ドレス選びの前に知っておきたい基礎知識
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一口にドレスといってもデザインはさまざま。まずは基礎知識として、ドレスの手配方法や、基本的なラインなどをご紹介します。
ドレスの手配方法
フォトウェディングで着用する、ドレスの主な手配方法は次のとおり。
- フォトスタジオでレンタル
- 自分で購入
- 手作り
- ユーズドや手持ちのもの
購入や手作りなら自分サイズで作れ、レンタルならクリーニングなどアフターケアの必要がありません。ご家族からのお下がりがあれば、思い出深いフォトウェディングになるでしょう。
ウェディングフォトを専門的におこなうフォトスタジオでは、ウェディングドレスのレンタルを含んだフォトプランも用意されています。フォトスタジオによっては最新の人気ドレスを取り揃えていることもあるので、ドレスにこだわりたい方は、問合せの際にドレスのラインナップがどんなものがあるかを聞いてみることをおすすめします。
ドレスの種類
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ドレスのシルエットは、大きく5種類に分けられます。シルエットの種類と特徴は次のとおりです。
- Aライン…アルファベットの「A」のようなかたちのドレス。ウエスト位置が高く、下に行くにつれて徐々に広がるラインが特徴です。
- プリンセスライン…ウエストに切り替えがあり、ウエストから裾にかけてボリュームのある膨らんだラインが特徴。存在感があって華やかな印象になります。
- エンパイアライン…胸の下に切り替えがあるハイウエストデザインのドレス。ナチュラルウェディングなどに人気で、足が長く、スレンダーに見せてくれるといわれています。
- スレンダーライン…マーメイドラインとAラインの間のようなラインで、ボリュームのない細身のデザイン。動きやすいのが特徴です。
- マーメイドライン…全体的に体に沿うラインで、ひざ下から裾にかけて広がりを見せるのが特徴。セクシーで大人っぽい雰囲気のドレスです。
実際に結婚式があり、フォトウェディングは別でおこなうなら、結婚式では着ないラインのものを選ぶことができます。フォトウェディングのみおこなう場合は、どんな方にも似合うベーシックなAラインを選ぶと安心です。
ネックデザイン、スリーブデザインの種類
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ネックデザインとスリーブデザインについても見てみましょう。
ネックデザイン
- ビスチェ…肩ひもがなく、デコルテ部分がまっすぐになったデザイン。どんな体型の人にも似合うオーソドックスなデザインです。
- ハートカット…肩ひもがなく、胸元がハートのように曲線を描いたデザイン。胸元をすっきりみせてくれます。
- Vネック…襟元に「V」のような切込みがあるデザイン。クラシカルな印象になります。
- ハイネック…首まで覆ったデザイン。露出が少なく上品な印象になります。
スリーブデザイン
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- オフショルダー…ネックラインが広く、肩が見えるほどのところから袖があるデザイン。二の腕が気になる人に向いています。
- ワンショルダー…左右どちらかにのみ袖がある、アシンメトリーなデザイン。可愛い~大人っぽいまでデザインによって印象を変えられます。
- パフスリーブ…ふわっと膨らんだ袖のあるデザイン。二の腕を隠したい人、女性らしい雰囲気を求める人に向いています。
- ロングスリーブ…その名の通り、長い袖のあるデザイン。露出が少なく上品な印象で、レースなど素材で遊ぶこともできます。
- アメリカンスリーブ…首~脇にかけて大きくひらいた、袖のないデザイン。肩を美しく見せてくれます。
- フレンチスリーブ…身ごろと同じ布で切り替えなしに袖があるデザイン。ナチュラルな雰囲気にぴったりなデザインです。
東京・新宿で人気のフォトウェディング『Ushers’ Photo 東京・新宿フォトスタジオ』
フォトウェディングだからこそ選びたいカラードレス
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せっかく写真を撮影するなら、真っ白なウェディングドレスだけではなく、おしゃれでかわいいカラードレスも着てみたいと思う方も多いでしょう。スタジオで撮影するフォトウェディングは比較的費用が安く、ドレス2着選べるプランなどを利用すればリーズナブルな価格で好きなドレスを着ることができます。
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スモーキーパープルはやさしく女性らしい雰囲気に。ブーケもドライにして、ロマンティックな印象の写真が撮影できます。
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シックで大人な雰囲気を作りたいならネイビーのカラードレスを。細やかなグリッターがキラキラ光るような写真をとってもらいましょう。
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写真映えを狙うならフラワーのプリント柄が華やかなフラワープリントドレスを!一生でそう何度も着れないドレスだからこそ個性的なデザインを選んで印象的なウェディングフォトを残そう。
後悔しないために!フォトウェディングのドレス選びのポイント
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ドレスの基礎を知ったうえで、ドレス選びのポイントをご紹介しましょう。
気に入ったデザインがあれば、試着をするのがベター
気に入ったデザインのドレスが、必ずしも自分に似合うとは限りません。できれば試着をして選ぶようにしましょう。インターネットショップなどでドレスを購入する場合も試着をするのがベター。
試着できない場合は、返品やサイズ交換に対応しているかなど調べたうえで購入すると安心です。
試着したら、動いて着心地やドレスのラインを確認する
フォトウェディングとはいえ、直立不動で正面から写真を撮るだけではありません。試着の際は、歩いたりしゃがんだりなど、さまざまな動きを試してみましょう。
付き添いの人に写真を撮ってもらうと、細かな部分までラインをチェックできますよ。
「痩せる予定」でサイズを選ばない
「フォトウェディングまでにあと3キロ痩せる予定」など、理想の姿をベースにドレス選びをするのはやめましょう。大きければサイズをつめてもらうこともできるため、今の体型に合わせてドレスを選んでください。
「思うように痩せられずラインが気になる」「痩せすぎて選んだデザインが似合わない…」ということがないようにしたいものです。
フォトウェディングの場所やテーマにあわせて選ぶ
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ゴージャスなチャペルにナチュラルなドレスを合わせたり、開放感たっぷりな海に露出少なめのボリューミーなドレスを選んだり。フォトウェディングの場所とドレスのイメージが合わなければ、ちぐはぐな印象になってしまいます。
フォトウェディングの場所や、テーマにあわせてドレスを選ぶようにしましょう。
プロのアドバイスを聞きながら選ぶ
「自分にはこれが似合う」「これが絶対良い!」と思い込みで選ばず、プロのアドバイスを聞きながら選ぶようにしましょう。普段の自分では選ばない、イメージと違うデザインでも、試着してみたら予想外に似合うものがあるかも。
ドレスのプロがもつ知識を借りて、ステキなドレスを探しましょう。
まとめ
ポイントをおさえて運命のドレス選びを!
フォトウェディングで着用するドレスを選ぶ際は、試着をするのがベター。フォトウェディングを行う場所やテーマを考慮しながら選ぶのがポイントです。その際、どんなポーズの写真を撮りたいかもイメージできると良いかもしれません。
また、「このデザインは自分には似合わない」「イメージと違う」と思っている中に運命の1着が紛れている可能性も。
思い込みだけで判断せずプロのアドバイスを聞きながら、ドレス選びを楽しんでください!