結婚式や二次会にゲスト出席の冬用メンズコート。色やデザインはフォーマル用で選ぶ!

結婚式や二次会にゲストとして出席する際、男性はコートに迷ってしまうことも多いでしょう。特に冬用のメンズコートは「通勤用コートはOK?」「ビジネス用コートで大丈夫なの?」と心配になっている男性ゲストの声も多数です。結婚式のようなフォーマル用のメンズコートには、ある程度場に合わせたマナーがあります。襟元、形やデザイン、シルエット、素材、色のマナーのポイントをしっかりチェックしておき、フォーマルシーンのスタイリングを楽しめるコートをひとつ用意しておきましょう。

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冬の結婚式や二次会。男性ゲストがスーツの上に羽織るコートのマナー

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結婚式の行き帰りでスーツの上に着用する冬用のメンズコート

男性の結婚式の服装はスーツが一般的です。そのため、スーツを着ていれば行き帰りのコートは関係ないかというと、そんなことはありません。
結婚式の会場は一般的にフォーマルな場であるため、着用するコートに関しても、会場のフォーマル度(どんな場所か)と、他に招待されているゲストの年齢層・立場などを確認し、配慮をもったスタイリングを心がけることがマナーとされています。
お祝いの場であることを忘れず、コートのテイストも合わせたものを選びましょう。

結婚式や二次会では冬用コートはクロークに預けるのがマナー

クローク

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コートはクロークへ預ける

クロークとは、結婚式場の入り口付近にある、荷物を預けるスペースのこと。基本的にはコートとバッグはクロークへ預けます。デジカメや貴重品がある場合会場に持って入っても失礼のない小さなクラッチバッグなどに移し替えて、それ以外の荷物とコートはすべて預けましょう。

クロークへコートを預けるタイミング

クロークへコートや荷物を預けるタイミングとしては、会場に到着したらすぐに預けます。受付をする前に預けるのが基本です。クロークに預けたら荷物札を受け取り、帰りにスムーズに受け取れるよう、なくさないよう分かる場所にもっておきましょう。

結婚式会場で冬用コートを脱ぐタイミング

また、コートを脱ぐタイミングは日本のホテルなどでは会場に入る前、エントランス前で脱ぐと言われていますが、欧米のレストランなどでは真逆です。近年では欧米風のマナーが浸透している会場も増えてきていますので、これを機に見直しておきましょう。

一般的なホテルや結婚式場の場合

ホテルや式場ではロビーホールがあるため、ロビーのソファに荷物をおいて、隅のほうでコートを脱いで軽く折りたたみ、片手にかけてから改めて会場のエントランスやクロークに向かうと、クロークに預けるまで段取りがスマートかつスムーズです。

欧米風のレストランや一軒家ゲストハウスなどの場合

欧米のようにエントランスにドアマンや案内係がいるような場所では(レストランやゲストハウスなど)、コートは抜がずそのままドアをくぐり、案内されてエントランスのクローク前でクローク係に手伝ってもらって脱ぐのがマナーです。

会場が小さい、エントランスが狭い場合

会場があまり大きくない一軒家レストランなどの場合は、エントランスが狭い、案内係が1人しかいない場合も考えられます。そういった場合は、エントランスに入る前にコートを脱いでおき、すぐに預けられるよう配慮をしておくとスマートです。

結婚式や二次会で着たい!フォーマルな冬用メンズコートのデザイン

冬の結婚式や二次会で着用するメンズコートは、スーツにしっかり合うフォーマルなデザインのものであることが前提です。

コートのデザインはスーツに合わせるものが前提

スーツに合わせることが前提で作られたもの選びましょう。
普段通勤で着用しているビジネスコートも決して悪くはありませんが、注意してほしいのは機能性を重視したデザインや素材のものです。例えば、撥水性が分かりやすいテカテカした素材や、キルティング素材など、ビジネスライクすぎるものはデイリー感が出すぎるので、フォーマルなお祝いの場には向きません。
また、最近のビジネスコートはトレンドに合わせフードがついものやジップアップ、飾りボタンなどカジュアルなファッション要素が加えられたデザインが多くあり、カジュアル感が強いものです。これらの要素がない、できるだけシンプルで、きちんとした印象に見える要素を押さえたデザインがおすすめです。

