【招待されたゲスト向け】コロナや災害で結婚式延期の連絡がきたときのベストな対応とご祝儀の渡し方

「実は新型コロナウイルスの影響で、来月予定していた結婚式を延期しようと思って...」このような連絡が新郎新婦からきたら、あなたはどう対応しますか?さらに、延期されたことで結婚式への参加が難しくなった場合、ご祝儀はどうすればよいのでしょう。この記事では、新型コロナウイルスや災害などで結婚式が延期になった場合の対応方法と、ご祝儀の渡し方について解説します。

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    新郎新婦から延期の連絡がきたときの対応

    電話する女性

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    突然の延期の連絡に、あなたは動揺してしまうかもしれません。人によっては延期後の日程で結婚式の参加が難しくなる場合があるでしょう。どのような場合でも冷静に対応し、新郎新婦を気遣うよう心掛けるのが大切です。

    新郎新婦の気持ちに寄り添う

    新型コロナウイルスなどの感染症や、災害は、新郎新婦の責任ではありません。延期でガッカリする気持ちは分かりますが、それをあからさまに新郎新婦に伝えるのはやめましょう。
     
    「どうして延期なの?」「もう飛行機のチケット取っちゃったのに!」などと責めるような言葉をかけてしまうと、新郎新婦を余計に悲しませてしまいます。
     
    新郎新婦も、延期の決断をするまで大変悩んでいます。「大変だよね」「気にしなくて大丈夫だよ」など、新郎新婦の気持ちに寄り添いましょう。もし延期理由が妊娠などのおめでたい理由の場合は、喜びを共有してくださいね。

    延期後の日程などを確認する

    延期後の日程や時間を確認します。日程によっては早めに新幹線や飛行機をおさえておきましょう。GWや年末年始、お盆の期間は直前だと公共交通機関やホテルが予約困難な場合があります。
     
    また、会場に変更がないかも確認しましょう。

    延期したことで参加が難しくなりそうな場合の対応

    延期後の日程で参加が難しい場合は、正直に伝えます。また、「コロナや災害などの影響が収まっていれば参加したいけど、状況による」という場合も、その気持ちを新郎新婦に伝えましょう。どちらにしろ、「新郎新婦をお祝いしたい気持ちは変わらない」という祝福の気持ちはしっかり伝えておきます。

    参加が難しい場合のご祝儀を渡すタイミング

    ご祝儀

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    新型コロナウイルスや災害などの状況もあるので、ご祝儀を渡すタイミングは「絶対にこの日!」というものはありません。あなたと新郎新婦の状況を見て、タイミングの良いときに渡しましょう。

    延期後の日程が未定の場合

    延期後の日程がいつになるか分からない場合は、延期の連絡をもらってからすぐ(1ヵ月以内)にご祝儀を贈っても構いません。
     
    新型コロナウイルス等で直接会うのが難しいなら現金書留にします。感染症が流行っているときに「ぜひ直接会いたい!いつがいい?」など聞くのはやめましょう。お互い健康上の心配もありますし、新郎新婦を困らせてしまいます。
     
    「直接会って渡したいけど、状況が状況だから郵送するね」と一言添えれば、お祝いの気持ちはじゅうぶん伝わるでしょう。

    結婚式の1~2ヵ月前に渡す

    結婚式の日程が決まっていたら結婚式の1~2ヵ月前に渡すとよいでしょう。
     
    新型コロナウイルス感染症や災害などが落ち着いていたら直接渡してもいいですし、まだ状況が不安定なら郵送でも構いません。

    会うタイミングで渡す

    もし、新郎新婦と個人的に会う予定があるのなら、会うタイミングで渡せば大丈夫です。
     
    しかし、新型コロナウイルスなどの感染症が流行しているなか、会って手渡しするのは難しいこともあるでしょう。もし新郎新婦が闘病していたり、災害の被害を受けたりしていて、ご祝儀どころではない場合は、新郎新婦の状況が落ち着いてから渡します。
     
    新型コロナウイルス感染症や災害が落ち着いてから会って渡したい場合は、「ぜひ直接お祝いしたいから新型コロナウイルス(災害)が落ち着いたら、会いに行くね!」と伝えましょう。

    参加が難しい場合のご祝儀の額は?

    ご祝儀

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    延期の連絡がきたものの、「どうしよう、この日は出席できない」という状況もあるでしょう。その場合のご祝儀の額は、延期の連絡がきた時期によって変わります。

    延期の連絡が挙式日直前の場合

    延期の連絡を受け取ったのが挙式日直前の場合、料理やドリンク代のキャンセル料、結婚式場やホテルの延期料など、すでに新郎新婦は多額の費用を支払っている可能性があります。
     
    引き出物や引き菓子もすでに発注していることも多いため、できれば通常通りのご祝儀を渡すほうが新郎新婦にとってありがたいです。
     
    直前といっても、1~2週間前のキャンセルの場合は、ご祝儀の半額程度を贈りましょう。

    挙式日の数ヵ月前に延期の連絡があった場合

    挙式日の数ヵ月前に延期の連絡があった場合は、まだ、引き出物や料理を発注していない可能性が高いため、通常の欠席の相場である1万円程度でもよいでしょう。

    ご祝儀以外にプレゼントは必要?

    ご祝儀を渡すなら、特に追加のプレゼント等は必要ありません。どうしても贈りたいなら新郎新婦が気を遣わない金額のものがおすすめです。
     
    新郎新婦は「プレゼント代も含めて内祝いを贈った方がいいかしら?」と悩んでしまうので、「プレゼントは私の気持ちだから!気にしないで!」と一言添えるとよいでしょう。
     
    お祝いの気持ちを伝えたいなら結婚式当日に電報をおくるのもひとつのアイデアです。

    まとめ

    新郎新婦の気持ちに寄り添いながらお祝いしよう

    新型コロナウイルスなどの感染症や災害での結婚式延期は、仕方がないことです。感染症や災害等で延期になりガッカリしてしまう気持ちは分かります。
     
    しかし、一番ショックを受けているのは新郎新婦です。新郎新婦の気持ちに寄り添い、「大変だったね!大丈夫だよ」と優しい言葉をかけましょう。
     
    もし延期後の日程で結婚式に参加できなくなった場合は、速やかにその旨を伝え、ご祝儀を贈ります。新型コロナウイルスの流行や災害などは、平時とは違いなかなか会うのが難しいかもしれません。新郎新婦の状況をみて、現金書留で郵送してもよいでしょう。どのような形でも、お祝いの気持ちはきっと伝わりますよ。

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    結婚式準備.com編集部

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