フォトウェディングとは?
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「写真だけの結婚式」と呼ばれることもあるフォトウェディング。その名のとおり「結婚式(披露宴やウェディングパーティ)をしない、写真撮影のみの結婚式」のことを意味します。
おふたりだけ、両親だけなど、少人数で気軽に結婚式ができ、挙式・披露宴よりも準備が簡単で費用をおさえられると注目を集めています。
フォトウェディングの主な撮影場所
フォトウェディングには、写真館などで撮影をする「スタジオ撮影」と、好きな場所で撮影をする「ロケーション撮影」があります。
スタジオ撮影の場合、依頼したフォトグラファーが指定するスタジオなどで写真を撮ることになりますが、ロケーション撮影は比較的自由に撮影場所を選べます。そのため、チャペルや神社、日本庭園、ビーチ、おふたりの想い出の場所など、日本国内に限らず海外でも、特別な景色とともにウェディング写真を残すことができるでしょう。
撮影場所別の基本プラン内容と相場
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撮影場所によって、フォトウェディングの費用は異なります。それぞれの相場をご紹介します。
スタジオフォトの場合
スタジオ撮影の場合、フォトウェディングの費用は8000円~10万円ほど。着用する衣裳や撮影する曜日、撮影後に入手できるデータ量などによって費用が変わります。
参考に、ワタベウェディングのスタジオフォトプランの例をあげてみましょう。
※掲載されている内容は2020年3月時点に確認したものです。実際のプランや料金は公式HPかお電話でご確認ください。
基本プラン | |
平日 | 8,800円 |
土日祝日 | 18,800円 |
プランに含まれるもの | 新郎衣裳1点 新婦衣裳2点 小物一式 着付け ヘアメイク |
データ量 | 六切台紙1冊(撮影は100カット以上) |
全カットプラン | |
平日 | 68,800円 |
土日祝日 | 78,800円 |
プランに含まれるもの | 新郎衣裳1点 新婦衣裳2点 小物一式 着付け ヘアメイク |
データ量 | 全データ(撮影は100カット以上) アルバム6ページ |
参考:ワタベウェディング
国内ロケーションフォトの場合
国内ロケーションフォトの場合、数万円~20万円が相場といわれています。スタジオ撮影の料金に出張料がプラスされるイメージですが、衣裳やデータ量のほかに現地までのスタッフの旅費・出張費などが別途かかるため、費用が高額になる可能性もあります。
基本プラン | |
平日 | 18,800円~ |
土日祝日 | 38,800円~ |
プランに含まれるもの | 撮影に必要なもの一式 |
リゾートプラン | |
平日 | 19,800円~ |
土日祝日 | 39,800円~ |
プランに含まれるもの | 撮影に必要なもの一式 |
参考:ワタベウェディング
国内リゾートでのフォトウェディングの場合、国内リゾート地に支店を持っているところであれば、自宅近くの支店で打ち合わせた内容をもとに現地スタッフが撮影などの対応をしてくれます。準備を簡単にしたい、撮影費用をおさえたいという人におすすめです。
海外ロケーションフォト(ハワイ)の場合
海外ロケーションフォトの場合、日本のフォトグラファーに依頼して撮影スタッフを連れて行く、現地のフォトグラファーに直接依頼する、現地に支店のあるプロデュース会社に手配してもらうなどの方法があります。
日本からスタッフを連れて行く場合、その分の旅費がかさむため高額になりがち。自分で直接現地のフォトグラファーに依頼するのが最も費用はおさえられますが、英語や現地語ができなければ依頼から打ち合わせ、撮影までがスムーズに進められません。
現地に支店のあるプロデュース会社を通して依頼するのが現実的ではないでしょうか。その場合の相場は10万円~30万円ほどです。
ハワイを例にあげてプラン内容を見てみましょう。
ビーチフォトプラン(ハワイ・ワイキキ周辺 ビーチ) | |
基本料金 | 128,000円 |
撮影期間 | 2020年1月~6月 |
プランに含まれるもの | 現地レンタルドレス(上限US$800) 基本小物レンタル 現地レンタルタキシード(上限US$200) ヘアメイク(新婦) 造花ブーケ&ブートニア 撮影料 ホノルル店~撮影場所~宿泊ホテルまでの送迎 アテンドスタッフ |
