結婚報告カードとは
結婚報告カードには「改めて結婚の報告をする」という意味合いがあります。合わせて、新姓や新住所、末永いお付き合いのお願いなども伝えます。
結婚報告カードの報告内容
結婚報告はがきを送る相手は、主に下記となります。
- 結婚式に招待したけれど欠席した方
- 結婚祝いをくれた方
- 会社の上司と同僚
- 両親の友人
- 遠い親戚
挙式の参列者に送る必要はありませんが、当日に挨拶できなかった相手や目上の人に対して結婚報告カードを送れば、丁寧な印象になるでしょう。ごく親しい友人に結婚報告をする場合には、ハガキやカードではなく、メールやSNSを使っても問題ありません。
結婚報告カードには、主に下記のような内容を記載します。
- あいさつ文
- 入籍の日付
- 入籍報告
- 2人の名前(新姓と旧姓)
- 新住所
お祝いをくれた相手に対しては手書きのメッセージを添える、参列できなかった親しい友人には写真入りのカードを送るなど、相手によって内容を変えれば、より素敵な結婚報告カードが出来上がります。
なお、披露宴をおこなわなかったり、フォトウェディングのみおこなった場合には、入籍報告のハガキを送りましょう。
結婚報告カードの書き方
ここでは、シーン別に使える結婚報告カードの文例集を紹介します。結婚報告カードに何を書けばいいのかわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
一般的な挨拶
どのようなシーンにも使える、一般的な文例を見てみます。
このたび ○月○日に結婚式を挙げました
未熟なふたりではありますが 楽しい家庭を築いていこうと思います
今後ともお力添えのほど よろしくお願い申し上げます
入籍のみの挨拶
入籍だけで挙式をしなかったケースの挨拶文例です。
私たちは◯月◯日に入籍し、下記住所にて新生活をはじめました
挙式をおこないませんでしたので 直接のご挨拶ができず申しわけございません
まだまだ未熟なふたりですが これからも変わらぬおつき合いの程よろしくお願い申し上げます
年賀や暑中見舞いを兼ねた挨拶
10月と11月の挙式(入籍)は年賀状、5月と6月は暑中見舞いと合わせて送っても問題ありません。
年賀と兼ねる場合
謹賀新年
私たちは 昨年○月○日に結婚し 新生活をスタートさせました
まだまだ未熟な二人ですが 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
暑中見舞いと兼ねる場合
暑中お見舞い申し上げます
私たちは〇月〇日に結婚し 新しい人生をスタートさせました
未熟なふたりではございますが 温かい家庭を築いていきたいと思います
お近くにお越しの際は ぜひお立ち寄りください
結婚報告カードを書くときのマナー
自分で文章を考える場合には、下記に注意してください。
- 「別れる」「切れる」などの別れを思わせる言葉、「しばしば」「たびたび」といった再婚を連想させる重ね言葉は使わない。
- 縁起が悪いとされる句読点は使用せず、適度なスペースを開ける
また、親しい間柄であっても、冒頭と〆の挨拶は欠かさないようにしましょう。
結婚報告カードで気をつけたいこと
ここでは、結婚報告カードを送るときに気をつけたいポイントについて解説します。大事な結婚報告だからこそ、相手の気持ちを傷つけることのないように細心の注意を払いましょう。
結婚報告カードを送るタイミング
結婚報告ハガキは挙式後1ヵ月以内、遅くても2ヶ月以内に送りましょう。ただし、年賀状や暑中見舞いの時期が近ければ、それぞれの挨拶と合わせて送っても失礼にはあたりません。
結婚はがきに使う写真に注意
親しい友人や親族に送る場合は写真付きカードが喜ばれますが、あまり親しくない仕事関係者に写真付きカードを送ると、不快に思われてしまうおそれがあるので注意が必要です。写真は相手との関係に合わせて送りましょう。これは、入籍のみの場合やフォトウェディングでも同様です。
まとめ
結婚報告カードは文例とマナーを知ることが重要
結婚報告カードの書き方やマナーを守った丁寧な挨拶ができれば、結婚後の良好な関係にも役立つでしょう。たとえカードやハガキでも、心をこめて作成すれば相手にしっかりと気持ちが伝わるものです。
今回紹介した結婚報告カードの書き方や文例を参考にして、感謝の気持ちが詰まった素敵な1枚を作成してみてくださいね。