サプライズ性抜群の『ラッキービーンズ(ラッキードラジェ)』とは?
ウェディングケーキや食後のデザートをもてなす際に、数人分のデザートプレートの中に『ドラジェ』を忍ばせたサプライズ演出のことを『ラッキービーンズ(ラッキードラジェ)』といいます。
「ドラジェが入っていた人は幸せになれる」という意味があり、ゲストに幸せのおすそ分けができ、会場が盛り上がること間違いなしです。
元々は欧米の結婚式での伝統的な風習が、今や日本の結婚式の定番演出の1つになっています!
そもそも『ドラジェ』ってどんなもの?
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アーモンドをチョコレートでコーティングし、さらにその上から砂糖ペーストをかけた甘いスイーツが『ドラジェ(Dragee)』です。
フランス語で「幸福の種」という意味をもつドラジェは、中世ヨーロッパ時代から結婚式・誕生日などのお祝いの席などで用いられていました。
ラッキービーンズはインゲン豆だった!?
元々は「インゲン豆」を入れていたのがはじまり。その豆が当たった人が幸せになれるという欧州のジンクスを受け継ぎ、インゲン豆の代わりにドラジェを使用するように。今も欧州ではインゲン豆を使う新郎新婦もいるそうです。
※諸説あります。
ラッキービーンズ(ラッキードラジェ)の魅力
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魅力1. ゲストがうれしいハッピーサプライズになる!
会場にいる誰もがワクワクする結婚式にしたい新郎新婦におすすめのラッキービーンズ。
生ケーキやデザートを食べていた瞬間、自分のところにドラジェが入っていたらびっくり!ラッキービーンズを取り入れるだけで、デザートタイムがさらに盛り上がること間違いなし。
くじ引きのようなドキドキ感をゲストに味わってもらうことができます!
魅力2. ゲスト全員が参加できる!
ゲスト参加型・おもてなしの結婚式が増えている中で注目されているラッキービーンズ。
ブーケトスの演出は未婚女性だったり、場所の関係で少人数しか参加できなかったり、参加するゲストが限られる演出になってしまいます。しかしラッキービーンズ(ラッキードラジェ)ならお子様から大人まで誰もが参加できる、ゲストからも人気が高いエンターテイメントな演出なんです!
当たった人も当たらなかった人もおもわず笑顔になるおすすめのイベントです。
魅力3. 縁起が良い演出!
ドラジェで使用されるアーモンドには古くから「不滅の愛」「子孫繁栄」の象徴とされていて、ヨーロッパ(特にイタリア)では結婚式に欠かせないアイテムといわれています。
「ドラジェが入ったデザートに当たった人は幸せになれる」という幸せの意味が込められたラッキービーンズを取り入れて、幸せのおすそ分けをしませんか?
魅力4. ゲストにプレゼントを贈ることができる!
ラッキービーンズを当てたゲストに「プレゼント」を用意します。二次会に参加しないゲストにとって結婚式でプレゼントがもらえるのは大きな魅力です。
用意するプレゼントは、結婚式のテーマに沿った物、新郎新婦のゆかりのある物、景品として貰えたらうれしい物など、サプライズで用意しておきましょう。おもしろい景品を用意すると、さらに会場は盛り上がります。
ラッキービーンズの演出方法
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ラッキービーンズの演出方法は主に2つです。
1. 数人分のデザート皿にドラジェをのせてケーキで隠す方法
2. 予めケーキの中にドラジェを入れてフォークを片手に探してもらう方法
どちらのパターンがよいか、ウェディングプランナーと相談して決めておきましょう。
司会者に「これからデザートをお召し上がる際、みなさん一斉にお召し上がりいただきたいと思います」とひと言を添えてもらい、それぞれのゲストテーブルにデザートが運ばれたら、司会者の合図で一斉に食べてもらいます。
見事ラッキードラジェが入っていたケーキを食べたゲストには前に出てきてもらい、喜びのスピーチを頼んだり、サプライズプレゼントを贈りましょう。
ドラジェ以外にもある演出アイディア
ドラジェの代わりのアイデアとしておすすめなのがお皿に当たりをつける演出。
デザートのお皿の裏に当たりのシールをあらかじめ貼り付けておいて、デザートを食べ終わった後のサプライズとしてゲストにお皿の裏を見てもらいます。結婚式のテーマに合ったシールを貼り付けると統一感があってさりげない演出になります。
まとめ
魅力から演出方法など、『ラッキービーンズ(ラッキードラジェ)』についてご紹介しました。「サプライズ」「縁起が良い」「ゲスト全員参加型」の最高のおもてなし要素が入ったラッキービーンズ(ラッキードラジェ)。ゲスト皆が楽しんでもらえたら、お二人にとっても最高の瞬間となるのではないしょうか。
「やってよかった!」と思えること間違いなし!新郎新婦もゲストも皆が楽しめるエンターテイメントなデザートタイムを叶えましょう。