画像で徹底解説!結婚式二次会の男性の服装を会場別に紹介。スーツ&ジャケパンスタイル

結婚式の二次会に招待された時に男性の服装はスーツがほとんど。ですが、最近では、二次会の場所やスタイルは多様化しており、ジャケパンスタイルが選択肢にはいるなか、男性もどんな服装で行くべきかは迷う方も多いでしょう。挙式・披露宴よりも服装マナーが少し自由になるとは言え、フォーマルな場であることは変わりありません。結婚式二次会に参加する男性ゲストのために、知っておきたい二次会の服装マナーと、会場の格式や雰囲気別にふさわしいメンズコーディネートを紹介。また、避けたいマナーやNGとなるポイントも解説しますので参考にしてください。

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結婚式二次会の服装選びの3つのポイント

結婚式二次会の服装選びの3つのポイント

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結婚式の二次会とは披露宴の後に行う、友人などを呼んで楽しむ、披露宴よりカジュアルなパーティーのこと。新郎新婦の親しい友人や同僚などが多く集まります。
結婚式二次会の服装を選ぶ際には、大きく分けて3つのポイントがあります。

【1】二次会でも結婚式の基本服装マナーは押さえること

二次会の服装は結婚式と比較しても、ややカジュアルでも大丈夫となりますが、結婚式の最低限の服装マナーを押さえる必要はあります。この記事で紹介をする服装マナーを、しっかりと押さえましょう。

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結婚式披露宴と二次会の服装マナーやルールに違いはある?

結婚式二次会は披露宴と異なり、夜に行われる場合が多いのと、年齢の近い親しい人のみがゲストであるケースが多いため、マナーは比較的緩やかです。結婚式同様スーツでの出席が一般的。ただ、どんなにカジュアルダウンしても、男性ゲストは“ジャケット”の着用が基本マナー。ブラックやダークグレー、ネイビーといった、落ち着いた色の服装が多いでしょう。スーツからどこまでカジュアルダウンして良いかは、二次会が開催される場所の格式や雰囲気に合わせて決めます。事前に会場の雰囲気やテイスト、どんなシーンで使われることが多いのかをHP等で把握し、場違いにならない服装を選ぶことが大切です。

【2】披露宴よりはカジュアルな服装でOK

挙式や披露宴は、結婚の儀式が行われたり、親族や目上の方も多く参加をされるので、マナーを守ったフォーマルの高い服装が求められます。それと比較をして二次会は挙式などの儀式もなく、ゲストも友人のみの場合も多いので、そこまでかしこまった服装でなくても大丈夫です。
一般的にドレスコードは「平服」という表現で表される場合もあります。

結婚式二次会の招待で書かれる「平服」とは?

結婚式二次会の招待状の文面によく書かれている、「平服でお越しください」の一文。「正礼服(フォーマル)」や「準礼服(セミフォーマル)」より一段階ドレスダウンした「略礼服」を指し、カジュアルな普段着でOKという意味ではありません。お祝いの席という、改まった場にふさわしい服装を心がけることが大切です。
略礼服は「お洒落なお出かけ服」と考えるとわかりやすいです。間違えてもTシャツやジーンズなどの「カジュアル」な服装を選ばないようにご注意下さい。

【3】二次会会場の格に合った服装選びが大切

結婚式の二次会会場は幅広いので、基本的には会場の雰囲気に合わせた服装を選びます。フォーマルな二次会会場にはフォーマルな服装を、カジュアルな二次会会場にはきれい目な服装を心がけて下さい。

会場に合わせた結婚式二次会の男性の服装。スーツやジャケパンスタイルを画像で紹介

男性の「二次会会場にあったドレスコードの服装」を、画像とともに着こなしと選び方を紹介します。

ホテルや高級レストランの場合は?

