結婚前提のお付き合いだからしっかりと!結婚挨拶前に相手の両親に会う際のポイント

結婚前提でお付き合いを始める際や、付き合う中で結婚を意識し始めたとき、親への挨拶はしておいた方が良いのでしょうか。結婚挨拶で初めて会うよりは、しっかり手順を踏んでいくために親への挨拶をしておいた方が良い気もする。そんなふうに考えている方のために、結婚前提でお付き合いをしている人の親へ挨拶は必要なのか、挨拶のタイミングや服装、挨拶の言葉などをご紹介していきます。

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結婚前提のお付き合いで両親への挨拶は必要?

結婚前提の挨拶

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結婚前提であっても、付き合っている段階での親への挨拶は、“必要なこと”ではありません。しかし、できることならお互いの親へ挨拶をしておくほうが良いでしょう。親へ挨拶しておくことで、相手にも親にも真剣なお付き合いだと理解してもらえます。
 
また、相手が実家暮らしなら、早めに挨拶しておくことで、帰りが遅くなったり外泊したりしても相手の親は安心してくれるはず。自分の親に相手を紹介すれば、親と良好な関係を築ける相手かどうかもチェックできます。

相手の両親へ挨拶をするタイミングは?

お互いの親へ挨拶するタイミングは、結婚前提のお付き合いを始めたタイミング、付き合う中で結婚を意識し始めたタイミング、結婚に向けて同棲を始めるタイミングなどがよいでしょう。
 
結婚前提でお付き合いをスタートしたなら、お付き合いの最初の段階で挨拶してもOK。結婚に向けて同棲を始める場合は、同棲の許可を得るためにも事前に挨拶をしましょう。

両親のスケジュールをおさえる際はなんて言えばいい?

親に挨拶をすることが決まったら、「お付き合いしている人がいるので会ってほしい」とスケジュールをおさえましょう。
 
ただし、「お付き合いしている相手が挨拶に来る」となると、結婚挨拶と勘違いしてしまう親もいるかもしれません。誤解を招かないよう、スケジュールをおさえる段階でしっかり説明をしておくようにしてください。

結婚前提のお付き合いで挨拶に行く際の服装は?

結婚前提の挨拶

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結婚前提のお付き合いを報告するための挨拶は、結婚挨拶ほどかしこまる必要はないというイメージを持つかもしれません。しかし、いずれ結婚することになる相手ですから、清潔感のある服装を選ぶと安心。
 
男性ならスーツやジャケットスタイル、女性ならワンピースなどを選び、爪の長さやヘアスタイル、メイク、ひげなど、身だしなみにも気をつけましょう。香りが強すぎる香水なども控えてください。
 
また、手土産を用意するなど、細やかな気配りがあるとベターです。

結婚前提のお付き合いで挨拶をする際は何を話せばいい?

結婚前提の挨拶

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結婚前提でお付き合いをしている段階で親へ挨拶をする際は、どのような話をすればよいのでしょうか。ポイントをお伝えしましょう。

おふたりが付き合ったきっかけやなれそめ

結婚前提となると、親もお付き合いを始めたきっかけから気になるものです。「だまされていない?」「ちゃんと考えているの?」など、疑問や不安を感じる親もいるはず。
 
それほど詳しく話す必要はありませんが、おふたりがお付き合いを始めたきっかけを話すことで両親は安心してくれるでしょう。

今の仕事や学生時代、家族の話

親は、我が子が結婚するかもしれない相手について、詳しく知りたいと思うものです。
 
「どんな仕事をしているの?」
「結婚して二人で生活できるの?」
「長男なら彼の実家近くに住まなければならない?」
 
など、疑問をもつ人も多いでしょう。
 
相手がどのような人で、どのような家族構成・家族関係の中で育ってきたのかなども伝えることで、親の安心につながります。

結婚前提でお付き合いしていることを承諾してもらう事も忘れずに

お付き合いはおふたりの合意があればスタートできます。しかし、結婚は家のことでもあり、両親の承諾が必要になります。
 
そのため、親へ挨拶をする際は、「結婚前提でお付き合いしています」という報告ではなく「結婚前提でお付き合いさせていただいていることを了承してもらえますか」と、お伺いを立てるようにしましょう。

結婚前提のお付き合いを承諾してもらうための文例

結婚前提の挨拶

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結婚前提のお付き合いをお互いの両親に承諾してもらうための例文を、ご紹介しましょう。

男性が女性の親へ挨拶する場合の文例

○○さんとお付き合いさせていただく中で、結婚を意識するようになりました。先日改めて、結婚前提にお付き合いしてほしいという話をし、○○さんの承諾を得ることができました。これから〇ヵ月後をめどに結婚に向けて準備を始めていきたいと思っています。○○さんと結婚を前提にお付き合いさせていただくことを、ご了承いただけますでしょうか。

女性が男性の親へ挨拶する場合の文例

○○さんとお付き合いさせていただいている○○です。先日、○○さんが私の両親に挨拶をしてくださいまして、結婚前提のお付き合いに許可を得ました。どうか、二人のお付き合いをお許しいただけないでしょうか。

自分の親へ相手を紹介する場合の文例

お付き合いさせていただいている○○さんです。付き合い始めて〇年になるので、これから〇ヵ月をめどに結婚に向けて準備を始めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

結婚前提のお付き合いに反対される可能性もある

おふたりの中で「結婚前提のお付き合いだ」と決めていても、親がおふたりのお付き合いや結婚を反対する可能性もあります。歓迎してもらえるとは限らないため注意しましょう。また、おふたりのお付き合いを反対された場合は、理由をしっかり受け止めて、親の不安や疑問を解消できるよう努力していきましょう。

まとめ

結婚前提のお付き合いなら、親へ挨拶をするのが安心!

結婚挨拶と誤解されないよう気をつける必要はありますが、結婚前提のお付き合いなら、早い段階で親への挨拶を済ませておくと安心。結婚前提でのお付き合いをお互いの親に承諾してもらうことで、親にも相手にも「本気なんだな」「しっかりした人だな」と好印象を持ってもらうことができるでしょう。
 
結婚すれば、それぞれの親とも長いお付き合いが始まります。良好な関係を築いていけるよう、しっかり準備した上で挨拶に臨んでくださいね!

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結婚式準備.com編集部

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