新郎必読。男性の結婚&結婚式準備期間を『思い切りたのしむ』ために
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インターネットでは「結婚式にはお金がかかる」「妻のほうが結婚式をやりたいから、やりたいようにやらせている」と、消極的な男性の意見がピックアップされがちですが、一方で『結婚準備は楽しい!』と心から思い、積極的に準備に取り組んでいる男性の声はなかなか注目されません。
男性が思い切り結婚準備を楽しんでいる『#プレ花婿』アカウントを発見
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女性も男性も、ファッションや趣味のリアルなトレンドの情報収集は、インターネット情報サイトや情報誌からでなく、InstagramやTwitterなどSNSを中心に行っている人も多いでしょう。結婚式準備ではInstagramの「#プレ花嫁」タグや「#結婚式準備」タグなどからハッシュタグ検索して情報を得ることができます。
プレ花嫁、プレ花婿アカウントとは?
『プレ花嫁』『プレ花婿』アカウントとは、Instagramを利用して結婚式の準備や悩み、結婚式のアイデアなどの情報収集を行うために作る専用アカウント。
本来使用しているメインのアカウント以外にサブアカウントを作成。結婚や結婚式の準備にまつわることを投稿し、同じ立場のプレ花嫁やプレ花婿同士で交流します。プレ花嫁アカウントは年々すさまじい盛り上がりをみせ、中には万単位のフォロワーを持つ先輩花嫁(卒花)も。
一方で『プレ花婿』アカウントはまだほとんど見かけないのが現状…。『#プレ花婿』をつけての投稿も、花嫁が新郎の姿を投稿していることがほとんどです。
そんな中で、素敵なプレ花婿アカウントはないか…と探してみると、男性がお手本にできる男性が投稿している、リアルな情報満載のプレ花婿アカウントを発見!!
今回お話をお伺いした「yuuさん@uzd_wdg)」のプレ花婿アカウント
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yuuさん(@uzd_wdg)
神戸出身で転勤族のyuuさんは、東京→福井に転勤なり、現在は福井県に在住。忙しい仕事の合間にも結婚式準備を積極的に楽しんでいる様子がInstagramからうかがえます。
奥様のariさん曰く「・ロマンチスト・べらぼうに優しい!・女子力高い」とのこと。男性ならではの視点で結婚式準備を積極的にかつ効率的に進めていくInstagramでの様子は、「結婚式準備ってどういうもの?」と疑問に思うプレ花婿にとって分かりやすい内容になっています。
奥様は元プランナー!「ariさん(@ari_wdg)」のプレ花嫁アカウント
ariさん(@ari_wdg)
奥様のariさんは元ウェディングプランナー。7年ほどウェディング業界のお仕事をしています。もともと東京のご出身ですが、2年前に転勤で単身名古屋へ。奥様のプレ花嫁アカウントは、元プランナーとしての知識とプレ花嫁ならではの悩みや課題が明確で分かりやすく、結婚準備を進めている方にとっては役立つ情報が満載です。
男性の結婚&入籍のための準備は『後悔のないプロポーズ』から始めよう
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20~60代の既婚男女200人(男性:100人、女性100人)を対象にした、プロポーズに関するアンケート調査(2016年)によると、プロポーズに後悔がある人は20%と少ない一方で、もう一度プロポーズしたい、されたい…と思っている人は意外にも多かったのです。結婚前も結婚後も、多くの人がプロポーズを重視していることが分かります。
データ出展:既婚男女を対象とした「プロポーズに関する調査」 / ワタベウェディング
【男性の結婚準備poin1】サプライズプロポーズの成功は徹底した“リサーチ力”
既婚男女を対象とした「プロポーズに関する調査」 / ワタベウェディング
アンケート結果で、既にプロポーズを体験した既婚者のほとんどが選んだ「プロポーズされたい演出」の指輪・プレゼント・思い出の場所・サプライズ。
このすべてを叶えようと、yuuさん(@uzd_wdg)は画策。
サプライズの理由は『後悔のないプロポーズ』のため
yuuさん(@uzd_wdg)の場合『あまり素敵なプロポーズをしてあげられなかった』ことを後悔していました。そこで、入籍日前日にサプライズプロポーズとともに婚約指輪を渡すことを思いつきます。でも奥様は、「エンゲージリングはいらない」と言っていたために、彼女が欲しい指輪の情報は何もない状態でした。
サプライズプロポーズの実現の裏には、徹底したリサーチ力、SNSを駆使した繋がり力、さまざまな人からのアドバイスを真摯に聞いて最後は自分で決断を下す決断力、何より『彼女が本当に喜ぶ顔が見たい』という想いがあったのです。
