「結婚式二次会だけ呼ばれる服装」と「結婚式披露宴と二次会通して呼ばれる服装」の違いは?マナーやコーデを解説

結婚式披露宴には出席せず、結婚式二次会から参加、二次会だけ呼ばれる際の服装選びは、どんな点に注意して選んだらいいのでしょうか。また合わせて「結婚式披露宴と二次会通して呼ばれる服装」で、着替えるべきかそのままいくかで悩んでいる方に対しても、披露宴と二次会の服装の考え方や対処法について解説します。

この記事のINDEX

    結婚式二次会だけ呼ばれる服装は会場の格式やパーティの内容によって服装を選ぶ

    結婚式二次会だけ呼ばれる服装は会場の格式やパーティの内容によって服装を選ぶ

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    結婚式の二次会とは披露宴の後に行う、友人などを呼んで楽しむ、披露宴よりカジュアルなパーティーのこと。新郎新婦の親しい友人や同僚などが多く集まります。冬だからといって、結婚式二次会の服装マナーは他の季節と変わりはありません。
    結婚式二次会だけ呼ばれる服装を選ぶ際には、大きく5つのポイントがあります。

    【1】二次会でも結婚式の基本服装マナーは押さえること

    二次会の服装は結婚式と比較しても、ややカジュアルでも大丈夫となりますが、結婚式の最低限の服装マナーを押さえる必要はあります。この記事で紹介をする服装マナーを、しっかりと押さえましょう。

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    結婚式披露宴と二次会の服装マナーやルールに違いはある?

    結婚式二次会は披露宴と異なり、夜に行われる場合が多いのと、年齢の近い親しい人のみがゲストであるケースが多いため、マナーは比較的緩やかです。結婚式同様スーツでの出席が一般的。ただ、どんなにカジュアルダウンしても、服装自体は二次会が開催される場所の格式や雰囲気に合わせて決めます。事前に会場の雰囲気やテイスト、どんなシーンで使われることが多いのかをHP等で把握し、場違いにならない服装を選ぶことが大切です。

    【2】披露宴よりはカジュアルな服装でOK

    挙式や披露宴は、結婚の儀式が行われたり、親族や目上の方も多く参加をされるので、マナーを守ったフォーマルの高い服装が求められます。それと比較をして二次会は挙式などの儀式もなく、ゲストも友人のみの場合も多いので、そこまでかしこまった服装でなくても大丈夫です。
    一般的にドレスコードは「平服」という表現で表される場合もあります。

    結婚式二次会の招待で書かれる「平服」とは?

    結婚式二次会の招待状の文面によく書かれている、「平服でお越しください」の一文。「正礼服(フォーマル)」や「準礼服(セミフォーマル)」より一段階ドレスダウンした「略礼服」を指し、カジュアルな普段着でよいという意味ではありません。お祝いの席という、改まった場にふさわしい服装を心がけることが大切です。
    略礼服は「お洒落なお出かけ服」と考えるとわかりやすいです。間違えてもTシャツやジーンズなどの「カジュアル」な服装を選ばないようにご注意下さい。

    【3】女性は立食スタイルか、着席スタイルかを確認

    結婚式披露宴はゲストひとり一人に席を設け、着席のコース料理をふるまうスタイルが多いのですが、結婚式二次会をはじめカジュアルなウェディングパーティでは、食事を自分でとりにいき、会話を楽しみながら食べる立食ビュッフェスタイル、または着席ビュッフェスタイルが多くなっています。
    立食スタイルでは、休憩のための椅子は設けられているものの全員分はなく、ゲスト数のわりに数が少ないケースも見られるため、2時間~3時間立ちっぱなしという場面も考えらるでしょう。パーティの服装に合わせる靴はヒールのあるパンプスが一般的ですが、パンプスを履きなれていない方は、あくまで服装にあうドレッシーな靴であるのと同時に、あまり高すぎるものは避ける、長時間立っていられる靴を選ぶのも重要です。
    また、バッグも肩掛けにできるものやポシェットタイプ、クラッチでもアジャスタブルにするなど、立食を想定した持ちやすい小物を選びましょう。

