結婚式の費用が高すぎるのはなぜ?安くする方法も解説!

結婚式の費用が想像以上に高くて驚いたという方も多いのではないでしょうか。しかし、結婚式の費用が高くなるには、それなりの理由があります。高額になる理由を理解しておけば、見積もりを見たときに驚かずに、どこを節約すればいいかわかるはずです。そこで今回は、結婚式の費用が高額になってしまう理由や、おふたりに合った費用節約方法をご紹介します。

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結婚式の費用が高すぎると思ってしまう理由4つ

結婚式

高額になりがちな結婚式の費用ですが、その理由としてはどのようなものが考えられるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

理由その1:結婚式の総数減少

少子高齢化による若者人口の減少などが原因で、結婚式の総数そのものが減少しています。2015年には30歳から34歳の男性47.1%、女性の34.6%が未婚。また、35歳から39歳の男性35.0%、女性23.9%が未婚と発表されました。
 
結婚式を挙げない「ナシ婚」や、派手な結婚式は避ける「ジミ婚」の増加も、結婚式場利用者減の一因になっているものと思われます。
 
挙式の総数が減っても式場の維持費は変わらないので、結婚式場は客単価を上げて利用者減に対応するしかありません。結婚式は大切なイベントなので、質を下げて価格をキープする式場はほとんどないのです。

データ出展:未婚化の進行(内閣府データ)

理由その2:リピーターがいない

他のサービス業とは違い、結婚式場の利用者にはリピーターがいません。基本的に、結婚式を行うのは人生で一度きり。固定客や常連客もいないので、利用料金を下げるのは難しいという現状があります。

理由その3:式場の運営コストが高い

たとえ数時間の結婚式であっても、事前の打ち合わせや衣裳合わせ、リハーサルなど、結婚式当日にミスがないよう万全の体制を整えるためには、多くの維持費や人件費がかかります。また、豪華な式場は建築費だけではなく建物の維持費用も高額になりがちです。

また、結婚式は土日に行われることが多いため、平日は会場が空いてしまうことも珍しくありません。しかし、稼働をしていなくても維持費はかかってしまいます。このコストも挙式料金に含まれるので、費用が高くなってしまうのです。

結婚式で必要な費用をチェック

披露宴会場

結婚式にかかる費用の内訳を知っておけば、お金をかけるべきところと、節約できるところが見えてきます。結婚式で必要になる主な費用を細かくチェックしてみましょう。

挙式料

キリスト教式がもっとも高く、続いて神前式、人前式は比較的リーズナブルな傾向にあります。スタイルにこだわりがない場合にはキリスト教式や神前式ではなく、人前式でシンプルな演出にすると費用を抑えられるでしょう。

お料理とお飲物

ゲストの人数分だけかかる費用なので、わずかな差でも総額は大きく変わります。カクテルやウェルカムドリンクなどを用意すれば、費用はさらに上がります。

衣裳

ウェディングドレスか和装(白無垢・色打掛)でも料金が変わります。ドレスはブランドによってレンタル費用が違ってきます。お色直しをする場合は、新郎新婦それぞれの衣装代が追加されるので、女性の希望次第で費用が大きくかわる項目となります。

ブーケや装花

お花のボリュームや造花か生花などによって料金が変わります。費用を抑えたいときにはブーケに造花を使い、テーブル装花はシンプルなデザインにするか、キャンドルなどの小物を上手に飾り華やかにしていきます。

引出物

一般的には「引出物」「引菓子」「しきたり品」の3種を用意します。引出物はゲストへのおもてなしのひとつなので、費用の節約をすることをあまりおすすめできません。平均金額のものを用意しましょう。

動画や写真撮影

撮影方法や内容によって費用が異なります。動画やアルバムは撮影数やカット数、披露宴のあとにその日の動画を流すなどの演出をすると想定以上の価格になることもあります。写真や動画はこの先見ないだろう…という場合は、撮影を一番シンプルなものだけにするという選択をしてもいいかもしれません。

結婚式の費用を安くする方法

花嫁

ここでは、少しでも結婚式の費用を安くする方法をご紹介していきます。

見積もり時の値引き交渉

お見積り時の値引き交渉は、費用を抑える方法としては有効です。ただし、単に値下げ交渉をするだけではなく、いろいろなオプションをつけた料金と、シンプルなプランの2種の見積書を出してもらって比較検討するのがいいでしょう。
 
両タイプの見積書を比べれば、具体的な料金の差や、本当に追加する必要のあるオプションがわかってくるはずです。

日取りをシーズンオフにする

結婚式は8月と2月がシーズンオフになります。閑散期には割安なプランが登場することもあるので、挙式の時期にこだわりがない場合は、あえて8月と2月を選ぶといいでしょう。なお、式場の繁忙期は「4月から5月」と「9月から10月」になります。

結婚式場やゲストハウスを使わない

レストランウェディングは通常レストランとして営業していることから、結婚式場よりも比較的、会場使用料などが安く、全体的な費用を抑えることが可能です。また、レストランならではの料理が楽しめるのも魅力。アットホームな雰囲気のなかでリーズナブルに結婚式を行いたい場合には、結婚式場以外の選択肢も検討してみる価値はあるでしょう。

まとめ

費用を節約して納得のいく結婚式を!

今回ご紹介した結婚式の費用が高すぎる理由や、費用を安くする方法を覚えておけば、自分たちに合った結婚式を予算内で行うことができるはずです。費用や式の内容に関して柔軟に対応してくれる式場もあるので、まずは見積もりを出してもらい、食事や撮影など節約できそうな部分を探していく方法がベストでしょう。
 
費用が高いからと諦めず、予算内で納得のいく結婚式が挙げられるように工夫してみてください。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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