セミフォーマル・またはインフォーマル

結婚式二次会の会場が、一般的に結婚式が行われる結婚式専門場、ゲストハウス、ホテル、高級レストランで開催される場合は、セミフォーマルまたはインフォーマルなブラックスーツ・ダークスーツが基本です。結婚式披露宴にお呼ばれされる際の一般的な服装選び・コーデ・マナーと、ほぼ変わりはありません。
また、ホテルや高級レストランによっては、会場自体にドレスコードが指定されていることがあります。招待状に記載がなくても、事前にチェックしておくことをおすすめします。

スーツ

ブラックスーツやネイビー、チャコールグレーといった、ダークカラーのスーツがフォーマルな場での男性ゲストの服装の基本です。また、ドレッシーさを引き立てるベストを合わせたスリーピーススタイルも、格式の高い会場での男性の装いとしておすすめです。

ワイシャツ

白無地を選ぶのがベストですが、最近では出席する上での立場や式場などにもよりますが、色柄物のシャツを選ばれる方も増えてきています。シャツの襟の形はウイングカラーかレギュラーカラーがお勧めです。襟にボタンが付いたボタンダウンシャツは元々スポーツ競技での利用が目的で生まれた物で、見た目にもスポーティな印象を与えてしまうので、ウェディングシーンで着用するのは避けましょう。

ネクタイ

格式の高い会場では、二次会でも白やシルバーのネクタイや、蝶ネクタイが基本です。無地やシンプルなデザインであれば、淡いピンクやブルーなど明るい色のものもOK。コーデの幅を広げるために、確認しておきましょう。
最も馴染みのあるベーシックなネクタイで、挙式、披露宴、二次会全てのシーンで、一番着用する方が多いネクタイと言えます。一般的なレギュラータイだけでなく、光沢のある細身のナロータイなども、パーティらしい華やかさがコーディネートにプラスされます。
蝶ネクタイ(ボウタイ)は結び下げず、襟元で蝶結びするタイプ。蝶ネクタイ、ボウタイ、バタフライなど、いくつか呼び方があります。主にフォーマルシーンで用いられますが、カジュアルな着こなしにも取り入れられています。 

黒が基本。ひもありの方がフォーマルに見えます。デザインは爪先に横線が入ったストレートチップ、または何も飾りのないプレーントゥがお勧めです。
フォーマル度が高いのが、黒の内羽根ストレートチップと黒の内羽根プレーントゥです。
茶色はフォーマルのイメージにそぐわない色ですので、避けたほうが無難です。二次会やカジュアルな結婚式で着用しましょう。
また穴飾りがあるウィングチップやメダリオンはカジュアルな印象を与えてしまうので、格式高い会場での結婚式二次会では避けた方が無難です。

一般的なレストラン、カジュアルレストラン、ダイニングバー、カフェの場合は?

インフォーマル・またはスマートエレガンス

二次会の招待状に「平服でお越しください」と記載がある場合は、ちょっとだけよそゆき使いのレストランや、オシャレなダイニングが会場になっているケースが多いでしょう。
普段は、Tシャツ×デニムといった、カジュアルな服装で出かけるようなカジュアルレストランでも、あくまでも結婚パーティであり、お祝いの席であるこもを忘れずにコーディネートしましょう。
カジュアルレストランやダイニングバーでの二次会でも、男性の服装はスーツが基本ですが、ややカジュアルダウンしたスタイルの方が会場の雰囲気にも馴染みます。
スーツ以外では少しカジュアルダウンしたジャケパンスタイルが基本的なスタイルとなりますが、ノーネクタイは避け、あくまでドレッシィなコーディネートを心がけましょう。

スーツ

ネイビーやグレーといったダークカラーはもちろん、明るめのグレーやストライプのメンズスーツも、上品なおしゃれ感が出るので結婚式二次会の男性ゲストの服装として人気です。

ワイシャツ

白無地のシャツ以外に、淡いピンクやサックスブルーのものや、織柄の入ったシャツも、より華やかな雰囲気が出るのでおすすめです。濃い色のものや太いストライプ柄はカジュアル過ぎる、ビジネス感が出過ぎることがあるため、避けたほうが無難です。

ネクタイ

ネイビーやシックなワイン色、レジメンタルやドット柄のネクタイは、カジュアルなレストランでの二次会にぴったりのアイテムです。メンズコーデに上品な華やかさをプラスしてくれます。

カジュアルなレストランやバーでの二次会でも、男性の足元は黒の革靴が定番ですが、カジュアル度が高い「ビストロ」や「ブラッスリー」のような場所なら、黒や茶の革靴、また紐あり・紐なしのいずれでも着用OKです。シューズの色はベルトの色と合わせてスタイリッシュに決めて。

ビストロ・居酒屋・カラオケ・パーティースペースの場合は?

