結婚式の前日は大切なゲストに挨拶連絡をしよう。伝えたい内容やメール文例をご紹介!

結婚式の前日は何かと慌ただしくなりそうな予感。それでも忘れずこなしたいのが、ゲストへの挨拶連絡です。お相手ごとの立場に合わせたメッセージはゲストの安心感につながるのはもちろん、自分たちにとってもメリットが。前日にマストで連絡したいゲストとメール内容の例文をご紹介します。

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結婚式前日、大切なゲストに連絡しよう

花嫁の結婚式前日連絡

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結婚式前日は準備の最終確認や独身最後の特別なイベントを予定していたり、気持ち的にも落ち着かず何かと慌ただしくなりがち。そんな忙しい一日でも忘れたくないのが、大切なゲストへの挨拶連絡。ゲストはもちろん、自分たちの安心にもつながる前日連絡のメリットをみていきましょう。

メリット1. 感謝の気持ちを伝えられる

前日連絡で何よりのメリットは、大切なゲストに感謝の気持ちを伝えられること。結婚式当日の新郎新婦は忙しく、ゲスト一人ひとりに直接感謝の気持ちを伝えられるタイミングは取りにくいものです。大切なゲストには前日の連絡で、結婚式に参列してくれることへの感謝を伝えられるとゲストのお祝いの気持ちも当日に向けてあがりそう。

また、当日お世話になるゲストにも、引き受けてくれたことへの感謝と共に「明日はよろしくお願いします」の気持ちも込めてダンドリや入り時間などを連絡することができます。前日に連絡をしていれば、お世話になるゲストにも気持ちよく当日を迎えてもらえそうですね。

メリット2. 会場や日時の再確認

結婚式場の場所や結婚式の日時、披露宴の開始時間などは招待状で伝えていますが、前日連絡で改めて送っておけば、ゲストも最終確認ができて安心です。近隣駅からの送迎などがある場合も、バスやタクシーの停車場所、送迎時間なども併せて送るとよいでしょう。

メリット3. 突然の欠席を防ぐ

万が一、体調不良など予期していなかった状況にあるゲストがいた場合、前日に連絡を入れることでゲスト側も出欠について事前に相談しやすくなり、当日の突然の欠席を防ぐことにつながります。ゲストもギリギリまで出欠について悩んでいるはず。前日に料理や引き出物などをキャンセルすることはできませんが、無理はさせられませんよね。当日のドタキャンではショックを受けてしまうことも多いですが、前日にわかっていれば気持ちも切り替えやすく、相手を思いやった対応ができそうですね。

お相手別、結婚式前日連絡の方法&例文集

ゲストの人数が多くて全員に連絡をするのが大変な場合でも、結婚式当日にお世話になるゲストには必ず前日に連絡をするようにしましょう。お世話になることへの感謝の気持ちを伝えることはもちろんですが、時間や当日のダンドリの確認にもなり、相手も安心して当日を迎えることができます。ほかにも、遠方からの参列など負担をかけてしまうゲストにも一言連絡ができると好印象です。

連絡方法は電話やメール、相手によってはSNSでもOK!内容は「参列してくれること、役割を引き受けてくれたことへの感謝」「時間や場所、お世話になる内容などの事務的な連絡」「当日を楽しみにしている気持ち」の順で構成すると、わかりやすく完結に伝えることができます。

主賓や乾杯の挨拶を依頼しているゲスト

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主賓や乾杯の挨拶を依頼しているゲストは会社の上司や先輩など、目上の方が多いもの。結婚式前日に会社などで直接会うタイミングがあるのなら、対面で「明日はよろしくお願いいたします」と挨拶できるとベスト。会うタイミングがないときは、電話で挨拶ができると丁寧です。ただし、相手が仕事などで忙しい場合は失礼のないよう、メールで連絡をするようにしましょう。SNSでの連絡はカジュアルな印象のため、目上の方への連絡には使用しないよう気を付けて。

メール内容の例文

おかげさまで明日、結婚式を迎えることとなりました。お忙しい中ご参列くださり、誠にありがとうございます。
本来ならば直接ご挨拶すべきところですが、メールにて失礼いたします。
 
この度はご祝辞(乾杯のご発声)をお引き受けいただき、心より感謝申し上げます。
結婚式は〇時、披露宴は〇時からとなりますので、〇時ごろまでにいらしてください。会場は〇〇となります。当日、何かお困りごとがございましたら、私どもか私の姉までご連絡いただければと思います。姉の電話番号は000-0000-000です。
 
明日お会いできますこと、披露宴でお話しいただけるお言葉を楽しみにいたしております。ご負担をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

受付を依頼しているゲスト

友人や同僚など結婚式の受付を依頼しているゲストには、電話かメール、SNSで連絡をしましょう。前日に会社で会える場合は、直接口頭で挨拶してもよさそうですね。他のゲストよりも入り時間が早いこと、受付の際にお願いしたいことなどを再確認も含めて伝えられると安心です。

メール内容の例文

いよいよ明日、結婚式を迎えます。忙しいなか参列してくれて、受付の係まで引き受けてくれて本当にありがとう!
 
結婚式の受付は〇時開始のため、入り時間は〇時となります。受付の際、とてもお手数なのですが、以前にもお話ししたとおり出席者リストに印のついているゲストにはお車代をお渡ししてください。ちなみに、彼側の受付も2名で、彼の会社の同僚の〇〇さんと〇〇さんです。
 
当日、何か困ったことがあったら私か私の姉(000-0000-0000)まで連絡をもらえればと思います。早い時間に来ていただいて負担をかけてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします!明日、お会いできることを楽しみにしています。

余興を依頼しているゲスト

余興を依頼している友人や同僚は人数が多い場合もあるため、メールやSNSで連絡をするとスムーズです。当日に余興のリハーサルができる会場なら他のゲストよりも入り時間が早くなるため、時間と集合場所を忘れずに伝えましょう。

メール内容の例文

いよいよ明日、結婚式を迎えます。忙しいなか参列してくれて、余興まで引き受けてくれて本当にありがとう!
 
