スケジュールをおさえて結婚準備を進めよう
プロポーズを受けて結婚が決まったら、次は憧れの結婚式!初めて経験する人生のビッグイベントだからこそ、しっかり準備したいもの。でも何から始めればよいのか、わからないことも多いですよね。
先輩花嫁たちの結婚準備のスケジュールを調べてみると、約半数の花嫁が結婚式の1年前にプロポーズを受け結婚準備を始めているようです。何から始めてどのような準備をどの時期にやっていたのか、時期的にみるすることや早めにできることについて、12ヵ月で結婚準備をするカップルの結婚式までのスケジュールを参考にご紹介します。
12ヵ月前~8ヵ月前:結婚式に向けて情報収集をスタート
結婚が決まり結婚式を挙げようと二人の意見が固まったら、両家へ結婚の報告と、結婚式の舞台となる会場の情報収集をスタートしましょう。
お互いの親へ挨拶、結婚の報告
iStoc / west
二人の婚約はお互いの親に結婚を認めてもらうことで成立します。結婚準備を始める前の大切な挨拶は、一般的には先に女性の実家へ挨拶に行き、その後男性の実家へ挨拶行く流れになります。結納や顔合わせはどうするか、このタイミングで親も含めて話し合っておくとスムーズに進められそうですね。
国内の結婚式会場を探す
結婚式には教会式、神前式、仏前式、人前式があります。挙式スタイルによって会場も変わるため、どんな会場でどんな結婚式を挙げたいか、時期についても二人で話し合ってみましょう。まだイメージが固まっていなくても、情報収集をしているうちに二人の希望の結婚式が見えてくるはずです。
春や秋の人気シーズンに結婚式を挙げる場合、1年以上前から会場を予約するカップルもいます。焦らずに会場を決められるよう、候補の会場のブライダルフェアには早めに参加して雰囲気や料理、アクセスの良さなど確認しておきましょう。費用面もしっかり考えられるよう、見積書をもらうことも忘れずに!
海外挙式も会場の検討開始
海外挙式も候補に挙がっているのなら、この時期から会場探しを始めましょう。海外挙式を挙げるカップルの多くは新婚旅行と合わせて渡航しています。新婚旅行先も含めた挙式地選びや二人のスケジュール、ゲストを招待するかなど話し合っておくとよいでしょう。
8ヵ月前~5ヵ月前:本格的に結婚準備開始!
結納や会場決定、結婚指輪の購入など、本格的な結婚準備が始まります。
結納・両家顔合わせの食事会
両家が初めて顔合わせをする結納や食事会は、地域や家庭によってしきたりはさまざま。両家共に納得できるスタイルで行えるよう親の意見を聞きながら調整しましょう。会場となる料亭やホテル、レストランの予約も忘れずに。
結婚式の会場決定!
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会場に結婚式の申し込みをしたら、いよいよ本格的に結婚準備スタートです。細かな打ち合わせは結婚式の4ヵ月~3ヵ月前から始まることが多いため、忙しくなる前にどんな結婚式にしたいか、演出や会場装飾など結婚式のテーマを考えておきましょう。
ウェディングドレスなど衣裳探しスタート!
結婚準備の中でも花嫁が一番気になる衣裳選び。結婚式で希望の衣裳が着られるように、会場と日取りが決まったら早めに試着予約を取りましょう。会場ではいくつかのドレスショップと提携している場合が多く、提携外のドレスショップの衣裳を持ち込む場合は持ち込み料が発生することも。予算と相談しながら運命の一着を見つけましょう!
結婚指輪を購入
iStoc / Iuliia-Zavalishina
これから二人お揃いで身に着ける結婚指輪は、結婚式のセレモニーで交換する大切なアイテム。二人のこだわりの素材やデザインで作っても結婚式に間に合うよう、余裕をもって準備できると安心です。割引や専門店ならではのサービスが受けられる会場の提携ジュエリーショップも確認してみましょう。
海外挙式なら申し込み完了!
