母親の黒留袖、ドレススタイルに合わせる髪型の基本的なマナー

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結婚式で母親は、新郎新婦側で最も近しい親族として結婚式に参列するため、ゲストをお迎えする「ホスト側」という立ち位置になります。家族や親族の身だしなみは、結婚式の場の印象に大きく影響します。また、母親の結婚式での装いは正礼装で、結婚式の主役である新郎新婦に次いで、招待客の中でも最も格の高い装いになります。
新郎新婦の母親として結婚式に参列する場合、ヘアスタイルを服装に合わせてアレンジする際には、大きく3つのポイントに配慮しましょう。を守りましょう。

清潔感のあるヘアスタイル

結婚式はフォーマルな場であり、一般ゲストの方や相手の親族の方が不快な思いをしないよう、デイリー感やカジュアル感を出さない、服装、髪型、メイクまでフォーマルな身だしなみが求められる場です。
母親として結婚式に参列する際は、清潔感のある髪型が大前提です。
長い髪の場合はきっちりとしたアップスタイル、ショートやボブも整えられた内撒きスタイルが一般的です。トレンドのニュアンス系やナチュラル系のアップスタイルは、花嫁や一般ゲストが取り入れるのは問題はありませんが、母親の黒留袖やアフタヌーンドレススタイルに取り入れるのは、テイスト的にも好ましくありません。
流行の髪型であったとしても、他の人に不快感を与える髪型であればマナー違反です。客観的な視点で改めて髪型をチェックしましょう。

髪色、髪型はフォーマルな場であると意識して準備する

近頃の50代、60代の女性では、ブラウン系だけでなく、パープル、ピンク、青など、おしゃれにカラフルな髪色に染めている方も珍しくありません。
日常生活ではおしゃれですが、結婚式の場では「新郎側、新婦側の家族の代表」として、母親の立ち居振る舞いは他のゲストから注目されています。ゲストは新郎新婦が今後の人生で深くお世話になる方々であるため、母親の印象は非常に重要です。
できれば、上品で自然な髪色、かつフォーマル感のあるヘアスタイルアレンジが服装に合わせてスムーズに決まるよう、事前に準備しておきましょう。
必ずしも黒髪である必要はなく、染めるにしてもブラウンベースであれば許容範囲です。
なお、染めずにやり過ごしたいなら、不自然さのないウィッグの活用もおすすめです。

新郎新婦より目立たない、髪飾りや髪型がかぶらない

「結婚式では主役の新郎新婦よりも、家族、親族、一般ゲストは服装や髪型といった装いで目立ってはいけない」といったマナーがあります。
参列する家族・親族は、新郎新婦よりも目立つ髪型や派手な髪飾りは控えましょう。また、花嫁とかぶるという意味で、フラワーモチーフの髪飾りは控えた方か良いでしょう。
特に挙式後の披露宴やお色直しでは花嫁はベールを外したヘアスタイルになるため、髪型や髪飾りのテイストがかぶらないよう注意してください。

結婚式での母親の髪型やヘアスタイルで注意したい、避けるべきポイント

結婚式での母親の髪型やヘアスタイルで注意したい、避けるべきポイント

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結婚式というフォーマルな場にそぐわない、またゲストを出迎えるホスト側として相応しくないヘアスタイルは、集まった大切な方たちに悪い印象を与えかねない場合もあります。
ここでは注意しておきたい髪型やヘアアクセサリー、髪色について具体的に確認しておきましょう。

ルーズな印象のヘアスタイル

美しい毛流れが黒留袖・ドレススタイルの基本のヘアスタイルです。ゆるっとしたルーズな印象のまとめ髪は不向きです。後れ毛をわざと出したり、カールをつけた毛先を垂らすのは不向きです。

まとまっていないダウンヘアは避ける

どんなに丹念に手入れをしていて、美しいロングヘアであっても、結婚式の場面でまとめていないのはフォーマルではないのでNGです。
長い髪は食事をするとき、髪が食事の中に入ってしまったり、いちいち耳に掛けたりしないといけないため、傍から見るとあまり衛生的とはいえません。
また、フォーマルな場面に髪をまとめずに参加すると「髪もろくにまとめられないだらしない人」という目で見られてしまうこともあります。ハーフアップでも、首にかかっていると同様の扱いを受ける可能性があります。
不要なトラブルを避けるためにも、フォーマルな場面では髪はまとめましょう。

