カタログギフトとは?
Fumie – stock.adobe.com
カタログギフトは、ゲストが引き出物として渡されたカタログに掲載されている商品やサービスを選ぶ形のギフトのことです。選んだギフトをインターネットやハガキで注文すると、後日自宅に届く仕組みになっています。
ゲスト自身に好みのギフトを選んでもらえるので、引き出物選びに迷う必要がなく、価格帯やジャンル分けも細かく分かれているため、近年カタログギフトを引き出物に選ぶ新郎新婦が増えています。
カタログギフトのメリットとは?
gpointstudio – stock.adobe.com
カタログギフトを選ぶのに、カタログギフトのメリットを知りたい方もいるのではないでしょうか。ここからは、実際にカタログギフトのメリットを見ていきましょう。
好みのものを選べる
結婚式には年代や性別、間柄も異なる様々なゲストが訪れるため、全員に喜んでもらうものを選ぶのは至難の技です。その点、カタログギフトであれば、ゲストが好きな商品やサービスを選べるのでゲストにも喜んでもらえます。
最近では商品だけでなく、エステや有名レストランの食事券などの体験型のギフトもあり、こだわったタイプのカタログギフトなども増えています。
持帰りの際にかさばらない
引き出物のなかに食器などがあると、荷物がかさばり重くなりがちです。その点カタログギフトであれば軽くてかさばらないので、帰りや二次会の際にも持ち運びしやすいメリットがあります。
また、最近ではカタログギフトを自宅に宅配してくれるサービスもあるため、ゲストに負担をかけない点もメリットと言えるでしょう。
予算に合わせて選べる
価格帯が細かく設定されているため、予算に合わせて選びやすいのが魅力。また、カタログで渡すため予算の違いが分かりにくく、贈り分けをしやすいメリットもあります。
色々な種類のあるカタログギフトは価格帯も幅広く、予算に合わせて選びやすいメリットがあります。また、頂いたご祝儀の価格や間柄に合わせて贈り分けをする場合にも、中身の違いが分かりにくいため、スムーズに選ぶことができるメリットなどがあります。
カタログギフトのデメリットとは?
Farknot Architect – stock.adobe.com
メリットが多いカタログギフトですが、反面、デメリットもあります。続いては、カタログギフトのデメリットを見ていきましょう。
有効期限がある
カタログギフトには有効期限が設定されているため、忘れてしまうとギフトを受け取れないデメリットがあります。また、ハガキやインターネットを介して、ゲスト自身が商品を頼まなければいけないため、手間がかかってしまいます。
有効期限は会社によっても異なるため、新郎新婦はどのカタログギフトにするか選ぶ際には、有効期限の長いものを選んでもいいでしょう。
高齢の方には分かりにくい
ゲストの中には、カタログギフトの仕組みがよくわからないという人もいます。特に高齢の方に多く、注文できなかったなどのケースもあるようです。そういったゲストがいそうであれば、さりげなくフォローするのがいいでしょう。
割高なこともある
カタログギフトは多くの場合、商品の価格にシステム料が加えられています。システム料に関しては、商品を注文するのに伴うハガキの代金や商品の配送料などが含まれており、その分商品の価格が高くなっています。そのため、新郎新婦によっては、その分高いものを贈りたいという考え方もあります。
ふたりの気持ちが伝わりにくい
便利さが魅力のカタログギフトですが、便利であるがゆえ、ゲストの中には味気ないと感じている人もいるようです。特に高齢者などの目上の人からしたら、簡単に済ませていると受け取られてしまう恐れも。
また、品物を自分で選ぶので、誰の結婚式の引き出物か、忘れてしまうこともあるようです。引き出物にカタログギフトを採用する場合でも、新郎新婦のこだわりが伝わるものを選ぶなどして、ふたりらしい引き出物を渡すようにしましょう。
まとめ
ゲストのことを考えてカタログギフトを贈ろう
引き出物の中でも、人気が高まっているカタログギフト。1番の魅力は、ゲストに好きな商品やサービスを選んでもらえることです。
加えて、予算にも合わせて選べ、かさばらないので持ち運びがしやすい点で人気を集めています。その一方で、分かりにくさや割高感などのデメリットもあるため、その点も踏まえて考慮してみてください。
ゲストにもきっと喜んでもらえますので、ふたりらしいカタログギフトを選んでみてくださいね。