結婚式を海外挙式に決めた場合も、挙式の6ヵ月前までに申し込みを完了できると、希望の日程で会場を押さえやすいでしょう。特に人気のハワイで結婚式を挙げる場合は早めに動きたいですね。帰国後パーティなど国内でのお披露目はどうするか話し合い、行う場合は会場探しも併せて進めましょう。
帰国後パーティは海外挙式の12週間後に行っているカップルが多く、レストランや結婚式場を会場として選んでいます。時間的な余裕はありますがウェディングドレスをレンタルする場合や、土日や良い日取りを押さえたい場合は早めに動けると安心ですね。
検討だけでOK!この時期に早めにできること
入籍はいつする?
入籍日は後に二人の記念日にもなる大切な日。ほとんどのカップルが結婚式よりも前の二人の記念日やどちらかの誕生日、日柄の良い日などに入籍をしていますが、結婚式当日に入籍をしても思い出に残りそう。
海外挙式は会場によっては入籍を済ませていると結婚式を挙げられない場合もあるので、必ず確認するようにしましょう。
新居へ引っ越すタイミングは?
新居購入や引っ越しも結婚準備のビッグイベントのひとつ。先輩花嫁の約半数が、結婚が決まってから結婚式までの間に一緒に住み始めています。式の準備で忙しくなる前に時期について二人で早めに話し合い、計画的に動けるとよいですね。
二次会はどうする?
ゲストと一緒にカジュアルなパーティを楽しめる二次会。結婚式に招待できる人数や結婚準備のスケジュールも踏まえて、開催するかどうか、開いた場合は誰に幹事をお願いするかなど話し合っておきましょう。
5ヵ月前~3カ月前:衣裳決定!会社への報告もぬかりなく。
新婦が一番気になる衣裳を決める時期。周囲への正式な報告もマナーを考えてしっかり行いましょう。
ウェディングドレスなどの衣裳決定!
iStoc / mg7
お気に入りのドレスやタキシード、和装などの衣裳が決まったら本契約をしましょう。本契約の際には内金が必要となったり、本契約後のキャンセルにはキャンセル料が発生する場合があります。まだ迷っている場合には仮予約ができるか確認してみましょう。
会社や友人へ結婚の報告
会社に結婚の報告を行う際は、まずは直属の上司に直接口頭で報告するのがマナー。その後、同僚などに報告をしましょう。結婚式への招待を考えている場合は「ぜひ出席してもらいたい」など一言添えられるとよいですね。
二次会の準備を始める
人気の会場でも希望の日時に予約を押さえられるよう、二次会をやるならこの時期に会場を決めましょう。幹事をお願いする友人にも早めに依頼し、どんな二次会にしたいのか、イメージや演出、ゲームの景品の予算など細かい部分まで決められると安心ですね。
検討だけでOK!この時期に早めにできること
結婚式のイメージを二人でかためておく
式場との打ち合わせは結婚式の3ヵ月前から始まることがほとんど。打ち合わせでは招待するゲスト数や料理メニュー、演出、会場装花や装飾などいろいろなことを決めていきます。具体的な動きに入る前に二人で結婚式のイメージをかためておくと、打ち合わせがスムーズに進みやすくなります。
ヘアメイクやブーケのイメージを考える
ウェディングドレスなどの衣裳が決まり結婚式のイメージも見えてきたら、ヘアメイクやブーケのイメージを考え始めましょう。会場装花に使用する花を髪に飾ったりブーケにも使用すると、結婚式全体がトータルコーディネートされ結婚式の印象をグッと高めてくれそうです。お気に入りのヘアメイクやブーケデザインを見つけたら、ヘアメイクさんやプランナーさんと共有できるように準備しておきましょう。
どんなおもてなしをする?
料理だけでなくテーブルセッティングや引き出物、プチギフトでもゲストへ感謝の気持ちを伝えることができます。一人ひとりの席に手書きの席札メッセージを添えたり、引き出物には重たいギフトは避けるなど、さりげない心配りがあるとよりゲストの心に残りそうですね。気遣いのある二人らしいおもてなしができるよう何を準備するか、早めにリサーチしておきましょう。
前撮りはする?しない?