データ量 | 納品約50枚(撮影画像約50枚を収録したデータディスク付き) |
チャペル&ビーチフォトプラン (ラニレアチャペル(ホテル内ロケーション付)+ワイキキ周辺ビーチ) | |
基本料金 | 158,000円 |
撮影期間 | 2020年1月~6月 |
プランに含まれるもの | 現地レンタルドレス(上限US$800) 基本小物レンタル 現地レンタルタキシード(上限US$200) ヘアメイク(新婦) 造花ブーケ&ブートニア 撮影料 ホノルル店~撮影場所~宿泊ホテルまでの送迎 アテンドスタッフ |
データ量 | 納品約150枚(撮影画像約150枚を収録したデータディスク付き) |
参考:ワタベウェディング
ハワイの他にも、グアム・パラオ・サイパン・バリ・ベトナム・タヒチ・オーストラリア・アメリカ・ヨーロッパなど、世界各国で写真撮影が可能です。
チャペルフォトの場合
結婚式らしい写真を撮影できるのがチャペルフォトプランです。アクセス便利な都市部のチャペルから、リゾート地のチャペルまで、フォトウェディングに対応しているチャペルは全国にあります。
チャペルフォトの相場は数万円~。撮影するチャペルや選ぶ衣裳、ブーケを造花ではなく生花にする、アルバムにこだわるなどすれば、国内であっても料金はかさみます。
ワタベウェディングのチャペルフォトプランなら、2万円台~撮影可能です。
チャペルフォトプラン | |
平日 | 78,800円~ |
土日祝日 | 88,800円~ |
プランに含まれるもの | 撮影に必要なもの一式 |
データ量 | 全データ |
リゾートチャペルフォトプラン | |
平日 | 29,800円~ |
土日祝日 | 59,800円~ |
プランに含まれるもの | 撮影に必要なもの一式 |
データ量 | 詳しくはこちら |
参考:ワタベウェディング
※掲載されている内容は2020年3月時点に確認したものです。実際のプランや料金は公式HPかお電話でご確認ください。
選ぶアイテムによっては追加料金が発生する場合もある
気に入ったドレスがプラン対象外のものであれば追加料金が発生したり、プランが適用できなかったりする場合があります。撮影データをすべて受け取ろうとすると数万円単位で追加料金が発生することも。
また、「フォトウェディングプラン」など、同じプラン名がついていても会社によってプラン内容や料金は異なります。
どの会社に依頼するか選ぶ際は、細かなプラン内容を確認しながら決めましょう。
フォトウェディングの流れ・スケジュール
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フォトウェディングは、次のような流れで進めていきます。
- スタジオ選び・申し込み
- 打ち合わせ・衣裳選び
- アイテムなどの準備
- 着付け・ヘアメイク
- 撮影
- 写真のセレクト・納品
申し込みから撮影まで1~2ヵ月ほど。アルバムの納品まで含めても3ヵ月あれば十分です。
スタジオ選び・申し込み
スタジオかロケーションか、国内か海外か、和装か洋装か、ビーチリゾートかチャペルかなど、どんなフォトウェディングにしたいかを検討します。写真にこだわる人であれば、条件に合ったフォトウェディングができるかどうかだけでなく、どんな写真を撮っているのかまでチェックしながら選びましょう。
どの会社に依頼するかが決まったら、Webや電話で申し込みをします。
打ち合わせ・衣裳選び
申し込みができたら、打ち合わせのため事務所や店舗などへ足を運びます。どんなフォトウェディングにしたいのか、詳細なイメージを伝えましょう。
打ち合わせと同日に衣裳選びをする場合もあります。コーディネーターのアドバイスを受けながら、好みに合ったドレスを選んでみてください。
アイテムなどの準備
ガーランドやフォトプロップスなど、フォトウェディングで使用したいアイテムがある場合は準備します。ブライダルインナーやストッキングなど肌に触れるものは自分で用意しなければならないケースも少なくありません。
マリッジリングは注文から受取りまで1ヵ月以上時間がかかる可能性があります。指輪の交換シーンを撮影したい場合は早めに準備するようにしましょう。撮影のためにリングやリングピローを貸し出ししてくれるところもありますが、自分たちのマリッジリングで撮影するほうが、より感動的なシーンが撮影できます。
