仏滅に結婚式はアリ?大安よりもお得な理由とメリット

結婚式にはなるべく避けてしまう『仏滅』。今でも大安や吉日を狙って式を挙げるカップルが多いですが、近年多くの式場に『仏滅割引』というプランが用意されるようになり、お日柄にこだわりがないカップルを中心に注目を集めています。費用の割引きや特典サービスが付いてるので、縁起の良い日よりもお得に結婚式を挙げることができるんです!この記事では、仏滅結婚式の魅力やメリットをご紹介します。

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そもそも、仏滅の意味とは

仏滅の意味

結婚式などの祝い事には、なるべく縁起が悪いものを避ける傾向があります。
その1つが『仏滅』です。
もともとは中国から伝わった占いがもとになっていて、「全てむなしい」という意味から「物滅」と表記されていたものが、時代を経つにつれて『仏滅』という表現もされるようになり、実際には仏教とは何の関係もありません。
 
仏滅は「仏も滅亡するような最悪の日」という意味だと思っている人も多く、年長者の中には仏滅に祝い事をするべきではないという意見が未だ根強いため、仏滅に結婚式を挙げるのを嫌がる人が多いというのも事実です。

お日柄を気にしないカップルが増えている!

カップル

結婚式を挙げた日が「大安」だったというカップルは24%で最も高いですが、「仏滅」に結婚式を挙げたというカップルは7.4%と少なくありません。
こういったデータをみても、最近では若い人を中心に仏滅だということを気にしない人が増えてきていることから、『仏滅割引』というウェディングプランを導入する式場が出てきています。

データ出展:リクルート ブライダル総研調べ

意外と周りは気にしていない!?

お日柄を気にする人や年長者の中には、仏滅の日に結婚式なんてありえない!と受け入れないケースがありますが、意外にもゲスト側は「毎年その日が仏滅だとは思わない」「良い式だったから、お日柄のことは覚えていない」という意見も多いです。

仏滅結婚式のメリット

(1)全体の費用が安くなる!

費用

仏滅結婚式を挙げる1つ目のメリットは、「結婚式にかかる費用を軽減できる」ということ。
 
結婚式は縁起のいい日に行うという風習は年長者の間に広く浸透しているため、新郎新婦はいつでもいいと思っていても両親の反対などで、大安や友引といった日に結婚式を挙げることが多いのは事実。
そのため、仏滅の日に結婚式を挙げるカップルが少ないことから、料金の割引をしたプランを導入する式場が増えてきているんです。
 
式場によって違いはありますが、結婚式全体の費用が30~50%も安くなるプランが用意されていたり、割引と一緒に特典やサービスがついていたりと、大安や人気の日取りよりもお得に式を挙げることができます。
仏滅結婚式は少しでも費用を軽減したいというカップルにもおすすめです。

(2)希望の日時に予約が取れる!

予約

さらに、新郎新婦の希望する日時で結婚式を挙げやすいという点もメリット。
特に土日や祝日で縁起のいい日になると1年前から式場の予約が埋まってしまうということも少なくありません。
 
土日や祝日といった結婚式を挙げるカップルが多い日であっても、仏滅ならば空いていることが多いので、希望の時間に予約ができる可能性が高いです。

(3)結婚式場が混雑しない!

混雑

先ほどご紹介したように、仏滅の土日や祝日の場合は式を挙げる人数が少ないため、式場自体が混雑しないというのも大きなメリットです。
 
特に専門式場やホテルウェディングなどの1日に何組も結婚式を挙げる式場の場合は、親族控室や披露宴会場も結婚式が終了するとすぐに空けなくてはいけなかったり、せっかく招待したゲストにとって慌ただしい中でお祝いをしてもらうことになるかもしれません。
また、式の数が多いと人手も不足してしまう可能性もあるため、ヘルプスタッフに対応してもらうことも。慣れていないことで手厚い対応を期待していたのに思っていたのと違った…なんてことも。
 
仏滅ならば結婚式を挙げるカップルが少ないので、縁起のいい日と比べてゆったりと快適に過ごせることもあります。

このような場合は避けた方が良いかも?

避けた方が良い

お得なことが多い仏滅結婚式ですが、このような場合は避けた方が無難です。

・年長者や職場関係の人を多く呼ぶ
・親族の中にお日柄にこだわる人がいる

どうしても希望日が仏滅だったり、お日柄を気にせずお得に結婚式を挙げたいのであれば、まずは両親や親族に「どうして自分たちが仏滅に式をあげようとしているのか」を伝えて、じっくりと話し合いましょう!

まとめ

まとめ

ちなみに仏滅に結婚式を挙げるとなった場合、代わりに入籍日を大安の日に合わせて行うカップルが多く、そうすることで両親や心配していた方に少しでも安心してもらえるはずです。
結婚式は大切な人たちに感謝を伝える日でもあるので、お互いの家族とも話し合い、みんなが納得のいく日に結婚式を挙げるようにしましょう。

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結婚式準備.com編集部

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