    【4】出席者は二次会からが多いか、披露宴からが多いかを確認

    二次会に招待されているゲストは、結婚式披露宴から続けて参加する人が多いケースと、ゲストの顔ぶれをがらっと変えてほぼ二次会から参加のケースとがあります。
    披露宴から続けて出席する人が多い二次会では、結婚式披露宴の服装のままフォーマルなコーディネートの参加者が多いと予想されるため、周囲と浮かないよう服装も結婚式に招待されている服装と同様に揃えたほうが良いでしょう。
    ゲストの顔ぶれをがらっと変えてほぼ二次会から参加のケースでは、カジュアルでアットホームなパーティであることが予想されます。服装はフォーマルさを基準にしつつも、トレンド要素や遊び心を盛り込んだゆるやかなマナーの範囲でコーディネートを楽しめると判断の基準になります。

    【5】二次会会場の格に合った服装選びが大切

    結婚式の二次会会場は幅広いので、基本的には会場の雰囲気に合わせた服装を選びます。フォーマルな二次会会場にはフォーマルな服装を、カジュアルな二次会会場にはきれい目な服装を心がけて下さい。

    結婚式二次会の服装について、男性女性別のマナーやコーデの詳細はこちらをご覧ください。

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    結婚式二次会だけ呼ばれた場合の会場に合わせた服装選び

    「二次会会場にあったドレスコードの服装」を、画像とともに着こなしと選び方を紹介します。

    ホテルや高級レストランの場合は?

    セミフォーマル・またはインフォーマル
    男性:ブラックスーツ・ダークスーツ
    女性:フォーマルなお呼ばれ用ドレス

    結婚式二次会の会場が、一般的に結婚式が行われる結婚式専門場、ゲストハウス、ホテル、高級レストランで開催される場合は、セミフォーマルまたはインフォーマルな服装が基本です。結婚式披露宴にお呼ばれされる際の一般的な服装選び・コーデ・マナーと、ほぼ変わりはありません。
    また、ホテルや高級レストランによっては、会場自体にドレスコードが指定されていることがあります。招待状に記載がなくても、事前にチェックしておくことをおすすめします。

    一般的なレストラン、カジュアルレストラン、ダイニングバー、カフェの場合は?

    インフォーマル・またはスマートエレガンス
    男性:スーツ全般(ビジネススーツもOK)
    女性:お呼ばれ用ドレス。きれい目のワンピース・パンツドレス

    二次会の招待状に「平服でお越しください」と記載がある場合は、ちょっとだけよそゆき使いのレストランや、オシャレなダイニングが会場になっているケースが多いでしょう。
    普段は、Tシャツ×デニムといった、カジュアルな服装で出かけるようなカジュアルレストランでも、あくまでも結婚パーティであり、お祝いの席であるこもを忘れずにコーディネートしましょう。

    ビストロ・居酒屋・カラオケ・パーティースペースの場合は?

    スマートエレガンス・またはスマートカジュアル
    男性:普段使いのスーツ・ジャケパンスタイル・きれい目のノーネクタイスタイル
    女性:きれい目のワンピース・きれい目のブラウス+スカート・ツーピース

    最近は、結婚式二次会を仲の良い友人同士だけで盛り上がることができる、馴染みのある居酒屋やカラオケ、パーティースペースを貸し切って行うケースも増えてきています。あまりフォーマルすぎる服装ではかえって浮いてしまうことがあるので、きれい目、よそゆきを意識したアイテムでのコーデがおすすめです。
    ただ、カジュアルとはいってもお祝いの場であることに変わりはないので、マナーとして男性はジャケットを着用していた方がベターです。女性もきれい目やよそ行きを意識してコーディネートしましょう。また、パーカーやジーンズ、スニーカーやサンダルといった普段着のまま参加は避けましょう。

    結婚式二次会だけ呼ばれる服装で仕事後に出席する場合の服装は?

    結婚式二次会だけ呼ばれる服装で仕事後に出席する場合の服装は?

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    結婚式二次会は披露宴後に続けておこなわれるため、仕事や自分の用事をこなした後、二次会だけ参加するといったゲストも多いでしょう。
    仕事をおこなう場合は、仕事に適した服装である必要があり、二次会の服装ではそぐわないケースもあります。

    仕事後に二次会だけ呼ばれる女性の服装の注意点

    ・二次会の会場の格式とテイストを確認
    ・会場の格式によっては着替える必要がある場合も多いため着替えを持参
    ・着替える場合は更衣室やトイレなど仕事後に着替えができる設備を事前に確認
    ・ヘアセットやメイクは仕事場近くか会場近くで美容室を予約できるか確認