サプライズプロポーズを成功させるため『プロポーズ専用アカウント』を作成
yuuさん(@uzd_wdg):サプライズの準備について、妻に内緒でプレ花婿アカウントをもう一つ作成(※)して、準備状況をPostしていました。いろんなプレ花嫁の皆様に励ましていただいたり、後押しをいただけて、納得いくサプライズができました。
サプライズ後にそのプレ花婿アカでの準備状況Postを妻に見せることで、より一層楽しんでもらい、喜んでもらえたと思います。
yuuさんのプロポーズ専用アカウントはこちら(@u_uzd_wdg)
SNSの『アンケート機能』を使ってネット情報だけでない女性の本音を徹底リサーチ
yuuさん(@uzd_wdg):エンゲージリングは『プロポーズリングを渡して後日一緒に指輪を選びにいく』か、『自分が選んだ指輪を先に購入してサプライズで渡す』か悩みました。インスタのストーリーズアンケート機能を使ってプレ花嫁の皆さんにお伺いしたところ、圧倒的に前者が優勢でした。一方でサプライズでエンゲージリングをもらうことが至上の喜びであるという意見もあり、私は後者を選択しました。
指輪のデザインと指の正確なサイズを知るには『協力者』から情報収集
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yuuさん(@uzd_wdg):デザインの選択に際しては、妻の友人から妻のエンゲージリングのイメージ像をヒアリングして参考にしました。また、妻の会社の上司を介して、指輪のサイズ(※)を入手しました。
いずれの方々もインスタで繋がっていたためにに可能な方法だったので、インスタ様々でした。笑
指輪のデザインは事前に妻の友人などと相談して色々想定してはいたものの、ショップの店員さんから得た情報もかなり参考になりました。妻の知人から意見とショップ店員さんの意見双方を入手できていたからこそ、納得のいくエンゲージリングを手に入れることができたのだと思います。
※指輪のサイズの入手方法とは…
今回yuuさんはSNSの繋がりをもとに奥様の指輪サイズをゲットしましたが、なかなか協力者が見つけられない方も多いはず。サプライズプロポーズを成功させるための情報収集方法には、さまざまなアイデアがあります。
プロポーズ成功のためのファーストステップ!彼女の指輪のサイズを知る方法
プロポーズは思い出のレストランのチャペルを貸し切りに
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yuuさん(@uzd_wdg):プロポーズの場所に、二人の思い出のレストラン(※)に併設されているチャペルを貸し切るプランを活用して行いました。ステキなお店は、他にも日本にたくさんありますが、二人の大切な思い出として残るお店の方が特別感があるので選びました。
※二人の思い出のレストランとは…
プロポーズの舞台は目黒雅叙園内にある『リストランテ カノビアーノ』。レストランウェディングも可能な広いガーデン&チャペルを備えており、平日であればサプライズプロポーズのために貸し切りも可能です。詳細はお店に要相談を。
サプライズプロポーズ当日の様子は、奥様のプレ花嫁アカウントで、当日の感動とドキドキの様子が詳しく書かれています。
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思い出のレストランで食事をし、スタッフの方に連れられてチャペルに入ったら彼がいて、ドキドキしながら読んでくれた初めてのお手紙には涙が止まりませんでした。
結婚は決まっていて明日入籍するんだから、このままやらない方法もあったはず。
それなのにこんなに準備して喜ばせようと頑張ってくれたことに感謝しかありません。
この人とならどんな事もどんな時も一緒に乗り越えていけるなって本気で思いました。
指輪には花嫁を思いやるプレゼントを添えて感動を倍に
当日には指輪だけを渡すのもいいのですが、花束や彼女を想いやるプレゼントがあれば、彼女にさらに気持ちが伝わるはず。yuuさん(@uzd_wdg)は、前撮りを控える彼女のために、こんなプレゼントも用意していました。
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サプライズプロポーズ の日に、彼からお誕生日プレゼントを貰いました。
「今月末の前撮りに向けて飲んでね」となんと、『HACCI(※)』
プレ花婿、女子力高すぎ~笑
※HACCIの美容ドリンクとサプリメントとは…
大切な日に美容コンデションを整えたい女子に絶大な支持を受ける美容アイテム。HACCIは大人気コスメブランドで、“ハズさないギフト”がいっぱい。石鹸はプチギフトとしても人気です。プロポーズのプラスワンギフトにも最適。
ミニバッグ付きのHACCI【はちみつ洗顔石けん】はプチギフトにお勧め!