比翼仕立て(ボタン・ジップアップが隠れている)

基本的にはボタンやジップアップなどが比翼仕立て(隠れるもの)になっていて、前身ごろがすっきり見えるデザインがよりフォーマルであるとされています。
ボタンが隠れていなくても同系色で目立たない大きさで、落ち着いたものであればさほど問題はありませんが、ジップアップが見えてしまうものはカジュアルに見えてしまうため、避けましょう。

襟元の形はシンプルで伝統的なもの

コートの襟の形は、トラディショナルでシンプルな襟元であるほうがフォーマル度が高くなっています。とくにテーラードタイプのコートがフォーマル度では最も高く見えます。

着丈の長さ

コートの着丈の長さは、おすすめな丈は膝上から膝ジャスト(75cm~1m丈)です。スーツのジャケットがしっかり隠れる、腰・お尻がすべて隠れる長さが望ましいでしょう。長めのほうが落ち着いたフォーマルな印象に、短めは軽快でカジュアルなイメージを与えます。

チェスターコート

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テーラードジャケットの形をしている襟が特徴で、ウエストをやや絞ったシルエットのコートです。紳士のフォーマルにふさわしい極めて格調の高いドレッシーなコートといえます。
黒のチェスターコートであれば、シーンを問わず冠婚葬祭から日常のオン・オフまで着用できるため、1着持っておきたいマストアイテムです。

ステンカラーコート

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別名「バルマカーンコート」「バルカラーコート」「スタンドフォールカラー」とも呼ばれています。実は”ステンカラー”は和製英語です。
トラディショナルなラグラン式(襟開きのところで縫い合わされていて、肩の周りがゆったりとしているデザイン)で、レインコートの基本型として普及したコートです。
ビジネスシーンでは、定番中の定番コートとして位置づけられていますが、フォーマルなシーンでも活躍します。

トレンチコート

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一次世界大戦中にイギリス軍が塹壕(トレンチ)戦に用い広まったミリタリーコートの一種です。本来、結婚式ではミリタリー系のカジュアルダウンしたコートは不向きとされています。しかし、最近では儀礼のカジュアル化が進みドレスコードも緩くなりつつあります。
格式の高い厳格な結婚式や披露宴であれば避けたいところですが、レストランウエディングや二次会などであれば着用しても問題ありません。

スタンドカラーコート

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スタンドカラーコートは、その名の通り、襟が立っている(stand collar)デザインのコートです。襟を立てる着こなしは、男らしいイメージを作り出します。襟が立ちすぎているものは少し印象が強くなりますが、すっきりとした襟回りのものは上品な印象になります。スポーティなものも多いため、選ぶ際には丈の長さや素材に気を付けて選びましょう。

結婚式ではできるだけ避けたほうがいい冬用のメンズコート

・ダッフルコート
・ピーコート

本来はミリタリールーツのコートであり、カジュアルが強いアイテムのため、結婚式で不向きとされてきました。しかし最近はドレスコードも緩くなり、ピーコートなどはビジネスコートとして人気のあるデザインで、二次会からの使用やカジュアルな会場(カフェレストランやパーティスペースなど)の、トレンドファッション重視のウエディングスタイルでは着用OKの傾向です。格式高いホテルや結婚式会場での着用は避けましょう。

結婚式・二次会で避けたほうがいいデザインのメンズコート

・モッズコート
・ダウンジャケット、ダウンコート
・スポーツ・アウトドア系コート
・ライダース・ミリタリー系コート

明らかにカジュアルテイスト全開のコートは、いくら防寒のために会場まで着て行くだけとはいえ、場の雰囲気を考えて避けたほうが無難です。簡単なイメージを伝えると、デニム・スニーカー・ブーツに合わせたほうがしっくりくるイメージのものはフォーマルな席では避けたほうがいいでしょう。

結婚式や二次会のフォーマルなメンズコートの色とは

結婚式や二次会のフォーマルなメンズコートの色とは

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一般的なマナーとしては、コートは色が濃い方がフォーマルで上品とみなされています。そのため、コートカラーでは黒が最もフォーマルです。
例えば親族や主賓としての参列の場合、礼服(ブラックスーツ)に合わせるコートは黒のコートを選びます。
友人や同僚など一般ゲストとしての参列の場合は、ブラックスーツやダークスーツに合わせたコートを選びます。黒、ネイビー、ダークグレー、チャコールなどの濃い控えめな色がいいでしょう。