    女性の場合、仕事後そのままの服装で結婚式二次会に参加するのは難しいケースもあります。スーツなどかっちり目の服装やきれい目の服装であれば、レストランやカフェでの二次会であれば、そのままでも問題はありません。
    ただし、簡単にインナーやトップスをフェミニンで華やかなブラウスにチェンジしたり、美容室を事前に予約してヘアセットしてもらう、コサージュをつけるといった簡単な工夫で、パーティ向けに華やかな装いになります。

    仕事後に二次会だけ呼ばれる男性の服装の注意点

    ・二次会の会場の格式とテイストを確認
    ・スーツであればほとんどの場合はそのまま参加可能。会場の格式によってはシャツ・ネクタイの着替えを持参
    ・会場の格式によっては着替える必要があるなら着替えを持参
    ・着替える場合は更衣室やトイレなど仕事後に着替えができる設備を事前に確認

    男性で仕事での服装がスーツやジャケパンスタイルの場合、仕事後そのままの服装で結婚式二次会に参加することも問題ありません。
    ただし、会場の格式によっては、インナーのシャツやネクタイを変える必要がある場合もあるでしょう。
    ジャケパンスタイルの場合、蝶ネクタイやポケットチーフをプラスするだけで、トレンドのパーティコーディネートに簡単にしやすいメリットがあります。

    結婚式披露宴と二次会の両方に続けていく場合の服装。着替えたい場合とは?

    結婚式披露宴と二次会の両方に続けていく場合の服装。着替えたい場合

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    結婚式披露宴後の二次会は基本は同じ服装でOKです。
    披露宴と二次会は、「結婚式」の一連のパーティとして考えられます。二次会もお祝いのために集まるフォーマルな場ですから、服装のマナーやテイストも、基本は一緒で大丈夫です。結婚式では一般的な、男性ではスーツ・女性ではワンピースのスタイリングなら、そのまま続けて出席する人がほとんどでしょう。
    それでも「披露宴と二次会では服装を着替えたい・またはカジュアルダウンしたい」と、イメージチェンジの用意をする人も、実は多くいるのです。

    結婚式二次会での服装を変える、変えたいケース

    二次会で着替える・着ている服装をカジュアルダウンするシーンは、次のような状況が考えられます。

    披露宴で振袖・着物を着用した

    お祝いに華を添えるゲストの振袖・着物の着用は新郎新婦にとても喜ばれます。ただ、振袖、着物の華やかなスタイルでは、カジュアルなパーティが多い二次会では浮いてしまい、立食スタイルでお酒も入るため、長時間着続けるのはとても大変です。そのため、合間に着替えるゲストがほとんどです。

    披露宴と二次会の会場の雰囲気の差が激しい

    披露宴と二次会の会場が別の場所で、会場を調べると非常にカジュアルな場所だった場合、披露宴のスタイルのままでは会場の雰囲気と服装が、ちょっと違ってしまうことが考えられます。

    披露宴から続けていく人が少ない

    披露宴と二次会はゲストの顔ぶれをがらっと変えることもよくあります。披露宴には親族・上司・非常に親しい人だけを招待して少人数で、二次会には気兼ねない仲間を呼んで…というようなケースです。披露宴から続けて出席する人がごくわずかな場合、二次会から出席するゲストの多くはスマートカジュアル寄りのキレイめでラフなスタイリングがほとんどであることが考えられます。

    気分を変えてパーティを楽しみたい

    披露宴から二次会まで続けて出席するのは、実はかなり長丁場なパーティです。
    パーティへのテンションとお祝いの気持ちをファッションで高めたいときや、せっかくのパーティなのでオシャレして思いきり楽しみたいときは、思い切って着替えましょう。

    【解決策1】披露宴の服装を二次会寄りにカジュアルダウンする

    今着ているワンピース・セットアップ・スーツに、ちょっとしたファッション要素を付け加える、または引き算することで、スタイリングを二次会寄りにカジュアルダウンすることが可能です。
    いくつかの簡単なカジュアルダウンのテクニックをご紹介します。

    女性ゲスト向けカジュアルダウン

    ・ジャケット、ボレロ、スカーフなどを羽織ってワンピースの印象を控え目に
    ・靴・アクセサリーを夜の二次会寄りに変更
    ・セットアップ、セパレートスタイルの場合は、トップスのみ別のブラウスなどに着替える

