結婚式費用の節約ポイントを大公開!後悔しない為の節約方法

結婚式の費用は高額であることが多いため、理想と現実を考えたときに「費用の節約する部分があるかどうか」を見極めるポイントがあります。結婚式にこだわれば費用は高くなりますし、節約しすぎればゲストに不快感を与えることもあります。また、インターネットで調べた節約アイデアが二人の結婚式にあっていないこともあるのです。後悔しない結婚式費用の節約のコツや考え方のポイントをまとめました。

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データ出展:リクルート ブライダル総研調べ

結婚式費用を節約するポイント

結婚式の料理

結婚式費用の節約が難しい理由は、カップルが結婚式で何を重視しているかによって、節約方法が変わってくるからです。
結婚式費用を「見積もり金額から節約したい」と考えたときに、見直すための基本的な考え方のポイントとして、
・できるだけゲストにかかわる費用は削らない。
・自分たちのこだわりの部分から見直すと見直しやすい。
という考え方をご紹介します。

結婚式費用を節約するために見積もりから見直すポイント

自分たちに関わること、いわゆる「こだわり」につながる部分を見直しましょう。
会場使用料が高い会場や、春(4~5月)や秋(10月~11月)などの人気シーズンで結婚式を挙げたいと考えた場合、そもそもの基本的な金額が上がってきます。また、演出・装飾・衣装などに関しては、節約や見直しができるポイントです。
結婚式の節約で一番に見直す部分は、ふたりの結婚式へのこだわりの中から始めることが基本です。

結婚式費用で節約で後悔しないポイント

基本的に、ゲストの印象に一番残りやすいゲストへの「おもてなし」と「サービス」にあたる部分は、節約することをおすすめできません。
節約したことが感じられると、ゲストは結婚式ひいては新郎新婦に対して、あまりいい感情を抱かなくなる恐れがあります。
ただ、この大事なおもてなしである「料理・飲み物・引き出物」は、結婚式費用で約1/3を占める大きな金額です。占める割合が大きい分、節約した際の差額も大きくなります。
ゲストがどの程度の料理やギフトのクオリティで、結婚式のおもてなしに満足してくれるかのか、後悔しない見極めのポイントになります。

結婚式費用を節約するためにこだわりを見直す

結婚式費用で節約する優先順位として、ゲストのおもてなしにかかる部分ではなく、自分たちの「こだわり」の部分から見直していきましょう。
こだわり部分と節約に直結して挙げれるポイントとしては、以下の内容が挙げられます。

  • 結婚式を行う時期
  • 結婚式を行う会場
  • 結婚式の衣装(ドレス・タキシード・着物)
  • 結婚式の演出
  • 結婚式の装花・装飾
  • 結婚式の小物やペーパーアイテム

結婚式費用節約のためのこだわりの見直し方法

結婚式の費用

結婚式費用節約のための時期の見直し方法

結婚式では多くのカップルが「この時期に結婚式をしたい」と人気が集中するシーズン(春・秋)がはっきりしています。それ以外のシーズン(夏・冬)は閑散期となるため、会場側がお得な割引きプランや特典をつけ、サービスを手厚くしています。
また、それ以外にも六曜で人気のない日取り(仏滅や友引)や平日・あまり選ばない時間帯(夕方16時以降~)などは割引の対象になる場合も。
結婚式をあげる時期を検討する際の一案として参考にしてください。

結婚式費用節約のための会場の種類の見直し方法

結婚式費用はそもそも結婚式を行う会場によって、金額に大きな差が出ます。会場使用料が高い会場では、ゲストが増加すればその分だけ費用も上がります。
会場種類と結婚式の平均費用の目安としては、次のような金額になっていますので参考にしてください。

  • ホテルでの結婚式費用平均相場 414.8万円
  • 専門式場での結婚式費用平均相場 391.3万円
  • ゲストハウスでの結婚式費用平均相場 433.8万円
  • レストランでの結婚式費用平均相場 292.4万円

結婚式費用節約のための演出見直し方法

結婚式の演出は、1つ取り入れるごとにさまざまな費用がかかります。
代表的な演出と金額例として、次のようなものが挙げられます。

  • 挙式でのフラワーシャワーの花料金 平均1万7822円
  • バルーンリリースでのバルーン料金 平均4万1160円
  • 披露宴再入場の際のキャンドルサービスでのキャンドル料金 平均4万2608円
  • ケーキカットのウェディングケーキ料金 平均7万2005円
  • プロによる生演奏料金 平均9万9017円
  • オープニング映像料金 平均5万1837円
  • プロフィール映像料金 平均4万5005円

人気の演出にはそれなりの諸経費がかかるため、見直しの方法としては
・プログラムに演出を入れない
・費用が安くできる方法(持ち込み・外注)を考える
などの選択肢やアイデアがあります。

結婚式費用節約のための装花・装飾の見直し方法

装花・装飾は、結婚式を華やかにしてゲストを見た目や雰囲気で喜ばせるために、ある程度は必要と考えられるため、削りづらい部分もあるでしょう。
また、会場の装花・装花は会場指定の装花業者以外での持ち込みができない場合がほとんどで、外注や手作りすることが難しい部分です。
装花・装飾の節約には、金額を指定して、その範囲内でできることを業者と話し合うなどの相談が大切になってきます。

