結婚式には誰を呼ぶ?披露宴の招待客の選び方のポイントと注意点

結婚式に誰を呼ぶかは新郎新婦の悩みの種です。披露宴のスタイルによってゲストの人数が変わりますし、しっかりと厳選して決めないと、「思いつくままに招待したら人数が想像以上に増えてしまった...」ということも起こります。招待する方を選ぶときには、ポイントと注意点があります。コツを押さえてリストアップをすれば、スムーズですよ。

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披露宴の招待客は何人くらい呼んでいる?

新郎新婦

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披露宴に呼ぶ人数は、人それぞれです。また、披露宴のスタイルによって、人数も変わります。

招待客の人数の割合

先輩花嫁、先輩花婿は、実際にはどれくらいの人数を招待しているのでしょうか。下の表を見ていきましょう。

招待客の人数の割合

80~90人未満 17.1%
60~70人未満 15.3%
30人未満(0を含む) 12.4%
50~60人未満 10.3%

一番多いのは、80~90人未満となっています。次いで60~70人未満となっており、比較的大勢のゲストを招待して披露宴をおこなうカップルが多い印象です。
一方、30人未満(0を含む)も12.4%存在しています。大規模な披露宴だけでなく、家族婚や親しい人だけを招待した小規模な披露宴も一般的になってきていると考えられます。招待人数が0というのは、新郎新婦ふたりだけの結婚式だと予想されます。

データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

披露宴のスタイルによって呼ぶ人数は違う

招待する人数は、披露宴のスタイルや規模によって変わります。
 
家族や親族のみでおこなう家族婚や、招待する人数が限られる遠方でのリゾート婚なら30人未満、友人や家族メインのカジュアルな披露宴なら40~50人程度、職場の人も呼ぶ華やかな披露宴なら70人程度~、となるでしょう。

呼ぶ人を決めるときのポイント

家族

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招待するゲストを決めるときのポイントを4つ紹介します。

ふたりがどのような結婚式を望むかで決める

まずは、新郎新婦がそれぞれどのような結婚式がしたいのかを決める必要があります。アットホームな家族婚がいいのか、たくさんのゲストを招待する華やかな式がいいのか、話し合いましょう。

両家の両親にも相談する

忘れてはいけないのは、両家の両親の意向です。たとえば、自分たちは「小規模な家族婚にしたい」と思っていても、両親は「たくさんの親戚や会社の人を招待した華やかな披露宴がいい」と考えている場合もあります。
 
両親に結婚式の規模についての意向を確認すると同時に、「親戚は何人呼びたいか」を聞いておきましょう。

収容人数と予算から考える

披露宴会場には収容人数があらかじめ決められています。どんなに気に入った披露宴会場があったとしても、収容人数を大幅にオーバーしてしまうと受け付けてもらえない可能性があります。
 
反対に、とても広い披露宴会場に数人しか招待しない場合、空間が空きすぎてしまって寂しい印象になってしまうこともあります。
 
予算も重要なポイントです。基本的に人数が多ければ多いほど、ご祝儀は増えます。しかし、広い会場を用意しなくてはならないですし、お車代や料理代、引き出物やプチギフトの費用も人数分発生します。もし予算が少ないなら、小規模な披露宴にするのも良いでしょう。

家族、親族、会社の人、友人のカテゴリでわける

呼ぶ人を具体的に決めていく場合、カテゴリわけをすればスムーズです。まずは、家族○人、親族○人、と必ず呼ぶ人の人数を決めましょう。
 
次に会社の人○人、友人○人と決めていけば、披露宴会場の収容人数内に調節することができます。

招待客を選ぶときの注意点

女性

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いくらお祝いの席といっても、相手のことを考えずに一方的に招待してしまうのは厳禁です。招待客を選ぶときには、注意しなくてはならないことがあります。

人数合わせと思われるような招待はしない

人数合わせやご祝儀目的で、とくに親しくない友人や会社の人を誘うのは避けた方が無難です。
 
疎遠になっていた友人や、単なるサークルの一員といった知人レベルの友人を招待してしまうと、「ご祝儀目的かな?」など、思われてしまいます。
 
会社の人も、余程親しくない限り、「同じフロアの人や同じ部署の人を全員招待する」といったことはやめましょう。相手も仕事上、断るのは難しいですし、会社の人に余計なプレッシャーをかけてしまいます。

招待したいゲストにはまずメールや電話で打診する

いきなり招待状を送るのではなく、メールや電話で打診しましょう。最近はLINEのようなチャットアプリやSNSのメッセージ機能を使う人もいます。
 
「○月○日に結婚式を予定していて、○○ちゃんをぜひ招待したいんだけど、どうかな?」と、相手に尋ねてみましょう。
 
そのとき「絶対来て!親友でしょ!」など、相手に出席を強要するような言い方は避け、「○○ちゃん、小さな子どももいるし、無理だったら全然気にしなくていいからね!」など、相手に気を使わせない言い回しをしましょう。

相手の状況を考えた上で打診する

たとえば、妊娠中や小さな子どもがいる、闘病中や家族の介護で忙しそう、失業中で金銭的に苦しそう、といった人は披露宴に出席したくても難しいかもしれません。
 
相手の状況が分かっていて、招待すると負担をかけてしまいそうな場合は、招待自体を見送る方法があります。もし相手の状況が分からない場合は、メールや電話で打診する際に、さり気なく「○○くん、最近どう?」など、近況を尋ねてみましょう。

まとめ

ポイントを押さえて招待するゲストを選ぼう

招待するゲストの人数は、披露宴会場の収容人数や予算によって変わります。また、新郎新婦の希望する結婚式スタイルによっても違います。誰を呼ぶかを決めるときは、まずは、ふたりでしっかりと話し合い、両家の両親にも確認しましょう。
 
家族、親族、会社の人、友人のカテゴリでわけて、順番に決めていけばスムーズです。人数合わせやご祝儀目的で呼ぶのは避けましょう。ゲストに披露宴の招待を打診するときは、まずは電話やメールで相手の近況を尋ね、招待できそうな状況かどうか確認してくださいね。

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結婚式準備.com編集部

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