冬用のフォーマルなメンズコートの定番色

黒・グレー・ネイビー・チャコールなど
黒がフォーマルの最上級の色です。それ以外でも、できるだけ濃い色目で、落ち着いたカラーを選びましょう。濃いトーンのほうがフォーマルとされており、薄い色目はカジュアルに見えるとされています。

フォーマルなメンズコートで気を付けたい色

カーキ・キャメル・ベージュ・ブラウン
春・秋の男性のコートでは定番色ですが、冬ではカジュアルな印象に見えるカラーです。
もしこの色のコートを選ぶ場合には、できるだけしっかり濃い色のトーンであること、素材が上質(カシミアやアルパカなど)で、ほのかな光沢感があり、高級感のあるものを選びましょう。

フォーマルなメンズコートで避けるべき色

白・オフベージュ・明るいカラー・派手なカラー
メンズコートとして、お祝いの気持ちを表現するのにふさわしくないとされるカラーです。NGである理由としては、白は新郎新婦の色、明るい色や派手な色は、主役より目立ってしまう恐れがあることです。白と間違えられやすいオフベージュなども避けましょう。

フォーマルなコート・マフラーでは柄物・アニマル柄は避ける

フォーマルな冬用コートで、チェックやアニマル柄などのコートは避けましょう。コートではグランチェックや千鳥格子などの細かい、スーツなとせにもよよく使用される柄物は、二次会やレストランなどのカジュアルウェディングであれば問題はありませんが、ホテルウェディングや結婚式場など格式ある会場では、避けた法が無難です。
アニマル柄は、結婚式などのハレの場では縁起があまりよくないと言われているため、全面的に避けましょう。

結婚式や二次会のフォーマルな冬用メンズコートの素材

フォーマルおすすめの素材

ウール・カシミア・アンゴラ・アルパカ・メルトン・ベルベット
仕立ての良さやフォーマル感がしっかりと分かる生地を選びましょう。
選ぶポイントとしては起毛感が少なく、毛足が短く揃えられ、なめらかで微光沢感のある表面の生地や素材がいいでしょう。
ベルベット素材のコートは高級感、フォーマル感があり、フォーマルコートの定番素材ではありますが、毛足が長い生地のため、冬は特に静電気で毛羽だちやほこりが目立つこもあり、手入れには特に注意が必要です。ウールでもポリエステル・ナイロン混のものは寒い時期は静電気が起きてほこりが非常に目立ちます。
色の濃いフォーマルコートはどうしてもほこりが目立つため、着用前にはブラッシングなどで必ず手入れしてから着用してください。

冬用のフォーマルコートでは気を付けるべき素材

綿・ポリエステル・ナイロン
春・秋のコートの定番素材ですが、織り方によってはカジュアル感が出てしまい、しわが目立つ素材です。現在では厚手の綿で中綿の入ったコートなどがありますが、季節感からいってもあまりフォーマルな場に適しているとはいえません。また、摩擦や静電気でほこりが目立ってしまうことも非常に多いのです。NGではないのですが、よりフォーマル感が出るように光沢感があるしっかりした織りのものを選びましょう。着用前にクリーニングに出す・アイロンがけをするなどでしわの手入れを行ってください。

冬用のフォーマルコートでは避ける素材

レザー・ファー・毛皮・ムートン・ダウン
これらのコートは、動物の殺生をイメージさせるコートになる為、冠婚葬祭などのフォーマルのシーンでの着用は避けるべきとされています。最近ではフェイクレザーやフェイクムートンなどの素材を使ったコートも多いのですが、年配の方や目上の方から見たらその違いが分からない場合も多いため、できるだけ着用は避けたほうがいいでしょう。

まとめ

冬の結婚式や二次会の冬用コートはフォーマルに適したものを

冬の結婚式や二次会には、フォーマルな場の雰囲気にあう、スーツに合わせられるコートをひとつ、用意しておくことをおすすめします。フォーマルに適した襟元、シルエット、形、素材をしっかりチェックして、今後も長く使えるような、しっかりと上質なコートがひとつあるといいですね。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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