結婚指輪はなしでもいい?指輪を買わない理由とは

結婚の証として二人で揃える結婚指輪。結婚をするのであれば、左の指に結婚指輪をするのは当然だと思っている人もいるでしょう。しかし、最近では『結婚指輪なし』を選択するカップルもいて、形式にこだわらない考えを持つ人も増えています。今回の記事では、そんな結婚指輪を買わない理由や『結婚指輪なし』の選択肢についてお話します。

この記事のINDEX

    結婚指輪を買わないという選択

    結婚指輪なし

    結婚指輪の意味

    結婚指輪は古代ヨーロッパ時代にはじまったといわれ、その時代のローマ教皇が、約束の誓いとして鉄の輪を結婚指輪として使ったことがはじまりとされています。日本では、戦後に指輪交換の儀式がおこなわれるようになり、現代に続いています。
     
    結婚式に指輪の交換があるのは、夫婦としてこれからの長い人生を歩んでいくことを形で表す意味があります。丸い形をした結婚指輪は永遠に続く愛の象徴とされ、肌身離さず指輪をつけていることで、相手を強く想う意味合いも込められています。

    結婚指輪を購入しない理由

    ゼクシィ結婚トレンド調査2018年によると、2%のカップルが結婚指輪を購入していないと回答しています。結婚指輪を購入しない理由には、「結婚は何かとお金がかかるため、少しでも節約しようと結婚指輪を購入しなかった」「職業柄、職場でアクセサリーがつけられない」「金属アレルギーでつけられない」「しきたりにこだわらず、自由にしたい」など、カップルによってさまざまな理由があります。

    結婚指輪を購入しなかった人の声

    結婚指輪を購入しなかったことを、後になって後悔している人もいます。男性に結婚指輪は不要だと考える人が多く、女性側が遠慮してしまうケースもあるようです。その時の経済状況により、結婚指輪を購入しないことを納得しているものの、落ち着いてからあの時に結婚指輪を買っておけば良かったと感じることも。
     
    特にママ友の結婚指輪を見たり、独身と間違われたりした際に、結婚指輪を買っておけば良かったと思う人が多いようです。

    結婚指輪を買わないメリット

    ゼクシィ結婚トレンド調査2018年によると、結婚指輪の総額は二人で20~25万円かかったと回答する人が一番多く、それなりの金額がかかっていることがわかります。確かに形にこだわらないカップルであれば、結婚指輪にそこまでの費用をかけるのではなく、結婚式や旅行、結婚後の生活にその分のお金をまわしたいと考えるのでしょう。

    また、モノを無くしがちな人は、万が一指輪を失くしてしまった時ショックが大きいという考え方から、買わない方がいいと思うこともあるようです。

    結婚指輪がなくても結婚式はできる?

    結婚指輪がない結婚式

    指輪交換をなしにする

    結婚式での指輪交換は、宗教上の大切な儀式というイメージがありますが、実は近年できた演出の一つ。そのため、宗教上の考え方では、指輪交換をしなくても何も問題はありません。
     
    自由度の高い人前式はもちろんのこと、牧師さんの前で誓いをたてるキリスト教式での結婚式でも指輪なしの挙式は可能です。事前にウェディングプランナーに相談すれば、違和感ない形で挙式の進行を考えてもらえます。

    指輪レンタルを利用する

    「結婚式で指輪交換をしなくても大丈夫だけど、違和感のある挙式になってしまわないか心配」という人は、指輪をレンタルする方法があります。

    結婚式場の多くが結婚指輪を買わないカップルや、当日忘れてしまったカップルのために結婚指輪のレンタルをおこなっています。不安に思うカップルは、一度プランナーさんに相談してみるのもいいかも知れません。

    結婚指輪のほかに別のものを買う

    ペアウォッチ

    結婚指輪を買わなかった代わりに、別のものを購入するカップルも増えています。指輪だと紛失する、職場でつけられないという女性も多いので、ネックレスなど別のアクセサリーを贈ることもあるようです。
     
    また、二人で人生を歩むといった意味合いで、ペアウォッチを選択するカップルもいます。結婚指輪にくらべるとさりげないので、自然体でいたいカップルにぴったりです。

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    他には、家具家電や食器などの実用品を購入するカップルもいます。いずれ壊れてしまう恐れがありますが、その点をふまえていれば問題はないでしょう。
     
    いずれにしても、結婚指輪の代わりには、一生物として大切にしたいものを購入する傾向にあるようです。

    結婚指輪は後から購入しても

    結婚指輪

    入籍当初はさまざまな理由から、結婚指輪を購入しなかったという二人でも、結婚してしばらく経ってから結婚指輪を買うことにした夫婦もいます。
     
    なかには、結婚10年や15年の記念日に旦那さんからサプライズで結婚指輪をもらったというエピソードも。
    入籍当初にこだわって結婚指輪を購入するのもいいですが、舞い上がってしまい高額な指輪を買ってしまう恐れもあります。
     
    結婚してしばらく経ってから、身の丈に合った結婚指輪を購入するのも後にいい想い出になります。「やっぱり欲しかったな」と感じたあとに購入する結婚指輪は、より意味のあるものになるでしょう。

    まとめ

    結婚指輪なしでも結婚も結婚式もできる!

    結婚するからといって、必ずしも結婚指輪を買う必要はありません。結婚式が多様化しているように、結婚指輪への考え方もカップルによって変わってきています。大切なのは二人の気持ちなので、十分に話し合ったうえで決めるのが一番です。指輪に代わるものを購入したり、しばらく経ってから購入したりなどの選択肢もあるので、焦らずおふたりらしい選択をしてください。

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    結婚式準備.com編集部

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