ゴージャスよりも“ナチュラル派“が増えています
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柔らかな自然光と緑に包まれるナチュラルウェディングやガーデンウェディング、ラスティックウェディング。ゲストとカジュアルに過ごす二次会などにうってつけなのがナチュラルなウェディングドレス。華やかなデザインや装飾のウェディングドレスも素敵ですが、自然体に近い自分らしさを魅せてくれるナチュラルドレスを選ぶ花嫁もとても多いんです!では、どんなドレスを選べば自然に見えるのか『3つのポイント』を知って、理想のナチュラルドレスを手に入れましょう。
ポイント1 ナチュラル感ある素材を使ったドレス
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ウェディングドレスの素材には多くの種類があり、選ぶ素材によっては例え同じデザインのドレスであっても印象が大きく変わってくるもの。光沢のあるシルクサテンやミカドシルクの素材は、ナチュラルな雰囲気よりも、どちらかというと厳かでクラシカルな雰囲気とマッチします。ナチュラルな雰囲気で統一したいのであれば、それらの素材より自然に見える素材を選びましょう。ナチュラルドレスの素材で、中でもオススメの5種類を紹介します!
オーガンジー
オーガンジーはあえて透けてみせるような薄めの素材。柔らかさがありながら弾力性も持ち合わせた丈夫な素材なので、ウェディングドレスで使用する布の定番といえます。見た目も上品な印象を与えてくれるので、落ち着いたナチュラルさを演出してくれます。
シフォン
薄くて軽く透け感のあるシフォン。比較的シワになりにくい素材で、柔らかくしなやかさもあるので、ボディーラインを美しくみせてくれます。
シースルー
透け感があり、肌を程よく上品にみせてくれるシースルー。遠目からみると露出度は控えめで落ち着いてみえますが、近くでみるとしなやかな腕や脚のシルエットが生地越しにチラ見えするので、ナチュラルさの中にも女性らしい雰囲気をだすことができます。
レース素材
クラシカルなイメージのあるレースは、実はナチュラルな雰囲気にも相性バッチリ!コットンのレース素材と下地をオーガンジーにするなど、柔らかな素材同士と組み合わせたドレスをチョイスしましょう。
麻素材
とことんナチュラルウェディングにこだわりたい方におすすめなのが麻素材のドレス。肌なじみが良く清潔感に溢れ、さらりとした肌触りでナチュラルドレスにはぴったりの素材です。
コットン
こちらも、ナチュラルさを極めたい花嫁から指示されているコットンドレス。色味に暖かさがあり、素材感にも特徴があります。着心地のよさや安心感があるコットン素材は、ガーデンウェディングや森の中のフォトウェディングにぴったり。理想通りのナチュラルな写真が撮影できるでしょう!
ポイント2 ナチュラル感あるドレスの形・シルエット
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なんとなくイメージできるけど、具体的にどんなドレスがナチュラルドレスというのかわからない…そんな方も多いと思います。ナチュラルさを出すドレスデザインの特徴として、光沢感が少ない生地や素材はもちろん、『ボリューム控えめ』で『トレーン短め』が派手すぎず自然な印象になります。
ボリュームがあり過ぎるドレス、トレーンが長いドレス、キラキラ光る豪華な装飾を施したデザイン性の高いドレスは、ゲストからみると華やかすぎる印象になってしまい、ナチュラルのイメージとは少し違った印象になってきます。できるだけ『シンプル』で『控えめな中に主張がある』デザインを選ぶとGOOD◎
そこで、ナチュラルさを求めたい方におすすめするドレスの形(シルエット)を紹介します。
エンパイアドレス
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ナチュラルでかわいらしく、柔らかな印象のエンパイアドレス。エンパイアドレスはギリシャ神話の女神が着ていたともいわれているので、このドレスを着れば花嫁さんをさらに気品高く見せてくれます。
胸の下から切り替えがあるデザインになっているので、お腹の締め付けや負担が少なく縦のラインが強調されるため、スタイルアップ効果も!妊婦さんや身長が低い人からの人気も多く集めています。
ミモレ丈ドレス
結婚式も軽やかに動きたい!という方に支持されているミモレ丈ドレス。露出を少なく足元を見せられるので、カジュアルに着こなせて、レトロな雰囲気もある大人レディな印象を与えてくれるドレスです。
スレンダードレス
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スレンダーラインのドレスもまた、ナチュラルな空間とマッチします。例えば、キャミソールやオフショルダー、総レースのトップスを合わせた重ね着のようなスタイルなど、他のドレスと比べてシンプルなスレンダードレスでもネックラインや袖の形に特徴のあるものを選ぶと、より新鮮でオシャレな印象になるのでおすすめです。
長袖のレースドレス
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海外花嫁をはじめ、日本の大人花嫁の間で人気を集めているレース素材のウェディングドレス。
主に袖や上半身を中心にレースが施されたものが多く、ナチュラルさを求めるならば、五分袖か七分袖、又はゆったりめの長袖がオススメです。
ポイント3 ナチュラル感ある色
素材やデザインを見つつ、ドレスがどんな色なのかも気にしてみましょう。
ウェディングドレスの王道『ホワイト』の他に、白に少しだけ色味がはいったような『オフホワイト』、白に少し黄みがかった『アイボリー』から、自分の肌になじむ色のドレスがどれかはじめに確認しておきましょう。
『ホワイト』は神聖さや透明感、『オフホワイト』や『アイボリー』はやわらかさとカジュアル感がアップします。
ビビッドカラーはNG!