結婚式費用節約のための小物やペーパーアイテムの見直し方法

演出用の小物やペーパーアイテムは、現在では節約の観点だけでなく、新郎新婦の個性を出すという意味合いでも自作する人の割合が増えているようです。
格安でペーバーアイテムをオリジナルデザインで作成してくれるアイテム業者がインターネット中心に増加しているため、選択肢も多くあります。
ただ、こちらもこだわりを追求すると、会場側に製作を頼む以上に費用が高くついたり、準備時間や手間が非常にかかってしまうこともあります。
結婚式のペーパーアイテムを自作した場合の一部あたりの平均費用はこちらです。

  • 招待状 413円
  • 席札 174円
  • 席次表 387円
  • プロフィールブック 290円

結婚式費用節約のための3つのアイデア

結婚式の費用節約アイテム

結婚式費用を節約するためのアイデアとして、主な方法は次の3つが挙げられます。しかし、会場の規定や仕様によってはこのアイデアが使えない、または新郎新婦のこだわりを叶えられない場合もあるため、まずはウェディングプランナーに必ず相談をして、事前にアイデアの確認を取りましょう。

ウェディングアイテムを手作り・DIYする

ウェディングアイテムを自分たちで手作りする方法です。ゲストの目に触れる装飾やペーパーアイテムなど、クオリティに妥協することなく節約できますし、手作りの温かみや二人らしさをゲストに伝えることもできます。

節約のために手作り・DIYできるアイテム例
・ペーパーアイテム・ウエルカムアイテム・装飾アイテム・アクセサリーやブーケ・演出用アイテム・ウェディング演出ムービーなど

以下の点に、事前に注意と確認が必要です。

持ち込み規定と持ち込み料

手作り系ペーパーアイテムには、多くの場合持ち込み料はかかりませんが、まれにかかることもありますので、必ず持ち込み規定について確認してください。

置き場所

装飾用アイテムは会場側の防災上の理由などで置けない場所が出てくるケースがあります。装飾物を手作りするなら置き場所や配置など、会場側に確認を。

制作期間と費用

自分でアイテムを手作りするには制作期間がかかりますし、こだわりすぎると既製品より制作費用がかさむケースも出てきます。結婚式には他にも準備することがたくさんあるので、制作期間には余裕をもって取り掛かりましょう。制作費用と制作物が見合っているのか冷静に検討することも必要です。

ウェディングアイテムを持ち込みする

会場側が提示するものより、クオリティは同等でも安い金額の既製品を探して手配し、持ち込みをします。ゲストにかかわるものなどは数が多いため、持ち込みにすると大きな節約になります。会場が提示するものより幅広い種類の中から、こだわりを優先して選ぶこともできます。

節約のために持ち込みが多いアイテム例
・ウェディング衣装・ブーケ・引き出物・プチギフト・両親への記念品ギフト・乾杯酒などドリンク類・演出機材

以下の点に、事前に注意と確認が必要です。

持ち込み規定と持ち込み料

持ち込み料がかかるかどうか、その上で節約になるかどうかを冷静に診断しましょう。ドリンク系は持ち込める場合もありますが、食品は衛生の規定上持ち込み不可な場合が多いようです。

手配と搬入の段取

ゲスト用のギフトなど数の多いものや機材の持ち込みは、会場側が用意しているわけではないので、チェックは自分達で行う必要があります。また、搬入の際の段取りなども業者まかせではなく自分達で行い確認する必要があります。

会場以外の外部業者に外注する

会場で斡旋してくれる業者は仲介料も一緒に請求されて割高になるため、価格を比較した上で、自分で業者を探して依頼します。

節約のために外部業者に外注するアイテム例
・筆耕・ウェディングムービー制作・フォト、動画のプロカメラマン・司会・ヘアメイク・介添え

以下の点に、事前に注意と確認が必要です。

持ち込み規定と持ち込み料

プロ業者の持ち込み料は多額にかかるケースが多いため、できれば契約前に確認しとおきたいところです。装花装飾に対しては、外部業者に依頼すること自体が難しいケースがほとんどです。また、ヘアメイクは持ち込みのハードルが高く、会場によっては指定の業者しかヘアメイクルームが使えないこともあります。また、持ち込み料はかからなくても、外注のほうが高くつく場合も多いようです。
節約での外注を考えているなら、契約前にさまざまな条件の確認を。

依頼業者と会場側の打ち合わせ

外部から外注業者にお願いした場合、会場側との担当者同士の打ち合わせ日程決めや段取りは、自分たちで仲介し、セッティングする必要があります。

まとめ

結婚式費用を節約するポイントとしては、ゲストのおもてなし以外の、自分たちのこだわりの部分から見直しを進めていきましょう。
結婚式でどんなことにどの程度お金がかかるかを見積もりを出してもらった上でしっかり把握し、自分たちのこだわりの中でゆずれないものに優先順位をつけ、費用の上限をしっかり作っておくことが重要です。そうすれば、自然に節約ポイントや、節約のためのアイデアが見えてくるでしょう。

データ出展:リクルート ブライダル総研調べ

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結婚式準備.com編集部

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