【男性の結婚準備point②】顔合わせ食事会の手配や仕切りは親への気遣いを基準に
結婚が決まったら、両家の両親が新たな家族としてお互いの親睦を深めるために行う『両家顔合わせ(※)』。近年では格式ばったものではなく、初めて合う両親同士が打ち解けやすいように、ラフなスタイルの食事会を企画するなどカジュアルスタイルの顔合わせも増加しているようです。
※顔合わせとは…
一般的には婚約のお祝いと両家が家族となるための親睦のための食事会。料亭やホテルのレストランで行うのが一般的。一般的な顔合わせの流れはこちらからご確認ください。
顔合わせ食事会の流れと進行例はこれで完璧!人気のカジュアルな進行例も網羅
親睦を深めるために『旅行スタイル』顔合わせを企画
「せっかくならこれから2人が暮らす土地を見がてら福井で集まりましょう」とご提案いただき、神戸から彼のご両親、東京から私の母、名古屋から私が集結し、彼のアテンドで初対面の両家が丸一日一緒に観光という新しいスタイルの顔合わせを開催しました。
結果、両家の仲も深まりお互いの親も存分に楽しんでもらえる満足な1日。
終日1台の車で移動なんてどうなることかと思いましたが、私も移動中うたた寝するほどアットホームな雰囲気でした。両家ともに堅苦しいことは好まない・気にしないタイプなのでよかったです。そしてなにより観光プランから店の予約、終日の運転まで頑張ってくれた彼に拍手。
両家の親がどんな部分を見ているか考えて準備を
初めての顔合わせでは、両家の親に対してどんな部分に配慮したらいいのか女性も男性も迷うもの。今回の顔合わせでは、率先してさまざまな手配を担当したyuuさん(@uzd_wdg)。
yuuさん(@uzd_wdg):夫婦がお互いの親に対して、自分たちのことをよく理解してもらうために、協力して準備することが何より一番大切だと思います。役割分担なども夫婦それぞれの形があって当たり前だと思います。その辺りも両家は見ているという気持ちで準備に当たりました。
顔合わせは企画や主旨に併せて準備
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yuuさん(@uzd_wdg):両家顔合わせについては、事前に当日のお店の手配や家族をアテンドする上での同線の事前確認など一般的なことを手配しました。
両家が縁遠い地での顔合わせとなったので、昼食→観光→夕食の予定を事前に立てて臨みました通常より長時間に渡っての顔合わせでしたが、特に問題もなく長い時間を共有できて、両家にとっていい機会になりました。
事前にしおり(※)など作成されるご夫婦もあるようですが、私たちはしおりなど作成せずに自然体で臨みました。
※顔合わせのしおりとは…
お互い顔を合わせるのが初めて…という両家両親に、顔合わせの内容や情報をまとめた小冊子。最近は手作りで制作するカップルも多い。話題作りに役立ちそうなお互いの家族の情報や二人のなれそめなどを盛り込んでおくことで、会話を弾みやすくする効果も。
結婚の顔合わせ食事会の「しおり」を作ろう!挨拶例文と作り方のアイデア
【男性の結婚準備poin3】入籍後の結婚手続き&新居や転居の問題
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今や共働き世帯が専業主婦(主夫)世帯の約2倍という事実が平成30年度の内閣府調査で明らかに。お互いに「仕事が充実している」「結婚で仕事を手放したくない」と考えているアラサーカップルも多いでしょう。
お互いの家が遠かったら?お互いの仕事が忙しかったら?