スマートエレガンス・またはスマートカジュアル

最近は、結婚式二次会を仲の良い友人同士だけで盛り上がることができる、馴染みのある居酒屋やカラオケ、パーティースペースを貸し切って行うケースも増えてきています。あまりフォーマルすぎる服装ではかえって浮いてしまうことがあるので、きれい目、よそゆきを意識したアイテムでのコーデがおすすめです。
ただ、カジュアルとはいってもお祝いの場であることに変わりはないので、マナーとして男性はジャケットを着用していた方がベターです。また、パーカーやジーンズ、スニーカーやサンダルといった普段着のまま参加は避けましょう。

ジャケット+パンツ

スーツでの参加でももちろんOKです。仕事帰りの参加の場合はビジネススーツで問題ありません。
普段使いでもきれい目のジャケットにパンツというジャケパンスタイルが、場の雰囲気に相応しいコーデです。明るいブルーやキャメル色、またチェック柄のジャケットなどにパンツを合わせたスタイルは、くだけ過ぎることなく、メンズコーデを上品にまとめてくれます。

ワイシャツ

ストライプ柄やチェック柄、ネイビーなどの濃い色のシャツも、カジュアルな会場ならサマになります。シャツだけでなく、襟なしのカットソーやニット(セーター)などもカジュアル会場での二次会なら問題ありません。

ネクタイ

明るい色や柄物のネクタイのほか、ニットタイや細いタイもおしゃれなこなれ感が出るのでおすすめです。カジュアルな会場での二次会は、ノーネクタイでも問題はありません。色の濃いめのインナーがおしゃれです。

ローファーやスリッポンも、カジュアルな二次会なら問題ありません。ラフになり過ぎず、ほどよい抜け感を演出できます。スニーカーやサンダル、ブーツといったカジュアルになりすぎる靴は避けたほうが良いでしょう。

結婚式二次会の男性の服装選びで気を付けたいマナーや注意点

結婚式二次会の男性の服装選びで気を付けたいマナーや注意点

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結婚式二次会はアットホームな内容のパーティであるぶん、どうしても服装選びのマナー面で失敗しがちです。下記が特に、服装選びで失敗しがちなマナーとなるので、気を付けてください。

・新郎新婦と被る白
・葬式のような全身黒
・アニマル柄などの柄物アイテム
・カジュアル過ぎる服装やアイテム
・新郎新婦より目立つ派手な服装
・季節感のない服装
・会場の雰囲気に合わない服装

新郎新婦より目立つ服装

結婚式の二次会の主役はあくまで新郎新婦。白やシルバー、光沢のあるグレーのメンズスーツは、新郎の衣装と被る可能性があるので避けましょう。また、新郎新婦より目立ってしまうような、派手な色の服装もNGです。

黒一色のコーディネート

黒のスーツに黒ネクタイという全身黒のコーディネートは喪服を連想させるため、お祝いの場である結婚式の二次会にはふさわしくありません。

死や殺生を連想させるもの

動物の毛を使用したファーや、蛇柄やアニマルプリントの洋服や小物、革のジャケットなどは、殺傷のイメージを連想させるため、こちらもお祝いの場ではNGとされています。

カジュアルすぎる服装

派手なスーツやメンズジャケット、Tシャツやジーパンといったカジュアルすぎる服装、スニーカーやサンダル、ブーツなどのシューズは、結婚式の二次会とはいえ避けましょう。また、ベルトなどの小物にも、ラフすぎるものを取り入れてしまわないよう注意してください。

まとめ

結婚式二次会の男性のスーツ・ジャケパンスタイルは会場に合わせたテイストを楽しもう

結婚式二次会の男性のスーツ・ジャケパンスタイルは、まずはどんな会場でパーティが行われるかを下調べしたうえで選ぶとスムーズです。マナーは結婚式とさほど変わりはありませんが、夜で気兼ねない間柄のゲストが多い分、おおらかにマナーを守りましょう。
二次会の会場はかなり幅広い種類から選ばれますが、そのテイストにあわせてお呼ばれファッションを楽しんでくださいね。

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