結婚挨拶に行く前に!事前に知っておきたい親からのよくある質問まとめ

結婚に向けての第一歩となる結婚挨拶。相手の両親に初めて会う人はもちろん、すでに会ったことがある人も緊張するのではないでしょうか。しかし、ここで誠実に対応して好印象を持ってもらわなければ、おふたりの結婚を許してもらえない可能性も。緊張の中でもしっかり対応できるよう、結婚挨拶でよくある質問をまとめます。回答のポイントもご紹介しますので、事前準備に活用してください!

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結婚挨拶で親は何を見ているの?

結婚挨拶の質問

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親は子どもの幸せを願うもの。結婚したい相手を連れてきたら、次のようなポイントを確認しながら結婚を許すかどうかを判断しているようです。

相手の人となり

末永いお付き合いになる相手ですから、子どもの結婚相手の人となりはやはり気になるもの。どんな家庭で育ったのか、どんな性格なのか、一般的な常識やマナーはあるかなどを確認します。
 
見た目の印象や身のこなしからはもちろん、質問に対する受け答えや、会話の内容など、さまざまな点をチェックしています。

二人で幸せになれるのか

「この人と一緒なら子どもが幸せになれる」と判断すれば、親も安心して二人の結婚を認められます。
 
「幸せになれる」かどうかの確認として、生活は安定している人なのか、誠実さはあるか、今後の人生設計を二人がしっかり考えているか、本気で結婚したいのかなどの質問が出てきます。

事前に準備しておきたい!結婚挨拶でよくある質問

結婚挨拶の質問

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結婚挨拶の印象次第では、結婚を許してもらえない可能性もゼロではありません。結婚挨拶でよくある質問と、解答のポイントをご紹介します。事前準備の参考にしてください。

どんな仕事をしているの?

この質問から親が知りたいポイントは、「生活が安定しているのか」「二人で生活していけるのか」。
 
「年収は?」「ちゃんと働いている?」などとストレートに聞くのは失礼にあたると考え、このような質問になります。
 
答える際は、勤め先や担当している仕事、勤続年数などを伝え、二人でしっかり生活していけると判断してもらいましょう。

家族構成は?

二人の結婚によって家族同士のつながりができます。そのため、相手の家族について知りたいという親は少なくありません。加えて、子どもの結婚相手が家族を大切にする人か、家柄や家族との付き合い方から人柄を判断したいと思っています。
 
この質問に答える際は、家族構成はもちろん、家族の仕事や兄弟姉妹が結婚しているのかなどを簡単に紹介しましょう。家族関係の良さが伝われば、親にも安心してもらえるはずです。

二人のなれそめは?

二人の出会い方や付き合っている期間などを知ることで、「真剣に結婚を考えているのか」「長く結婚生活を続けられそうか」などを判断したいと思っています。
 
友達の紹介、大学の同級生など、二人の出会いから付き合っている年数、相手の好きなところなどをしっかり話しましょう。真剣に結婚を考えていることが伝われば、納得してもらえます。

結婚後はどこに住む?

「どちらかの家に引越すの?」「新居は探す?」「長男ならいずれ実家に帰るの?」など、親なら子どもがどこに住むかを知っておきたいと思うもの。「自分たちの家の近くに住んでもらえる?」のように、住む場所に関して希望を持っている親もいます。
 
結婚後の生活に関しては結婚挨拶前に二人で話し合い、答えられるようにしておきましょう。親の希望がある場合は、結婚挨拶の場で判断せず持ち帰って検討する方がよいかもしれません。

結婚後の仕事や子どもについて考えている?

「結婚したい!」という思いだけで突き進んでいるのではなく、結婚後の生活や将来について地に足をつけて考えられているのかを知りたいというのが親の気持ち。
 
「結婚しても仕事は続ける」「結婚後早めに子どもを考えている」など答えられるようにしておきましょう。二人の間でも希望の違いが生まれることもありますが、二人の考えがバラバラでは親も心配してしまいます。できるだけ、結婚挨拶前に意見をあわせておくようにしてください。

結納や結婚式はどうするの?

二人の結婚に際して、「結納金は誰が用意する?」「結婚費用を援助したほうがいい?」など、親も考えることがたくさん。そのため、結婚挨拶後の流れをイメージしておきたいものです。
 
二人が主導権をもって話を進められるよう、「結納はなし」「結婚式は家族だけで」など、結婚までの流れを考えておきましょう。
 
結納や結婚式について特別な希望があったり、ナシ婚を考えていたりする人は、「○○のように考えています」と希望を伝えつつ親の意見を聞いて判断してください。

気になる!再婚や授かり婚は結婚挨拶で伝えるべき?

結婚挨拶の質問

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再婚も授かり婚も、隠すことで「何かあるのでは?」と疑われかねません。変に隠さず正直に話をするのがベターです。次のポイントを踏まえて伝えてみてください。
 
再婚は結婚挨拶前に伝えておき、結婚挨拶当日に改めて再婚を伝えます。「なぜ離婚したのか」を細かく説明する必要はありませんが、親から質問があった場合はしっかり答えて。

授かり婚の場合も、結婚挨拶より前に報告しましょう。ただし、「妊娠したから結婚する」という印象にならないよう「結婚を考えていたところに妊娠が判明した」ことを伝えて。
 
授かり婚は増えているものの、ネガティブにとらえる親もいます。順番が逆になってしまったことを詫びつつ、誠意をもって結婚を許してもらえるようお願いしましょう。

まとめ

緊張の結婚挨拶は、二人でしっかり準備して臨もう

結婚挨拶を控えて、「緊張して失敗したら…」「結婚を反対されたらどうしよう」などと不安な人もいるでしょう。
 
しかし、二人が結婚したいと本気で願い、誠実に対応すれば結婚を許してもらえるもの。あまり不安になりすぎず、事前準備をしっかり行ったうえで結婚挨拶に臨んでください。
 
万が一「結婚挨拶で失敗した」「結婚を許してもらえなかった」としても、根気強く話を続けることで最終的に結婚を了承してもらえるケースは少なくありません。

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結婚式準備.com編集部

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