夫婦が健全に働き続ける上で、『新居をどうするか』や『転居&入籍の煩雑な手続き』は、結婚前の二人に立ちはだかる、初めての課題とも言えます。
仕事を続けるためには1人では決められないこともある
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はじめは仕事を辞めて福井に引っ越すつもりでした。
が、私は今の仕事や会社、仲間がとても好きなので、辞めたくなさすぎて、実は少し前までは仕事を優先して別居婚を前向きに検討してました。
ただ、夫との新婚生活は今しか出来ないこと。もしこのまま別居期間中に、将来子供が出来たら、はじめて一緒に暮らすのが子供もいる状態になる。そんなことを色々と考えるうちに「仕事も新婚生活も諦めたくない!」と欲張りな私が登場し、両方を選ぶ結果に。
私にも未だに自分にとってこれが正解なのかはもはや生活してみないとわかりませんが…。
今週末に職場のある名古屋から夫の住む福井へ引越し、仕事は今のまま辞めずに福井から通うことに決めました。朝起きるの苦手だし、大変じゃないと言えば嘘になる。けれど、夫のバックアップ(今の仕事を続けることをずっと推してくれている)や、職場の理解や協力があり、私にとっては本当に欲張りな、願いが全て叶う選択ができました。
共働きの夫婦が直面する難問『同居婚』か『別居婚』か。お互いを理解しあって解決
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yuuさん(@uzd_wdg):入籍後の居住地と妻の勤務地が離れていたこともあり、週末婚のような形を当初想定したりもしました。ですが、仕事も家庭も大切にしたいという妻の思いもあり、その考えに大いに賛同していたので、互いに家事もしっかり分担しながら共同生活をしていくことを決めました。
入籍後の行政手続きはお互いの手続きを把握した上で手が空いている方が担当
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yuuさん(@uzd_wdg):入籍や転居では、戸籍謄本の取り寄せや転入手続きなど行政手続き(※)が多々必要になります。我々夫婦は双方働いているので、たまたまタイミングがあった私の方で各種手続きを対応しました。妻からはとても感謝されましたが、これは夫婦の形に応じて、動ける方が早め早めに手配しておいた方がいいと思います。
※結婚や転居に必要な手続きとは…
とにかく多い入籍と結婚後のさまざまな手続き。事前に把握しておきたい方はこちらをご覧ください。
【結婚前後の手続き】男性女性ともに必要な入籍、転居、姓名住所変更などの確認リスト
男性の結婚式準備は『準備タスクを把握&整理』から取りかかろう
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入籍&結婚式では、二人で相談して決めなければならないことは大量(※)にあります。
特に仕事が忙しい男性が陥りがちなのが、あまりにもたくさんのタスクがありすぎて、準備の全容が把握しきれず「何から手をつけていいか分からない」と億劫(おっくう)になり、「彼女のしたいようにすればいい」と丸投げしてしまうこと。
まずは、どんな流れで結婚式準備が行われ、どれぐらいの準備期間が必要なのかを把握しておくといいでしょう。
※結婚&結婚式のための準備タスクや平均的な準備期間とは…
こちらの記事で、結婚式準備に必要な流れと平均的な準備期間をまとめてります。事前に流れを確認しておくだけでも、準備のとりかかりがスムーズになりますよ。
【結婚と結婚式の準備期間】先輩カップルの平均的な準備期間と最短期間でできる結婚式
【男性の結婚式準備point1】結婚式準備の進行や情報共有を『みえる化』する
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「結婚式準備には何が必要か」を把握するために、yuuさんとariさんは、お互い必要と思う結婚式準備のタスク出しを、ゲーム形式で確認しあうことに。これなら、お互いにたくさんのタスクを出し合うことも楽しくなりそうですね。
結婚式準備に必要なタスクを二人で出し合い確認
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ケンタッキーとケーキでささやかなパーティーの後、結婚式準備のタスク出しを。
「交互に一つずつタスクをあげていって、思い付かなくなった方が負け」というゲーム形式でタスク出し(結局遊びながらw)
元プランナー相手に無謀な戦いでした…。少しはやらないといけないこと整理できたかな?