ほとんどのカップルが結婚式当日にプロのカメラマンによる写真撮影を行いますが、ゆっくりと二人だけの撮影を楽しめる前撮りも人気。とはいえ、追加で料金が必要となるため、結婚式の思い出をどのように残したいかを二人で話し合い、前撮りをするのならどのようなイメージで撮影を行うか意見をまとめておけるとよいでしょう。結婚式の演出に前撮り写真を使いたい場合は仕上がり時期を確認し早めに撮影できると安心です。
3ヵ月前~結婚式当日まで:いよいよ式直前!一つひとつ確認しながら進めていこう
結婚式の具体的な演出やゲストのことなど細かな内容を決めていく時期。忙しくなりがちだけど、美しい花嫁になるための自分磨きも忘れないで!
自分史上最高にキレイな花嫁に!ブライダルエステに通い始める
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結婚式で自分史上最高にキレイな姿を実現するなら、遅くても結婚式の3ヵ月前にはブライダルエステに通いはじめましょう。脱毛などを考えているのであれば、結婚式を決めたらすぐに脱毛サロンに相談するとベター。会場によってはエステサロンと提携している場合もあります。事前に確認し賢く利用しましょう。
招待するゲストの決定、招待状を送付
招待するゲストが決まったら招待状を送付します。ゲストに参加してもらえるように、遅くとも2ヵ月前までにポスト投函しましょう。出欠の返信は結婚式の1ヵ月前までに戻してもらい、返信確認ができたら席次表を作成します。名前や肩書などに間違いのないよう、丁寧に確認しながら進めましょう。
また、結婚式当日の受付や挨拶は友人や上司にお願いすることがほとんど。口頭でお願いするのはもちろんですが、招待状にメッセージを一言添えられると親切ですね。
披露宴のプログラムや演出を決定
披露宴をどのように進めるか、演出やBGMを決めていきます。友人に余興をお願いする場合は、友人が余裕のある準備期間を取れるように早めに依頼しましょう。プロフィールムービーなど映像演出を業者に頼むときは納品日の確認を忘れずに。
料理、ギフト、装花…細かな手配も一つひとつ丁寧に
ゲストをもてなすための料理&ドリンクのコースや引き出物などのギフト、遠方から来るゲストのための宿泊や交通の手配など、細かな決め事も漏れがないよう丁寧に進めましょう。年配のゲストがいる場合はお酒のおつまみになるような料理も準備しておくと喜ばれます。
ウェディングケーキや会場装花&装飾、披露宴の司会なども決定。披露宴の進行は司会打ち合わせでしっかり確認できれば安心して結婚式当日を迎えられそうですね。
最終フィッティング&ヘアメイクリハーサルで理想の花嫁最終チェック!
結婚式の1ヵ月前には衣裳の最終フィッティングとヘアメイクリハーサルを行います。衣裳を早めに決定した場合、以前と少しでも体型が変わっているとウェディングドレスがフィットしないこともあるので、動いてもズレないか、ウェディングシューズと合わせた歩きやすさなど納得のいくまでチェックしましょう。
両親へ贈る、新婦の手紙
結婚式のフィナーレを飾る新婦の手紙。結婚式間近まで想いを募らせ直前に書く新婦も多いようですが、いざ書こうと思うとさまざまな想いが込み上げて上手にまとめられず、筆が思うように進まないことも。結婚式当日に寝不足とならないように、伝えたい想いは思いついたときにメモをとり、結婚式の4日前までには書き上げるようにしましょう。
まとめ
結婚準備はスケジュールをおさえてスムーズに進めよう!
初めての結婚式に向けた結婚準備、何から始めればよいのかわからなくても、全体のスケジュールをおさえておくことでいつ頃に何をすればいよいのか、時期的にすること、早めにできることが見えてきます。
結婚式直前は決め事やすることが多く気持ち的にも慌ただしくなりがち。そうなる前の早めの時期から結婚準備を進めれば、細かな部分まで二人のこだわりと心配りの行き届いた、素敵な結婚式を叶えることができます。
スケジュールを確認しながら、スムーズに楽しく結婚準備を進めましょう。