    男性ゲスト向けカジュアルダウン

    ・スーツのインナーのシャツのカラーを変える
    ・ネクタイ、チーフをカジュアルダウンして印象を変える
    ・ネクタイを外してノーネクタイで出席

    【解決策2】二次会の前に着替えてガラリとイメージチェンジ

    披露宴から二次会の合間に思い切って着替えたい場合は、事前に準備と手配が必要です。また、どうしても着替え分手荷物がおおくなるため、手荷物をどう運び、どう管理するかの確認、段取りが必要になります。スムーズに着替えるための段取りをまとめました。

    披露宴と二次会の会場の距離・移動時間をチェック

    まずは披露宴の終了時間と、二次会の会場までの移動時間を調べ、着替える時間があるかどうかチェックしましょう。注意しなければいけないことは、披露宴の終了時間。パーティは2時間~3時間、その後お見送りでゲスト1人1人と言葉を交わすため、パーティ会場から出るまでに30分以上かかることも考えられます。着替え・ヘアメイク直しに少なくとも30分は見積もっておきたいところ。終了時間が押した場合と、移動にかかる時間を考慮して、それでも着替える時間の余裕があるかを確認してシュミレーションしましょう。

    着替える場所の確保

    着替えるためには、多少広い場所が必要になります。着替えの場所が確保できるかどうか、事前に会場サイドに確認を取りましょう。

    会場内の更衣室、控室

    披露宴の会場に親族・ゲストの更衣室や控室が備わっている場合が多いため、そこで着替えることが可能です。ただ会場によって、控室は親族のみしか使えない場合や、パーティ終了後は非常に混み合うケースも考えられます。着替えができるかどうか、パーティ終了後の混雑の度合いなど、会場サイドに直接問い合わせをしてみましょう。

    着付け・ヘアセットを頼んだ美容室

    振袖・着物を頼んだ美容室では、パーティ中にもともと着てきた服を預かってくれ、帰りもそのままそちらで着替えさせてくれることが多いので、そちらで二次会の服装に着替えることが可能です。ただ、こちらも状況によってはできないケースもありますので、着替えがOKか予約の際に必ず確認をとっておきましょう。

    化粧室

    ワンピースのみ、またはトップスのみの簡単な着替えであれば、広い化粧室で簡単に着替えるというゲストも多いようです。会場によっては着替える為のスペース・踏み台がついている化粧室もあります。パーティ開始前に早めに来て、着替えられそうかどうかの確認を取ることをおすすめします。

    着替え用荷物のスムーズな持ち運び

    着替え用の服装一式を持ち運ぶため、荷物がかなり多くなることが予想されます。荷物が多いと移動が苦痛になり、テンションも下がります。スムーズに着替えて荷物の持ち運びをするために、荷物管理の段取りを確認しましょう。

    大き目のサブバッグ・または旅行用キャリーケースの用意

    荷物が多くなるため、持ち運びには大き目のサブバッグか、旅行用キャリーケースがおすすめです。靴まで変更することを考えているなら、迷わず旅行用キャリーケースがいいでしょう。服はたたんでもしわにならないよう、素材とたたみ方に気を付けてください。

    配送手配

    披露宴で着ていたものや引き出物等で荷物が多くなってしまうため、二次会前に自宅までの配送を手配することもおすすめです。手荷物がなくなると、会場への移動や二次会終了後も非常に気楽に過ごせます。会場の受付・フロントで手配できることがほとんどなので、ぜひ検討してみてください。

    タクシー移動

    着替え後、大きな荷物を持参しての移動は、タクシーでの移動もおすすめです。事前に距離とタクシー運賃を調べ、もし一緒に二次会に参加するゲストがいるなら、同乗を誘っておきましょう。

    二次会の会場のクローク確認

    二次会の会場ではクロークがあっても、臨時設営の簡易なものであるケースも。そのため、荷物が大きすぎてクローク外に出されていた…というケースもあります。クロークで大きい荷物がきちんと預かってもらえるかどうか、事前に確認の電話を入れておきましょう。

    まとめ

    結婚式二次会だけ呼ばれる服装、披露宴と二次会続けて出席する服装は事前準備が大切

    結婚式二次会だけ呼ばれる服装は、会場の格式やテイストを事前にしかっりと調べ、それに合わせた服装を用意する必要があります。仕事後に参加するなら、服装に関して準備が必要になるでしょう。披露宴と二次会続けて出席する服装は、基本的に披露宴と同一でかまいませんが、あまりにも披露宴と二次会の会場の格式が違い過ぎる場合には、カジュアルダウンや着替えについても準備を考えておきましょう。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

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