着付け・ヘアメイク
フォトウェディング当日は、プロの手によるヘアメイクで美しい花嫁に変身します。どんなメイクやヘアスタイルにしたいのかイメージを伝えながら準備をしていきましょう。
Instagramや雑誌などの切り抜きを持参すると具体的なイメージが伝わりやすいかもしれません。ヘアメイクや花嫁姿にこだわりたい人は事前にヘアメイクのリハーサルをしてくれる会社のフォトウェディングプランを選んでみてください。
撮影
準備ができたらいよいよ撮影です。
フォトグラファーと相談しながら、素敵な写真を残しましょう。準備から撮影終了までおよそ3時間~5時間。一般的な挙式よりも長い時間を楽しめるのもフォトウェディングの魅力です。
ただし、ロケーション撮影の場合は天気によって撮影場所が変わる可能性もあります。臨機応変に対応しつつ、フォトウェディングを楽しみましょう。
写真のセレクト・納品
撮影後は、着替えをして写真選びを行います。どの写真を六切台紙1冊にするのか、どんな流れでどんなレイアウトのアルバムにするのかなど、おふたりで相談しながら決めましょう。
データならその場で受け取れる場合もありますが、アルバムなどは納品まで1ヵ月~2ヵ月かかるのが一般的なようです。
フォトウェディングをするメリット
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フォトウェディングにはたくさんのメリットがあります。代表的なものをあげてみましょう。
ドレスも和装も選べる!ペットとの撮影など自由度が高い
犬や猫など、大切なペットとともに挙式ができたり、子どもの笑顔を待ってシャッターを切れたり。一般的な結婚式よりも自由度が高いのがフォトウェディングの魅力のひとつです。
衣裳もウェディングドレスはもちろん白無垢や色打ち掛けなどの和装も選べます。ウェディングドレスを選ぶ場合も、ショート丈ドレスを選んだり、ドレスにGジャンスニーカーを合わせたりなどイメージに合わせて幅広くアレンジできるでしょう。
スタジオやロケーションなど撮影場所を選べる
撮影場所を自由に選べるのもフォトウェディングならでは。撮影用のスタジオでかっちりした写真を撮ったり、青空の下で笑顔あふれる写真を撮ったり、イメージに合わせて背景を選ぶことが可能です。
和装なら、日本庭園や京都の街並みなどを背景にすると雰囲気たっぷりの写真になります。
おふたりの都合で日程を決めることができる
一般的な結婚式の場合、ゲストの都合を考慮して、土日を選ぶ人が多く見受けられます。しかし、フォトウェディングならおふたりだけでもOK。平日にハネムーンをかねたフォトウェディングを行うことも可能です。
フォトウェディングなら敬遠されがちな真夏や真冬も気兼ねなく選べ、人とは違った結婚式になるでしょう。
結婚式よりも準備が楽で費用をおさえられる
フォトウェディングにかかる費用は、数万円~数十万円。一般的な結婚式よりも費用を抑えることが可能です。
申し込みから撮影まで1ヵ月~2ヵ月ほどで打ち合わせ回数もそれほど多くありません。簡単な準備だけでフォトウェディングができます。
食事会などとあわせておこなうことも可能
フォトウェディングといっても、写真を撮るだけではなく食事会やウェディングパーティをセットにすることもできます。
「かしこまった雰囲気の結婚式はしたくない。でも大切な人と一緒に幸せを分かち合いたい」「感謝の気持ちを込めて家族だけでも美味しい食事でおもてなししたい」など、希望に合わせてフォトウェディングをアレンジしましょう。
食事会やパーティの様子を写真に収めるのもおすすめです。
親や親族に結婚式の写真を見せられる
「結婚式はしてほしい」「花嫁衣裳は着せてほしい」「せめて記念写真だけでも残してほしい」など、子どもの結婚式を願う親は多いもの。フォトウェディングを行って記念写真を見せることで、おふたりの幸せを想う両親を安心させ、納得してもらうこともできます。
スケジュールが許すようなら、両親にもフォトウェディングに参加してもらってはいかがでしょうか。
フォトウェディングにはデメリットもある
「ゲストを招待しないため、個別に結婚報告をしなければならない」「一般的な結婚式に比べてお祝いムードが薄い」など、フォトウェディングにはデメリットも。両親に「しっかりお披露目してほしかった」といわれることもあるようです。
