婚約記念品とは?
婚約記念品とは、2人の婚約の証として贈り合う品のこと。結納や顔合わせ食事会の席だったり、デートや記念日など、贈り方は様々。
婚約記念品は必ずしも用意しないといけないものではありませんが、このように婚約を形で残すカップルが多いです。
婚約記念品の相場は?
相場については、男性から女性に贈る場合「婚約指輪は給料の3ヵ月分」というのは昔のこと。現在では婚約指輪の全国平均予算34.0万円、およそ20万~40万円未満が多数。女性から男性に贈るお返しは、婚約指輪などの記念品の半額程度、およそ10万~20万円未満が相場になります。
出展:リクルート ブライダル総研『ゼクシィ結婚トレンド調査2015調べ』
その他の費用を考慮し、2人で予算を決めることが大切!
この相場はあくまで目安として、カップルそれぞれの予算に応じて決めることが大事。結婚式を挙げるとなると、その費用に加え、新婚旅行(ハネムーン)など色々と出費が多くなってくるもの。記念品だからと奮発したくなる気持ちもわかりますが、トータルコストと今後の生活のことを考えて、あまり無理をしない範囲で婚約記念品と選ぶのが1番。
婚約記念品の選び方のコツ
結論から言うと、男性から女性へ贈る品は婚約指輪、女性から男性へ贈る品は時計が断トツの人気!もちろん他にも婚約記念品としてぴったりなアイテムがたくさんあるので、相手が本当に喜んでくれるものを贈りたいですよね。
プレゼントしようとしているものを既に持っている、そもそもいらないというケースも考えられるので、まずは相手の欲しいもの・好きなものを確認しておくことが大切。彼女・彼を驚かせたい気持ちはあるかもしれませんが、事前にどんなものが欲しいかを2人でよく話し合うと良いでしょう。また、少し奮発して普段なかなか買わないような有名ブランドや高価なものをプレゼントするカップルが多く、この場合は2人で一緒に予算を決めて婚約記念品を購入するようにしましょう。
そしてサプライズで用意するよりも、お互いに気に入ったブランドやデザインのものを一緒に選ぶことで失敗のない記念品選びに繋がります。
男性から女性に贈る婚約記念品
婚約指輪
女性へ贈る婚約記念品の定番といったら婚約指輪(エンゲージリング)。通常、プロポーズをする際に男性が女性に婚約指輪を渡して行うのが定番ですが、婚約が決まった時点で一緒に買いに行き、女性の憧れのブランドやデザインの婚約指輪を購入する方も多いです。
1番人気はダイヤモンドの指輪。または誕生石や好みの宝石をあしらった指輪を贈るのもオススメです。
ネックレス
指輪の代わりにネックレスなどのアクセサリー類をプレゼントするパターンも多く、特にパールのアクセサリーなら冠婚葬祭やフォーマルシーンなど幅広く使えて、婚約記念品として人気が高い贈り物。
子どもが生まれて、入園・入学式などの行事にも身につけることができるのも嬉しいですね。
腕時計
ビジネスでもプライベートでも大活躍の腕時計。特に普段からアクセサリーはつけない、または仕事上アクセサリーはつけられない女性に喜ばれるアイテムで、いつも身につけてもらうことができます。
記念品ということで、ペアで時計を購入することも良いアイデア。
女性から男性に贈る婚約記念品
腕時計
ビジネスにもプライベートにも毎日身につけられて長く使える腕時計は圧倒的に人気。男性の好きなブランドものやデザインを聞いた上で購入を。
また、婚約指輪と同じブランドの腕時計やペアで購入して、さりげなく普段からお揃いのコーディネートを楽しむカップルも多いです。
スーツ
スーツは人気の記念品の1つ。仕事上スーツを着る機会が多い方はもちろんのこと、結納や顔合わせ食事会など今後スーツを着ることが増えてくるため、男性にとっては嬉しい贈り物に。長く使える色やデザインの上質感あるスーツを選びたいもの。
普段自ら買わないようなブランドスーツやオーダーメイドのスーツもオススメです。
スーツに合わせる小物
スーツや礼服は既に持っているという場合には、ネクタイやシャツ、ネクタイピンやカフスボタンなど、スーツまわりに使える小物をセレクトしてもGOOD。普段からスーツを着る男性に喜ばれるもの。
婚約指輪と同じく、パールや誕生石付きのアイテムなど、高級感と品のあるものが人気です。
靴・鞄
ビジネスマンの男性には嬉しい靴と鞄。普段買わないような少し高価なブランドものをプレゼントすると特別感があります。
使いこむほど味わいが増す革製品のものは記念品としてぴったり。
趣味のもの
男性の趣味に関係するものをプレゼントするのもOK。カメラ・自転車・ギター・スポーツ用品・パソコンなどの希望の品を贈りましょう。
2人でシェアする婚約記念品もある!
ちなみに、それぞれに婚約記念品をプレゼントするのではなく、2人で共有できるものを購入するカップルも増えているんです。電化製品やデジカメなど今後の暮らしに役立つものを選んだり、結婚式・新婚旅行・引越しの費用に回して形ではなく思い出を残すのもひとつの手。
ルールに捉われず、自分たちのスタイルで選ぶのもGOODアイデアです。
婚約指輪を貰ったら、お返しは必要?
もちろん婚約指輪だけをもらって、男性側に特にお返しはしないという女性もいたり、そもそも男性側も婚約指輪を渡すとき、お返しという見返りを求めていない方がほとんど。また、結納を行う予定があるカップルは結納の場で婚約記念品の交換をしたり、女性から男性へ結納返しとしてお返しをするため、あえて婚約記念品は購入しないというパターンもあります。
「婚約記念品にお金をかけず、他のことに使いたい」という方は、先ほどご紹介した2人でシェアする方法がオススメです!
まとめ
結婚をするとなるといろいろなことを2人で決めなければならず、婚約記念品について2人でじっくり話し合うことは、これから迎える結婚生活に備える意味でも良い時間となるはず。相手が喜ぶことをしっかり考えて選べば、それがなんであれ、値段に関わらず、2人にとってかけがえのない記念のものになることでしょう。