入り時間は〇時、〇〇に集合してください。〇時から披露宴会場で余興のリハーサルができます。本番でのみんなの余興は、再入場キャンドルサービス後の〇時ごろを予定しています。
 
当日、何か困ったことがあったら私か私の姉(000-0000-0000)まで連絡をもらえればと思います。早い時間に来ていただいて負担をかけてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします!明日お会いできること、みんなの余興をとても楽しみにしています。

二次会の幹事を依頼しているゲスト

二次会幹事を依頼しているゲストへのメール

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二次会の幹事を依頼しているゲストにも、結婚式前日に電話かメール、SNSで連絡をしましょう。結婚式当日はゆっくり話す時間はないため、自分たちの到着予定時間や会場に着いたら確認してほしいことなどを改めて伝えられると安心です。

メール内容の例文

いよいよ明日、結婚式を迎えます。忙しいなか参列してくれて、二次会の幹事まで引き受けてくれて本当にありがとう!
 
2次会は〇時開始で、私たちもそのころに到着できる予定です。ゲームの景品はお店に直接届くよう手配してあるので、到着しましたらご確認をお願いします。当日、何か困ったことがあったら私か私の姉(000-0000-0000)まで連絡をもらえればと思います。
 
なお、結婚式は〇時、披露宴は〇時からとなりますので、〇時ごろまでにいらしてください。会場は〇〇となります。
 
式後に慌ただしく負担をかけてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします!明日お会いできること、素敵な二次会を楽しみにしています。

遠方在住のゲスト

遠方から来るゲストに親族の方がいる場合、相手が年配の方なら電話で連絡をしましょう。友人ならメールやSNSでもよさそうですね。時間に余裕をもって行動されることも多いため、早めに到着されたときの過ごし方について一言添えられると親切です。

メール内容の例文

いよいよ明日、結婚式を迎えます。遠いところ参列してくださり、誠にありがとうございます。
 
結婚式は〇時、披露宴は〇時からとなりますので、〇時ごろまでにいらしてください。会場は〇〇となります。早めに到着されましたら、〇階のカフェでお過ごしいただくこともできます。当日、何かお困りごとがございましたら、私どもか私の姉までご連絡ください。姉の電話番号は000-0000-000です。
 
それでは明日、お会いできますことを楽しみにいたしております。どうぞお気をつけていらしてください。

妊娠中のゲスト、お子様連れのゲスト

妊娠中のゲストへの前日連絡

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妊娠中のゲストやお子様連れで参列予定のゲストには、電話かメール、SNSで日中の早い時間帯に連絡をするようにしましょう。休憩室やおむつ替えスペース、授乳室の有無などを改めて伝えられると相手も安心して当日を迎えられそうです。

妊婦中のゲストへのメール内容の例文

いよいよ明日、結婚式を迎えます。大変な時期にご負担をお掛けしますが、参列してくれてとても嬉しく思っています。本当にありがとう!
 
結婚式は〇時、披露宴は〇時からとなりますので、〇時ごろまでにいらしてください。会場は〇〇となります。休憩できる場所をご用意していますので、休みたいときや心配なことがあったときは近くのスタッフさんに声をかけてくださいね。また、何か困ったことがあったときは私か私の姉(000-0000-0000)まご連絡をいただければと思います。
 
それでは明日、お会いできることを楽しみにしています。どうぞお気をつけていらしてください。

お子様連れのゲストへのメール内容の例文

いよいよ明日、結婚式を迎えます。ご負担をお掛けしますが、お子さんも一緒に参列してくれてとても嬉しく思っています。本当にありがとう!
 
結婚式は〇時、披露宴は〇時からとなりますので、〇時ごろまでにいらしてください。会場は〇〇となります。授乳室、おむつ替えルームは〇階にあります。当日、何か困ったことがありましたら私か私の姉(000-0000-0000)までご連絡をいただければと思います。
 
それでは明日、〇〇さん(ゲスト)と〇〇ちゃん(お子様)にお会いできることを楽しみにしています。どうぞお気をつけていらしてください。

ゲストへの前日連絡は早めの時間帯に

結婚式前日の連絡は花嫁としての心配りのひとつですが、連絡する時間帯によっては失礼になってしまうことも。結婚式直前の準備で忙しくても、ゲストへの連絡は日中の早めの時間帯に完了できるようにしましょう。もし万が一、体調不良などで欠席すべきか迷っているゲストがいた場合にも、早い時間帯にわかれば焦ることなく適切な対応を取ることができます。

10時~14時の間なら常識的な時間帯でもあり、相手の負担になることは少なそうです。日中働いているゲストに電話で連絡したい場合は、仕事が終わりそうな時間に「遅くにごめんね」など一言添えて連絡をするとよいでしょう。

まとめ

ゲストも自分たちも安心できる、前日連絡の心配り

結婚式前日の挨拶連絡は、ゲストに安心して当日を迎えてもらうための大切な心配りのひとつです。同時に、感謝の気持ちを伝えられたり結婚式当日の突然の欠席を防げたりと自分たちの安心につながるメリットもあり、ぜひ取り入れたいですね。

ちょっとしたひと手間ではありますが、電話以外にもメールやSNSを利用すればそれほど時間もかからないはず。結婚式前日までに電話で伝えたい内容やメールの文章を例文を参考に事前に準備しておけば、スムーズに進められそうです。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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