その後、タスクのうち2人で優先してやりたいことから着手。yuuさん(@uzd_wdg)のInstagramより
意思疎通や情報共有には『Google Keep』を使って二人の思いをみえる化
yuuさん(@uzd_wdg):おすすめの情報共有方法について、Google Keepを使っています。例えば、結婚式に使いたい音楽などをGoogle Keepで双方入力できるようにしておいて、日々の隙間時間にお互い思い思いの音楽を入力して保存しています。あらゆることに活用できると思います。
夫婦の片方が結婚式について考えるモードになっている時、もう片方も同じくそのモードに入っているとは限りません。それが原因でお互いの不満につながることも多いようです。
Google Keepを使うことで少しはそんな不満も解消されるかなと思います。
【男性の結婚式準備point2】会場決定&結婚式のコンセプト作り
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結婚準備は仕事と並行して、入籍準備、転居準備、結婚式準備…と多くのタスクをこなしていきます。話し合うことも多くなり、お互いの意見が違ったりぶつかることも出てくるでしょう。そんなとき、他の新郎がどんなことに悩み、考えているかを、花婿アカウントは知るきっかけにもなります。
自分の意見の『伝え方』にも相手に思いやりをもって
yuuさん(@uzd_wdg):式場選びは妻が候補の式場を提案する、それに対して私が意見を述べる、という役割分担で行いました。その際、積極的に意見を言おうとしてネガティブな意見を出すと、思いがけず拗(こじ)れそうになった経験がありました。汗
例えば、AとBのいずれがいいかという時に、「Bはここがだめ」という表現よりは「Aの方がここがいい」という表現の方がいいのだなと。
意外と頭でわかっていてもやってしまいがちでした。
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結婚式のコンセプト作りは二人の気持ちがブレないために重要
yuuさん(@uzd_wdg):本格的な準備に先立って、妻の提案で私たちの結婚式のコンセプトを決定したことはとても良かったと思います。
私たちの結婚式のコンセプトは「How do you spell love?」(※)
列席者の皆さんに思いっきり楽しんでもらうと共に、改めてそれぞれの愛する人に対して考えてもらう機会にしたいという思いで決めました。
準備の中でいろいろ迷うことはありますが、そんな時はこのコンセプトに立ち返って判断するようにしています。
※ウェディングコンセプトとは…
ウェディングコンセプトとは、結婚式のパーティ全体のテーマを決めて、それを軸にパーティの演出やゲストのおもてなし方法などを決めていくための原点のようなもの。yuuさんの結婚式のテーマは、まず奥様が原案を20ほどの候補を考え、二人で話し合って決めていったそう。奥様のInstagramに、コンセプトの作り方や考え方が詳細に記してあります。
【男性の結婚式準備point4】前撮り&フォトウェディングは男性も思い切り楽しむ
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スタジオのフォトグラファーさんを信頼して身を任せよう
正直な話、前撮り自体は彼女がかなり熱を入れてくれていて、自分はそこまで興味なかったです。
あまり写真に写るの好きではないですし、写真撮るときにうまく笑えない人間なので…。
いざ当日になると、前撮りが楽しすぎて。後撮りもしたいと彼女と話すほど!これはスタジオのみなさまのおかげです。
まさか自分が前撮りデータをこんなに楽しみにしたり、前撮りレポを何回かに分けてPostするとは思いませんでした。
彼女とは「東京・丸の内での前撮りや新婚旅行での後撮りもしたいね」と話していますが、勝手に自分の地元神戸でも前撮りしたいな…とも考えてます。yuuさん(@uzd_wdg)のInstagramより
