結婚式の引き出物を郵送したいときは
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結婚式の引き出物を郵送したいときは、自分で個別に発送するよりも引き出物宅配を活用したほうが便利です。
引き出物宅配とは
引き出物宅配とは、披露宴の数日後に引き出物をセットで郵送してくれるサービスです。ゲストの自宅まで個別に配送してくれるので、帰宅時に負担がかかりません。
引き出物の内容は、引き出物宅配業者が取り扱っている商品やカタログギフトから好きなものを選べます。単品注文やセット注文ができ、のしやラッピングも可能です。
注文方法と郵送時期
引き出物宅配業者のサイトから引き出物の内容を選び、ゲストの名前や住所などの配送先を指定します。ネットショッピングに慣れている人なら、簡単に手続きできるでしょう。
注文するのは結婚式の後ではなく、披露宴の2ヵ月前から2週間前までには済ませます。注文が遅くなってしまうと、発送が間に合わなくなる恐れがあるので早めに手配してください。希望配達日は披露宴の翌日から3日後に設定するのが一般的です。
引き出物宅配を利用するときのゲストへの配慮
引き出物宅配を利用するときは、後日引き出物を郵送することを書いたメッセージカードをテーブルの上に置き、司会者にもアナウンスしてもらいます。何も案内がないと、引き出物がないのかとゲストが勘違いしてしまいます。メッセージカードには郵送する旨と、何日後に届くのかを書いておくと親切です。
また、結婚式では席次表やプチギフトなどを持って帰るものがたくさんあります。男性は手ぶら、女性は小さなパーティバッグで出席することが多いため、アイテムを持ち帰るためのミニバッグを用意しましょう。
引き出物宅配のメリット
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ゲストに負担がかからない
式場で引き出物を受け取らないため、ゲストにとっては移動や帰宅が楽になります。引き出物を会場で渡すと、二次会会場に行くときに持ち運びが面倒になり、お酒をたくさん飲んでうっかり持って帰るのを忘れてしまう人もいるかもしれません。
その点、引き出物宅配なら荷物が増えないため遠方のゲストはもちろんのこと、近くに住んでいるゲストにも喜ばれます。
贈り分けが簡単
結婚式の引き出物は、親族や友人など相手によって贈り分けをします。会場で渡す場合、親戚や上司の引き出物は大きいのに、友人の引き出物は小さいと、気にする人もいるかもしれません。
しかし、宅配だと贈り分けをしていることが見えないので、ボリュームの違いを気にせず贈り分けができます。会場で引き出物が混ざってしまう恐れもないため安心です。
コストを抑えられる
引き出物を会場で渡すときは、紙袋が必要です。紙袋は有料になるケースがほとんどで、ゲストの人数分用意すると意外とコストがかかります。引き出物宅配では紙袋を用意する必要がなく、その分コストを削減できるでしょう。
また、引き出物を式場に持ち込むと基本的に持込み料がかかりますが、宅配なら持込み料を気にせず好きなギフトを贈れます。
引き出物宅配のデメリット
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親族や年配の人には失礼だと思われる可能性がある
親族や年配の人は引き出物宅配に慣れておらず、なかには失礼だと思う人もいます。ゲストの大半が同年代の友人であれば引き出物宅配のほうが好評かもしれませんが、親族や年配の人が多く出席する披露宴なら従来通り会場で渡したほうが喜ばれるかもしれません。
ゲストの年齢などから引き出物宅配がふさわしいかどうか検討しましょう。引き出物宅配を利用することにした場合は、司会者によるアナウンスを徹底して最大限配慮してください。
宅配便を受け取る手間がかかる
ゲストにとっては宅配便を受け取る手間がかかります。ひとり暮らしで日中不在にしている場合、再配達の連絡が面倒で放置してしまうこともあるかもしれません。
また、宛先の住所が間違っていたり、結婚式後に引っ越しをしたりしていると、宛先不明で返ってくるケースもあります。
業者によっては引き出物の選択肢が限定される
引き出物宅配業者のなかには、持ち込みできる業者もあれば自社で取り扱っている商品しか対応していない業者もあります。持ち込み不可の場合は、引き出物の選択肢が限定されるため注意が必要です。
事前に取り扱っている商品の種類は豊富か、他店で取り扱っている商品も持ち込み可能かどうかを確認してください。
まとめ
結婚式の引き出物を郵送するなら引き出物宅配
引き出物宅配業者のなかには、持ち込みできる業者もあれば自社で取り扱っている商品しか対応していない業者もあります。持ち込み不可の場合は、引き出物の選択肢が限定されるため注意が必要です。
事前に取り扱っている商品の種類は豊富か、他店で取り扱っている商品も持ち込み可能かどうかを確認してください。