ぼさぼさヘアは避ける

パーマと整髪料でつくる無造作ヘアとぼさぼさヘアは別物です。フォーマルな場面で、セットしていない髪型は褒められたものではありません。頭から爪先までTPO(時と場合と状況)にあわせた身だしなみは、結婚式に限らず、社会で生きていくうえで大切なものです。

染むら、根本の色が違うヘア

染むら、根本の色が違うヘアも、フォーマルな場面ではNGです。事前に招待されている結婚式で、日々の生活が忙しくてメンテナンスの時間が無かったという言い訳は通用しません。染めむらはブラウンカラーでも目立つため、結婚式に参列するときは再度染め直しをするか、ウィッグやヘアアレンジで見せない工夫をしましょう。

大胆な盛り髪

適度なボリューム感は華やかさを出すのに一役買ってくれますが、主張のあるカールをつけた髪を高く盛り上げたり、付け毛で盛り髪をするのは不向きです。

個性的なアレンジ

結婚式の主役はあくまで花嫁さんです。存在感をアピールするような、奇をてらった個性的すぎるヘアスタイルはNGです。

髪のほつれや乱れ

髪のほつれや乱れはだらしない印象を与えてしまいますので、まとめる前にスタイリング剤をつけたり、ピンでとめたりしてきちんとまとめ上げましょう。

場違いなヘアアクセサリー

大きな花やリボン、ヘッドドレスなどの髪飾りは正統派の着こなしが求められる結婚式での母親の髪型には不向きです。ラインストーンなどキラキラ光るものや過度にカラフルなもの、ジャラジャラと垂れ下がるデザインのヘアアクセも同様です。

毛皮・ファー・革製品はNG

毛皮・ファー・革製品などは、動物の殺生を連想させるため、結婚式では縁起が悪いと敬遠されます。
まて「食事を楽しむ席でが抜け落ちやすいものは衛生的ではない」と気にするゲストもいるので、不快な思いをする可能性があるアイテムは避けましょう。

黒一色のヘアアクセサリーは死を連想させる

ヘアピンやネット、ゴムなどの髪色にあわせて隠すヘアアクセサリーは別として、装飾が目的の黒一色のヘアアクセサリーは喪を連想させてしまうため、結婚式の場にはふさわしくないとされます。特別な理由がない限りは避けた方がよいでしょう。
例えば、ブラックパール(黒真珠)などは高級アクセサリーの象徴ともいえるもので、結婚式の場に身に着けていくのにはふさわしい格ですが、近年では「ブラックパールは葬式で使うもの」というイメージが定着しつつあり、人によっては「ブラックパール=縁起が悪い」と捉える方もいます。新郎新婦の母親の立場では、誤解を招く可能性の高いヘアアクセサリーは結婚式で使わない方がよいでしょう。

新婦と被るヘアアクセサリーは避ける

結婚式のマナーとして「新婦と被るヘアアクセサリー」は避けるようにするのが一般的です。例えば、白のレースや大きなホワイトパール、リアルに見える花のヘアアクセサリーは新婦がよく身に着けるアイテムなので、避けましょう。親族の立場では主張しすぎない大きさの、上品なヘアアクセサリーを心がけましょう。

結婚式の母親の黒留袖にあう髪型やヘアアレンジ

既婚女性の正礼装(第一礼装)で、最も格の高い黒留袖は、結婚式で新郎新婦の母親に最も選ばれる衣裳です。結婚式のゲストをお迎えする立場としてふさわしい、品よく髪をまとめるヘア―ヘアアレンジを紹介します。

黒留袖を着た際のロングヘア・セミロングの方の基本の髪型やヘアアレンジ

黒留袖は着物のなかで最も格が高い装いで、既婚女性の慶事の正礼装に位置づけられています。結婚式では列席する新郎新婦の母や既婚の親族、仲人夫人の装いであり、髪型やヘアアレンジも着物の格にあったスタイルがふさわしいといえます。
正礼装として着るものなので、自由でトレンドのアレンジより正統派のまとめ髪がマナーです。

