海外挙式の二次会としておこなう帰国後パーティとは?
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海外挙式をおこなう人がよく聞く言葉のひとつに「帰国後パーティ」というものがあります。これは、海外挙式を挙げたカップルが日本に帰国してからおこなうお披露目パーティのことです。海外挙式を挙げる多くのカップルが、帰国後にパーティを実施し、海外挙式には招待できなかったゲストたちを招いて結婚の報告をします。招待するゲストは、友人のみの場合もあれば会社関係のゲストや親族まで招待するケースもあり、さまざまです。
海外挙式の二次会としておこなわれる帰国後パーティは、結婚式場やレストランなど、好みに合わせた場所を選び企画することが可能です。海外挙式の二次会はここでしなければならない、という厳しい決まりもありません。ややフォーマルにしたい場合には結婚式場でおこない、カジュアルにおこないたい場合にはレストランやバーなどを貸切っておこなうことが多いです。
日本での二次会を企画する際に注意すべき3つの点
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海外挙式の二次会を日本でおこなう場合、注意すべき3つのことがあります。
パーティをおこなう日は海外挙式の直後ではなく1ヵ月から2ヵ月後に実施する
海外挙式が終わり、帰国してすぐに二次会を企画する人もいますが、これはあまりおすすめできません。なぜなら、海外挙式で撮影した写真やビデオのデータが完成するまでには平均して1ヵ月から2ヵ月を要するためです。
せっかく撮影した海外の美しい風景の中で撮影した写真や映像を、二次会で使用しないのはとても残念です。二次会を企画する際には、写真やビデオの納期を確認した上で、データ納品に間に合う日どりに決めておくと安心です。
完全二次会スタイルなのか1.5次会スタイルなのかを選ぶ
帰国後に二次会をおこなうと言っても、完全な二次会スタイルにするのか少しフォーマルな1.5次会スタイルにするのかでパーティの雰囲気は変わります。海外挙式に多くのゲストを呼べなかった代わりに、国内での二次会に会社関係のゲストなど多くの人たちに来てもらうとなれば、フォーマルな式と着席で食事ができる1.5次会スタイルをおすすめします。
二次会は、立食ビュッフェスタイルのカジュアルなパーティでおこなうことが多いため、友人中心を招待するお披露目パーティをしたい場合おすすめです。招待ゲストの年齢層やタイプを考え、それに合わせたパーティ形式を選びましょう。
親戚も呼ぶ場合には「日本でもう一度結婚式を挙げる」ことも検討する
海外挙式のゲストは多くの場合家族のみに限定されるため、帰国後におこなう国内でのパーティで、その他の親族を招待したいと考えるケースもあるでしょう。この場合には二次会スタイルでなく、結婚式と披露宴という形で再度おこなう選択肢もよく選ばれています。
海外挙式を挙げたからと言って、日本での結婚式を挙げてはいけないわけではありません。帰国後に日本でもしっかりとゲストを招いてお披露目したい場合には結婚式をもう一度挙げることもあわせて検討してみると良いでしょう。
海外挙式後の二次会だからこそ取り入れたい演出3選
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海外挙式で夢のようなひとときを過ごし、帰国した後におこなう二次会には、海外挙式後だからこそ取り入れられる演出を積極的に盛り込みたいところです。ここでおすすめの演出を3つ紹介します。
海外挙式の際に撮影した動画を上映する
海外挙式をおこなうカップルの多くはビデオ撮影をオプションとしてチョイスします。プロに撮影してもらった素敵な動画はぜひ帰国後の二次会でゲストに披露しましょう。どのタイミングで入れるかはさまざまですが、二次会の幕開けの際にオープニングムービーとして使用するのもおすすめです。
海外挙式の際に撮影した写真を元にグッズを作り展示する
海外挙式ではたくさんの写真撮影をおこなうことが多いため、帰国後しばらく経つとたくさんの素敵な写真が手元に届きます。これらを元に二次会のウェルカムボードを作成してみるのもおすすめです。このほかにも、撮影した写真を二次会会場の壁に飾ったり、ゲストへの招待状や席札の裏に写真をプリントしたり、お披露目する場所は様々です。
海外挙式の舞台を意識したギフトや料理を考える
例えばハワイでの挙式後に二次会をおこなうのであれば、二次会のパーティテーマをハワイにするのもおすすめです。コーディネートやゲストへのギフト、ふるまうお料理などをハワイ風にするだけでパーティの印象は大きく変わります。海外挙式と関連付けて二次会にも海外の雰囲気を感じられるように意識してみるのも楽しいです。
まとめ
まるで夢のような非日常の中でおこなう海外挙式には、それほど多くのゲストを招待できないことが多いのが難点でもあります。ですが、帰国後の二次会に海外挙式の要素を取り入れれば、海外挙式に参列できなかったゲストにも雰囲気を味わってもらうことが可能です。帰国後の二次会を企画する場合には、ぜひ海外挙式で味わった感動のおすそ分けをする方法を考えてみてくださいね!