海外挙式でも国内披露宴はやるべき?よくある疑問解説

海外挙式をしようとしている方の中には、帰国後に国内で披露宴をするべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、海外挙式後におこなう国内披露宴がおすすめな理由や成功させるポイントをご紹介します。「予算がない」「準備が大変そう」などの理由から国内披露宴をあきらめようとしている方も、この記事を参考に国内披露宴を前向きに考えてみてください。

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国内披露宴をすべきか迷う理由とは?

カップル

国内披露宴を行うかどうか迷う主な理由には、「予算がない」「準備が大変そう」「かっちりした感じが苦手」というものがあるようです。

まずは、国内披露宴を行うかを迷う理由と実際のところどうなのかを詳しく解説します。

国内披露宴までする予算がない

【迷う理由】海外挙式=旅費+挙式費用で国内披露宴にかける予算がない
【実際のところ】国内挙式+披露宴とそれほど費用は変わらない

国内披露宴をするか迷う、場合によってはあきらめる理由としてまず挙げられるのが「費用」の問題です。海外挙式には、挙式費用だけでなく旅費もかかります。挙式後には、現地で食事会やアクティビティを楽しむこともあるでしょう。お土産にも費用がかかります。挙式費用と旅費でお金がかかるため、国内で披露宴をする予算がないと考える方も多いです。

しかし、海外挙式にかかる費用は平均して203.0万円とでています。国内で挙式・披露宴(披露パーティ)を行った場合の総額は平均して357.5万円ですから、費用を安くすませようと思えば安くできるのが海外挙式となります。招待する人数にもよりますが、約150万円以内で国内披露宴ができれば国内で挙式・披露宴をするよりも安く結婚式ができることにになるでしょう。
 
一概に「予算がないから海外挙式の後に国内披露宴ができない」とは言えないのではないでしょうか。

データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2018調べ
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

海外挙式と並行して準備をするのが大変そう

【迷う理由】海外挙式の準備も大変なのに、同時に国内披露宴の準備をするのは難しい
【実際のところ】海外挙式と国内披露宴両方をサポートしてくれる会社を利用すれば安心

海外挙式にかかわらず、結婚式の準備は大変そうというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
海外挙式の場合、旅行会社やプロデュース会社などと打ち合わせをする回数の平均は国内4回、現地1回となっています。国内で挙式・披露宴を行う場合の打ち合わせ回数は3~7回です。
海外挙式で着用したウェディングドレスを披露宴でも着用するなど、衣裳が決まっていれば、披露宴に関する打ち合わせは3回未満に収めることもできるでしょう。

データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2018調べ
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

また、ワタベウェディングの「リゾ婚ハートプラン」のように海外挙式から帰国後のパーティまでまとめてサポートしてくれるプランもあります。こういった便利なプランを活用すると、プロのアドバイスでスムーズに準備を進められるでしょう。

「披露宴」はかっちりしている感じがして苦手

【迷う理由】主賓・来賓を招いた「披露宴」は、かっちりしていて苦手
【実際のところ】パーティスタイルを選べばアットホームにもカジュアルにもできる

「披露宴」と聞くと、主賓・来賓を招く、昔ながらの披露宴スタイルが思い浮かび、「披露宴はしたくない」となる方もいるのではないでしょうか。

しかし、国内披露宴といってもパーティスタイルはおふたりの好きなように選べます。おふたりがどのような形で友人や親族に結婚を報告&お披露目したいのかをもとに、ご祝儀制で着席スタイルのオーソドックスな披露宴か、会費制の立食スタイルでカジュアルに…など、さまざまなパーティスタイルから選ぶことができます。

「海外挙式+国内披露宴」を成功させるポイント

披露宴

「海外挙式+国内披露宴」に対して、前向きになれたでしょうか。「海外挙式+国内披露宴」を成功させるポイントについてもご紹介しますので、おふたりの理想のパーティをイメージしてみましょう。

どんな雰囲気の国内披露宴にしたいのか決める

国内披露宴の雰囲気を決めるのはおふたりです。「親族だけを招いた食事会」「友人中心の1.5次会」「主賓・来賓を招いた披露宴」など、どんな披露宴にしたいのか話し合ってみましょう。
 
結婚式の雰囲気が決まれば、おふたりとどのような関係性の方を招待すればよいのかも自ずと見えてきます。ゲストのリストアップもスムーズになるでしょう。

雰囲気やイメージに合った会場を選ぶ

国内披露宴

国内披露宴の雰囲気が決まったら、そのイメージにあわせて会場を選びます。

「しっかりお披露目をしたいならホテル」「カジュアルに食事と歓談を楽しみたいならレストラン」「海外挙式の雰囲気を再現したいならゲストハウス」など、おふたりの国内披露宴イメージと会場イメージを照らし合わせながら会場を選ぶようにしましょう。

候補が複数ある場合は、アクセスの良さや予算を見比べるとより納得感の高い会場決めができるかもしれません。

披露宴の雰囲気にあわせてプログラムを決める

披露宴のプログラムも、おふたりの好きに選ぶことができます。

特別な演出なしで歓談を楽しむ内容にしたり、フラワーシャワーやデザートビュッフェなど憧れの演出を取り入れたり。バーベキューや花火など、おふたりらしい演出を取り入れたプログラムにしてもよいでしょう。

ゲストとおふたりが楽しめる内容を考えてみてください。

予算が心配なら会費制とご祝儀制を比較検討する

新郎新婦

「海外挙式+国内披露宴」の予算が心配ならば、国内披露宴を会費制にした場合とご祝儀制にした場合の自己負担額を比較してみましょう。ご祝儀制の披露宴では、フルコースの婚礼料理に引出物などを用意するため、会費制のお披露目パーティより総額は高くなる傾向にあります。しかし、ご祝儀がいただけるため、おふたりの自己負担額は安くなる可能性があります。
 
国内披露宴の総額はもちろん、ご祝儀や会費を差し引いた自己負担額をポイントに予算を考えてみるとよいでしょう。

まとめ

「海外挙式+国内披露宴」で大切な方に結婚報告を

海外挙式は、「おふたりだけ」「家族だけ」「仲のよい友人だけ」など、少人数での挙式になりがちです。そのため、これまでお世話になった方々に結婚を報告し、感謝を伝えるための場として、海外挙式の後に国内披露宴をおこなうことをおすすめします。
 
国内での結婚式と同じくらいの費用で「海外挙式+国内披露宴」をすることもできます。おイメージにあったパーティスタイルを選んで、おふたりらしくステキな国内披露宴を行ってください。幸せそうなお二人の姿を目の当たりにして、たくさんのゲストが笑顔になるはずです。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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