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カラードレスは、淡くて優しい色合いの『パステルカラー』や少しくすんだ色合いの『スモーキーカラー』がおすすめです。
パステルイエローやオレンジ系は、太陽の暖かい光のイメージになり、パステルやスモーキーのグリーン・ブルー系は森の中にいるような爽やかなイメージになります。選ぶ色によって印象を変えることができるので、式場やフォト撮影の場所がどこかなどを考えながらカラーを決めましょう。
ナチュラルさを出したいなら、深い色味のものやビビッドカラーは避けましょう。見た目が重たい印象になるような色はナチュラルな雰囲気を出すことができません。
ナチュラルドレスに合う靴選び
ナチュラルドレスが決まったら、ドレスに合わせる靴選び。これも大事なポイントで、ここで気を抜いてしまうと、中途半端で残念なスタイリングになってしまうこともあります。
おすすめしたいのは、『低めのヒール』や『ぺたんこ靴』など安定感がある靴です。アクティブさや爽やかさ、軽やかさがでるので見た目の清潔感もあり、ナチュラルウェディングやガーデンウェディングなどのカジュアルな結婚式にぴったり。自然体でかわいくキマリます。
動きやすさをも兼ね備えたヒールの低い靴であれば、足の疲れを気にすることなくラフに過ごすことができるようになります。ウェディングドレスはある程度高さのある靴のほうが見た目が映えるので、安定したヒールを選ぶこともおすすめです。
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スニーカーをナチュラルドレスと合わせると、トレンド感がプラスされてかわいくまとまり、相性抜群の組み合わせです。カジュアルで人気のコーディネートですが、挙式がある時は避けた方が無難です。前撮りや二次会などで着こなしましょう。
ナチュラルドレスに合う髪型選び
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ヘアスタイルもナチュラルにキメれば統一感もアップして、よりナチュラルで素敵な仕上がりになること間違いなし!
編みおろしのダウンヘアは人気のスタイル。シンプルなナチュラルドレスにゆる巻きにしたダウンヘア、そこに花のアクセサリーをあしらえば、まるで森の中の妖精のようにフェアリーで愛らしい雰囲気になります。
もちろん花冠やヘッドアクセサリーを付けずに、髪を巻いただけのシンプルなスタイリングもOK!ナチュラルさの中にも透明感や爽やかさ、そして女性らしい色気を感じさせてくれるスタイルに。
アップヘアを選ぶなら、『ゆる巻き』や『波ウェーブ』で髪を巻いて緩めにまとめて、抜け感のあるスタイリングがオススメです。カチッとまとめ過ぎるのではなく、おくれ毛などで少しルーズさを出してあげるとナチュラルな雰囲気を作り出してくれます。
まとめ
ナチュラルウェディングドレスは素材やドレスライン・色はもちろん髪型やシューズにもこだわって!
ナチュラルウェディングやガーデンウェディングの他に、海などのリゾート地にもナチュラルなウェディングドレスはぴったり。『素材』『形』『色』の3つのポイントを参考に、会場の雰囲気や結婚式のテーマに合う、素敵なナチュラルドレスを選んでください。
靴や髪型にもこだわってトータルコーディネートを極めれば、理想のナチュラルウェディングが叶うはずです!