黒留袖の際のロングヘア・セミロングの基本の髪型

黒留袖着用の際は、上品なアップスタイルが基本です。スタイリング剤を使って美しい毛流れを作り、フォルムを整えてエレガントにまとめます。毛先をカールさせて遊ばせるなどのアレンジは控える方が無難です。前髪は揃えて流すか、すっきりとアップにします。結婚式でゲストをお迎えする立場ですから、お辞儀をする機会も多くあります。短い髪の方は髪が乱れないようヘアネットやピンを使って固定するとよいでしょう。

ヘアボリューム

まとめる際はトップに適度なボリュームを出してバランスよくまとめることがポイントです。黒留袖は裾周りにだけ柄が入った衣装なので、髪を撫で付けてタイトに仕上げると全体的に貧相な印象になってしまいます。逆にパーティーヘアのようにボリュームを出し過ぎると黒留袖とミスマッチに。全体のバランスをみながらまとめましょう。

後れ毛

事前に毛流れを整えずにまとめると、襟足やもみあげの後れ毛がボサボサと目立ってしまい乱れた印象を与えます。ワックスなどのスタイリング剤をなじませたら、毛束のなかにしっかり巻き込んでいきます。最後に気になる部分はスプレーして、櫛で撫で付けて固定するとスッキリします。

ヘアアクセサリー

べっ甲や塗りのかんざし、パールのピンなど高級感があってシンプルなものを使用します。髪をすっきりとまとめているので、かんざしやピンは大ぶりのものを選ぶと映えます。

黒留袖におすすめの髪型、ヘアーアレンジ

黒留袖を着用した際の基本の髪型を押さえたところで、次に具体的なヘアアレンジのバリエーションをご紹介します。

エレガントで落ち着いた夜会巻き

フロントトップにふんわりとボリュームをもたせながら、美しい毛流れで見せる夜会巻きは華やかな雰囲気の結婚式にふさわしい定番スタイルです。

バックやサイドで低めの位置にまとめたシニヨン

まとめた毛束を丸めてバックやサイドの低い位置にまとめて作るシニヨンは、丸みを帯びたシルエットで、優雅で上品なイメージに仕上がります。事前に髪全体にカーラーやコテを使ってカールをつけておくと髪が扱いやすくなります。

黒留袖を着た際のショートやボブの場合の髪型やヘアアレンジ

ショートやボブといった短い髪型は、トップや後頭部にボリューム感のある髪型がおすすめです。まとめる髪の長さが足りない時は、付け毛を足してシニヨンを作るなどのヘアアレンジもできます。
ボブで襟足の髪が上げられる長さがあれば、夜会巻きのようにまとめ上げることができます。ショートの場合は後頭部に逆毛を立ててボリュームをもたせると華やかさを出すほか、前髪の生え際に立ち上がりをつけて横に流すと明るい印象になります。

結婚式の母親のドレススタイルにあう髪型、ヘアアレンジ

母親の立場で結婚式参列の服装に洋装を選択した場合、黒留袖とは異なるドレススタイルにあった、華やかな髪型やシニヨンやニュアンスヘアといったトレンドの取り入れられます。
ただ、花嫁の披露宴の髪型よりも華やかになり過ぎないよう、年齢と立場に応じたヘアアレンジの選択が必要です。

ドレススタイルでのロングヘア・セミロングにおすすめ髪型・ヘアアレンジ

50代~60代の母親におすすめの上品な髪型は数多くあります。まずはロングヘアでおすすめの髪型、ヘアアレンジを紹介します。

夜巻きでアップスタイル

まず大人っぽく、上品な髪型と言えば夜会巻きのアップスタイルでしょう(画像の中央の方のヘアスタイル)。洋装でも、和装でも対応できます。
毛先をカールして編み込みなどの華やかスタイルが若者ならではのお呼ばれスタイルであるなら、夜会巻きは50代だからこそ醸し出せる上品なスタイルです。

ポンパドールのシニヨンスタイル

歳を重ねると、トップが物足りなくなるため、中央の髪をポンパドールにしてボリュームアップするのがおすすめです。和装であればパールの簪を使って、シニョンスタイルにアクセントをつけるのも華やかです。
他の髪は毛先をカールさせておき、ねじってヘアピンで留めるようにすると、立体的なアップスタイルに仕上がります。

