花嫁の手紙の基本構成とは
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気持ちをより分かりやすく伝えるには、基本構成を押さえた文章にするのがポイントです。
前置きの文章
「お父さん、お母さん」「ゲストのみなさま」などあいさつの言葉が前置きの文章にあたります。
文章例
「お父さん、お母さん、今日は私の気持ちを聞いてください」
「ゲストのみなさま、本日は私たちの結婚披露宴にお越しいただきありがとうございます。この場を借りて両親に手紙を読むことをお許しください。」
導入
親への感謝の気持ちや反省の気持ちなど、本文につながる導入を書きましょう。
文章例
「私を30年間大切に育ててくれて、ありがとう」
「いつもパパやママに甘えっぱなしで、ごめんね」
伝えたい想い
具体的なエピソードを交えながら、想いを伝えます。
文章例
「進路相談をしたとき、パパやママは『○子の好きなように生きなさい』と私の背中を後押ししてくれたね。そのおかげで、保育士になる決意ができました。ありがとう」
「反抗期ではお父さんに冷たい態度をとってしまったけれど、本当は厳しいけれど正義感があるお父さんが大好きでした。私が風邪をひいたとき、お母さんはいつも優しくて…(中略)…人を思いやる気持ちはお母さんから学びました」
これからの決意
○○さんと幸せになります、など、未来への決意表明をしましょう。
文章例
「お父さん、お母さんが築いてきたような家庭を私も目指します」
「○○さんや生まれてくる赤ちゃんと一緒に、幸せになります」
結びの言葉
最後は、手紙をしめくくる言葉を書きます。
文章例
「私を優しく迎えてくださった、○○さんのお父様、お母様、これからもよろしくお願いします」
「本日お越しいただいた皆さま、これからも私たち2人をどうぞ見守ってください」
「お父さん、お母さん、本当に今までありがとうございました」
花嫁の手紙の便箋マナー
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花嫁の手紙を書く便箋は、どのようなものを使い、どれくらいの長さで書けばよいのでしょうか。
便箋にきまりはない
便箋は白が基調のものがおすすめですが、「○○でなくてはいけない」といったきまりはありません。デパートで購入したものでも、100円均一ショップで購入したものでも大丈夫です。
ただ、手紙を読むときは花嫁にスポットライトが当たり、ゲスト全員が注目します。そのため、あまり奇抜なものだと、目立ち過ぎてしまう可能性もあるでしょう。また、手紙は最後に両親に渡すので、できるだけ素敵なものがおすすめです。
長さは便箋2~3枚がベスト
文字数は800文字くらいで、読んで2~3分がベストです。
いきなり本番用の便箋に書き始めるのではなく、別の紙やパソコンで下書きをしてから、実際に読み上げてみましょう。長すぎたり、短すぎるようなら文字数を調節してください。
封筒の数
封筒は2枚あると、花束贈呈のときに自分の両親と新郎の両親に渡せます。新郎の両親向けへの手紙もあらかじめ書いておくのがおすすめ。新郎の両親は「○○さんの、あたたかい気遣いが嬉しい」と思ってくれます。
特に新郎の両親に渡さなくてもいいなら、1枚で大丈夫です。
こだわりのレターセットを選ぼう!素敵な便箋5選
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花嫁からの手紙は、両親にとって大変特別なものです。素敵なレターセットなら、両親の喜びも倍増するでしょう。
シンプルな便箋
どのような便箋がいいか迷ったら、白がおすすめです。真っ白だと味気ない場合は、ゴールドのラインが入ったものはいかがでしょう。シンプルさの中に、上質感があります。
美しい細工のある便箋
切り絵のフラワーアートが施された便箋は、息をのむ美しさです。ウェディングドレスにも合いそうなデザインですね。繊細な加工は、特別な日にぴったりでしょう。
スタイリッシュなレターセット
モダンな会場なら、レターセットもスタイリッシュにきめるのがおすすめです。「Love.」とプリントされた白い便箋と封筒は、洗練されていて素敵です。
大人っぽいレターセット
モスグリーンやボルドー、ブラウンといった封筒×白い便箋の組合せは、大人の落ち着きを感じさせます。ゴールドで日付と名前を箔押しすれば、世界にひとつだけのレターセットになるでしょう。
桜模様のレターセット
もし結婚式が春なら、桜の模様はいかがでしょう。少し和の雰囲気もあるので、着物で花嫁の手紙を読む場合にもおすすめです。
まとめ
素敵な便箋を選んで両親に気持ちを伝えよう
花嫁の手紙は、両親に感謝の気持ちを伝える大切なものです。基本の構成である、(1)前置きの文章、(2)導入、(3)伝えたい想い、(4)これからの決意、(5)結びの言葉、を意識して分かりやすい文章を心掛けましょう。
いきなり本番用の便箋に書くのではなく、下書きをしてから実際に声に出して読んでみましょう。長さは2~3分がベストです。
便箋のデザインは特に「こうしなければならない」というきまりはないので、シンプルなもの、スタイリッシュなもの、花柄のものなど、自分の感性に合う素敵なものを選んでくださいね。