二人のオフショットも素敵な記録に
yuuさん(@uzd_wdg):前撮りについてはスタジオ選びから契約手続き、スタジオとの打ち合わせなど、妻が主導で進めてくれました。私は当日現地にいって撮影を受けただけなのですが、当日意識したのは「撮影風景も写真や動画に残すこと」です。
自分としては、インスタの投稿用にネタをたくさん仕入れておこうという狙いだったのですが(笑)、これが結果的に妻に喜んでもらえましたし、二人の良い思い出になりました。
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yuuさん(@uzd_wdg):また、撮影中、衣装やヘアのちょっとした直しを妻がしている間に積極的にカメラマンさんを捕まえて、花婿ソロショットを意識して撮ることをお勧めします(笑)。どうしても撮影は花嫁メインになってしまいがちだと思うので…笑
花婿アカウントを作ったらこんな素敵なことがあった
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「プレ花婿アカウント」をyuuさんが作った理由は、「奥様がプレ花嫁アカウントを作ったから追いかけて」という興味からで、当初は特に明確な目的がなかったとのこと。その後投稿をUPしていくうちに、アカウントがきっかけで結婚式準備にいい影響を及ぼしていったようです。
奥様の反応&結婚式準備がスムーズになる
yuuさん(@uzd_wdg):プレ花婿アカを作ったこと自体に、妻は大喜びでした。
結婚式準備の様子をPostすることも妻は喜びますし、他のプレ花嫁アカからお褒めの言葉をもらえることもあったので、自然と結婚式準備に対するモチベーションが上がったのかもしれません。
プレ花嫁がどんなことで悩んでいるか分かる
yuuさん(@uzd_wdg):アカウント作ってハッシュタグ検索をしてみると、他のプレ花嫁アカの投稿を見ることがでるので、プレ花嫁のみなさんの望みや不満などを広く知ることができてとても参考になりました。
特にプレ花嫁の男性に対する不満には、広く共通する部分が多く、自分を省みる意味でもとても参考になりました。
結婚&結婚式準備は二人が楽しんで絆を深めるために行うもの
yuuさん(@uzd_wdg):私が社会に出てまだ12年。その期間で働く女性はかなり増えてきたと感じています。「働くことを大切にする女性は素晴らしい」と思っているので大賛成です。
その反面、結婚式を楽しんで積極的に取り組んでいる男性はまだまだ少ないのかな…とも思います。
時代はどんどん変わっていきますし、結婚式の主役は決して女性だけではないと思います。
もっと男性も結婚式を楽しむようになるはず!という思いで、現在はプレ花婿アカでの発信をしているんです。もっと『プレ花婿アカウント』が増えて、いろんなプレ花婿が、お互いに情報交換できるようになればいいなと思います。
【レポート後記】結婚式の準備を思い切り楽しむために
ここ10数年で、結婚と結婚式に対する意識は大きく変化しつつあるといえます。
結婚式を行わない、フォトウェディングのみという選択肢をとる人も多くなっているのが現状です。結婚しない選択をするカップルや独身者も増えている中で、“どうして結婚するのか。なぜ結婚式を行うのか?”という動機を、本質的な意味から見直した上で『結婚式を行う』ことを選択するカップルが増えているのではないでしょうか。
今回お話をうかがったyuuさん(@uzd_wdg)が、結婚式準備を思い切り楽しんでいる姿を見て『本当に心に残る結婚式は、二人が準備時間まで思い切り楽しむから実現できる』という思いを強く感じました。
現在も絶賛結婚式準備中で新しい情を更新し続けている、プレ花婿「yuuさん(@uzd_wdg)」のアカウント。
皆さんもぜひ素敵なプレ花嫁さん、プレ花婿さんと、情報交換を楽しんでくださいね。