しっとり大人な雰囲気のシンプルなシニヨンロング

結婚式に出席する母親として、ロングヘアの際の注意点は、洋装の時も和装の時もアップスタイルが基本です。髪を下ろしたままだとだらしない印象に見えてしまい、結婚式の母親としてふさわしくありません。また高い位置でまとめるのも若すぎる印象のため、シンプルなアップスタイルにするなら、低い位置でまとめたシニヨンスタイルがおすすめです。
美容室ではヘアアクセサリーを効果的に使って上品華やかにアレンジしてもらいましょう。

華やかさが出る編み下ろしロング

全体にゆるく巻いたあと、低めの位置で結んで三つ編みをし、大きく崩すだけの編み下ろしロングは、若い世代だけでなく母親世代にも似合う髪型です。
愛らしい雰囲気なので華やかになりすぎないよう、母親として結婚式に列席する際は、シンプルな洋装に合わせて髪型をアクセントにコーディネートのバランスをとりましょう。

ドレススタイルでのショートやボブにおすすめ髪型・ヘアアレンジ

次にショートスタイルやボブスタイルでおすすめの髪型・ヘアアレンジを紹介します。

カールスタイルのショートヘア

ショートヘアをそのまま下ろして髪全体にカーラーで動きを付け、流れる前髪と丸みのあるシルエットで横顔も素敵に見せる髪型です。
母親は360°どの方向からも注目を浴びるため、どこから見られてもOKの隙のない髪型にするために、仕上げはスプレーでカール感と上品な華やかさをキープしてもらいましょう。

クールスタイルのショートヘア

もみあげ、前髪の毛先、襟足の部分だけをポイントでつまんでジェルを付け、セットするだけで、クール&フォーマルながらも、周りとはちょっぴり違う印象になります。
束感とボリューム感で華やかに見せながら、マニッシュでクールな印象に。ドレッシーな洋装にぴったりの髪型です。

シルエットがきれいな内巻きスタイルのボブ

毛束を内巻きに整えたショートボブのヘアアレンジは50代らしい落ち着き感とともに、結婚式らしい華やかさも演出してくれています。

華やかさアップのゆるふわパーマスタイル・ボブ

ボブスタイルにふわっとパーマをかければ髪型に軽さを持たせると毛束同士が重なり合い、全体的に華やかな雰囲気になり、結婚式の場にもぴったりの雰囲気に。
ボブスタイルのヘアアクセサリーの選択は難しいのですが、両耳を出してピアスやイヤリングをつければ、華やかな印象になります。

上品なハーフアップのアレンジボブ

自分でも簡単にできるボブのハーフアップアレンジは、ボブヘアの洋装の母親におすすめの結婚式ヘアです。
ヘアアクセサリーはラインストーンやパールを選ぶと、結婚式の洋装コーデにマッチします。

洋装にぴったりの編み込みボブ

まとめ髪をしたらサイドが落ちてくるのが気になる…という短めボブの母親におすすめの結婚式向けアレンジなら、トップの部分から編み込んでルーズに崩すだけで横顔にもニュアンスがついておしゃれな雰囲気に。

まとめ

結婚式での母親の正礼装に合わせる髪型やヘアスタイルは事前に準備を

結婚式での母親の正礼装に合わせる髪型やヘアスタイルは、新郎新婦側で最も近しい親族として結婚式に参列するため、ゲストをお迎えする「ホスト側」という立ち位置を考慮して、一般ゲストの方や相手の親族の方が不快な思いをしないよう、デイリー感やカジュアル感を出さない、服装、髪型、メイクまでフォーマルな身だしなみを整えましょう。
特に、髪の長さ、選んだ衣裳のテイスト、髪色に至るまで、しっかりと考慮して髪型を整える必要があるため、衣裳合わせで着用する服装が決まったら、早めに美容室を手配し、髪型とメイクについて事前に相談する必要があります。
できれば新郎新婦の意見も取り入れつつ、結婚式当日に素敵な思い出作りができる髪型が選べたら素敵ですね。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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