結婚挨拶で名刺交換はする?年収・学歴・妊娠についての回答文例を紹介

結婚挨拶では、将来娘が苦労しないか心配という気持ちから年収や学歴を聞かれる場合があります。名刺は渡したほうがいいのか、女性が妊娠している場合はどのように話せばいいのかについて悩んでいる人もいるでしょう。 そこでこの記事は、「結婚挨拶で名刺交換はするの?」「年収や学歴について聞かれたときはどう答えればいい?」「妊娠している場合はどう話せばいいの?」の3つの疑問にお答えします。

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    結婚挨拶で名刺は渡す?

    結婚挨拶で名刺は渡す?

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    ビジネスシーンにおいて、名刺交換は社会人のマナーです。しかし、結婚挨拶ではそうとは限りません。

    いきなり名刺交換はせず人柄を見てもらおう

    相手の両親は、まずはあなたの人柄を知りたがっています。そのため、会っていきなり名刺交換をするのは控えましょう。名刺には会社名や部署、連絡先などが書かれていますが、両親が知りたいのは所属や肩書ではありません。
     
    玄関先では「○○と申します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と、名前と時間をいただいたことへのお礼を言います。その後、部屋に通されたら手土産を渡し、再度、軽く自己紹介をしてから天気や趣味、仕事の話題などで歓談しましょう。

    ご両親が名刺を出したときは渡そう

    両親が律儀な方だと、向こうから名刺を出すケースもあります。両親が名刺を出したらこちらも渡すのが礼儀なので名刺交換をしてください。いつ名刺が必要になってもいいように、忘れずに持って行きましょう。

    会社や仕事の話になったときに渡すと安心される

    会社や仕事の話になったとき、名刺を渡せるようであれば渡しておくと両親に安心されます。
     
    「こういう会社に勤めておりまして、こういう仕事をしています」という話をしながら名刺を出すと、自然な流れで渡せます。
     
    名刺は必須ではないため渡さなくてもかまいませんが、両親を安心させたい方は渡すといいでしょう。

    親から年収・学歴について聞かれたらどう話す?

    年収・学歴について聞かれたらどう話す

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    男性だと、娘を養っていけるのかという心配から年収や学歴について質問されることがあるかもしれません。年収や学歴が高い場合は謙虚な受け答えを、低い場合は両親を安心させる受け答えをするといいでしょう。ここでは回答文例をご紹介します。

    年収について聞かれた場合

    年収が高い場合の回答例

    「収入は安定しており、○○さん(彼女)やご両親に迷惑をかけることはありません」
    「年収は同年代より少し高いくらいです。結婚資金も貯まりましたので、結婚の話を進めさせていただきました」

    年収が高くても自慢話はせず、控えめな態度で受け答えをすると好印象です。

    年収が低い場合の回答例

    「現在は同年代より少し低いかもしれませんが、昇給のため資格試験を受ける予定です」
    「希望部署に異動すると収入が上がる見込みです。今はそのために営業成績を出せるよう励んでおります」

    年収が低くても上がるための努力をしていることを伝えましょう。

    学歴について聞かれた場合

    どこの学校を卒業したのか聞かれたときは、隠すよりもはっきりと出身学校を伝えたほうが誠実です。

    学歴に自信がある場合の回答例

    「○○大学の○○学部を卒業しました。周りは頭のいい学生ばかりで、たくさん刺激を受けました。サークルは△△に所属していて、~~という経験をしました」

    学歴が高い場合は学校の自慢話ではなく、学校で学んだことやサークルの話をすると両親も興味を持ってくれます。

    学歴に自信がない場合の回答例

    「○○大学の○○学部を卒業しました。△△の研究をしていて、卒業論文は△△について書き、先生から~~と言っていただきました」

    学校でどんな勉強をしたのかを話すと、多少学歴が低くても勉強熱心な人だと思われます。
     
    学歴にコンプレックスを持っていると、あまり話したくないかもしれませんが、自分で選んだ道なので負い目に感じる必要はありません。今の自分に自信を持って堂々としていれば、両親も安心してくれるでしょう。

    妊娠しているときはどう報告する?

    妊娠しているときはどう報告する

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    女性が妊娠している場合、結婚挨拶で女性の両親にどう話せばいいのか悩みます。女性が妊娠している場合の報告・挨拶の流れを見ていきましょう。

    まずは女性が自分の親に報告

    結婚挨拶の場でいきなり妊娠を伝えると、両親が動揺してスムーズに話ができなくなる恐れがあります。妊娠が分かったら、結婚挨拶の前に女性が自分の両親に伝えましょう。
     
    父親に伝えづらい場合は、まずは母親に伝えて妊娠・出産経験のある先輩としてアドバイスをもらうといいですよ。

    結婚挨拶での男性の報告の仕方

    女性が自分の両親に妊娠のことを伝えたら、男性も結婚挨拶時に報告をします。歓談である程度場が和んだ後、話を切り出しましょう。報告の構成は以下の通りです。

    1. 結婚する意思が始めからあったこと
    2. 妊娠が判明した事実
    3. 順序が逆になってしまったことへのお詫び
    4. 結婚承諾のお願い

    報告文例

    「○○さん(彼女)とは結婚を前提に交際していました。ゆくゆくは子どもを持ちたいと考えていたところ、新しい命を授かり大変うれしく思いました。本来であれば結婚が先であり、順番が逆になってしまったことについては誠に申し訳ございません。○○さんと生まれてくる子どもを大切します。どうか結婚させてください」

    両親の目を見て誠実な態度で報告すれば、あなたの誠意が伝わるはずです。

    まとめ

    言いにくいこともはっきりと!会ってよかったとお互いが思える結婚挨拶にしよう

    結婚挨拶では両親もあなたの人柄を知りたいと思っているため、会っていきなり名刺を渡す必要はありません。相手が出したら渡すようにしましょう。
     
    年収や学歴を聞かれたときは、隠すよりもある程度はっきり伝えたほうが安心されます。年収・学歴が高い場合は謙虚な姿勢で、低い場合は努力していることが分かるよう伝え方を工夫してください。
     
    すでに妊娠しているときは、もともと結婚の意思があったところ妊娠が判明したという順序で伝えることがポイントです。結婚挨拶は誰しも緊張するもの。誠実であることを心がけて挨拶すれば、きっと両親もあなたたちの結婚を祝福してくれますよ。

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    結婚式準備.com編集部

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