とはいえ、ナシ婚と違って記念写真は残せますし、けじめをつけることもできます。メリット・デメリットを把握したうえでフォトウェディングをするか一般的な結婚式をするかを選んでください。
フォトウェディングと結婚式・前撮りなどとの違い
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フォトウェディングについてまだまだ詳しく知らないという人も多いもの。結婚式や前撮りとの違いをあげてみましょう。
フォトウェディングと前撮りの違い
前撮りは、結婚式の前に写真を撮ることです。写真撮影と結婚式(挙式・披露宴)の両方をするのか、結婚式としてフォトウェディングをする(写真撮影のみで挙式・披露宴をしない)のかが大きな違いです。
ちなみに、結婚式の後に写真を撮ることは後撮りといいます。
フォトウェディングと結婚式の違い
フォトウェディングは結婚式のスタイルのひとつであり、意味合いとしては結婚式に含まれます。
また、結婚式中に撮る写真のことを「ウェディングフォト」と呼ぶ場合もあります。フォトウェディングと混同しやすいので注意してください。
結婚式をする場合の写真撮影をウェディングフォト、結婚式をしない場合の写真撮影をフォトウェディングと呼ぶと思えておくと分かりやすいかもしれません。
フォトウェディングにおすすめ!人気のポーズや構成
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フォトウェディングについて理解は深まりましたでしょうか。最後に、フォトウェディングにおすすめのポーズや、写真の構成など、実際の写真を交えてご紹介していきます。
全身ショット
せっかくウェディングドレスを着たのですから、全身が写った写真は撮っておきましょう。
おふたりで並んで正面を向いた写真はもちろん、見つめ合う写真や手を取り合う写真、ベールアップのためにかがんだ写真などもおすすめです。
手元や足元などにズーム
指輪を交換する手元、強く握り合った手、お気に入りのウェディングシューズなど、手元や足元にズームアップした写真もステキです。
向かい合い、つま先立ちの新婦と新郎の足が向かい合った写真なら、顔が映っていなくてもキスを連想させます。おふたりの仲睦まじさがあふれた写真になるでしょう。
バックショット
後ろ姿の新郎とお茶目に振り返った新婦、ウェディングドレスのロングトレーンやベールが美しく広がった姿など、バックショットも良いでしょう。
きれいに結ばれた帯や打ち掛けの豪華な柄を写せるため和装にもおすすめのショットです。
アイテムを使って印象的な撮影
アルファベットバルーンやガーランド、赤い糸、和傘、お習字セットなど、アイテムを使用した写真を撮影する人も多いです。衣裳や撮影場所に合わせてアイテムを選び、オリジナルの写真を撮ってみてください。
ダイヤつきのリングを模したビッグバルーンでプロポーズを再現するのもかわいいですよ。
美しい景色を背景に撮影
リゾート地のように景色が美しい場所での撮影なら、自然な笑顔と美しい背景があるだけで十分。フォトウェディング当日を思い出せるようなナチュラルフォトが撮れるでしょう。
楽しさを全身で表現
ジャンプしたりお茶目な表情をしてみたり、はしゃぐ姿からはおふたりの幸せな様子がひしひしと伝わります。
「あの頃は若かったな」なんてあとで写真を見返して見たり、毎年同じポーズで撮影してみたり、あとあとまで楽しめる写真が撮れるはずです。
まとめ
フォトウェディングとは「挙式・披露宴のない、写真撮影のみの結婚式」のこと
大々的な結婚式はしたくない、結婚式の費用を抑えたい、けじめとして写真を残したいなど、多くの注目を集めるフォトウェディング。自由度が高く、自分たちらしい結婚式ができると人気を集めています。
ウェディングドレスはもちろん和装で写真を撮ったり、ハネムーンをかねて海外リゾートでフォトウェディングしたりなど、自由度の高さも魅力のひとつ。挙式・披露宴にこだわらないのであれば、フォトウェディングも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
フォトウェディング、WEBからの問合せはこちらから
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※掲載されている内容は2020年3月時点に確認したものです。実際のプランや料金は公式HPかお電話でご確認ください。