4コマ漫画 花嫁の手紙
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花嫁の手紙の意味
花嫁の手紙は結婚式の定番の演出ですが、わざとらしくなったり、定番すぎてやりたくないと考える花嫁も多いようです。そんな方は、花嫁の手紙の本当の意味を知ってみてはいかがでしょうか?ゲストを泣かせるための演出ではないのです。
今日まで育ててくれた両親に感謝を伝える
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花嫁の手紙は、なによりも、これまで育ててくれた両親に対して感謝を伝えるものです。花嫁の誕生から成長を見守ってきた両親にとって、娘の結婚は子育てからの卒業です。普段はなかなか恥ずかしくて言えなかった、これまでの感謝の気持ちを伝えるには最高の機会です。自分の両親に無事に子育てを終えたことの喜びを感動と共に実感してもらいましょう。
これから築いていく二人の新生活への決意表明
結婚とは、これまで自分が育ってきた家庭を離れ、新しく自分の家庭を築いていくことです。両親にとって、娘が育っていくことは嬉しい反面、不安な気持ちもあると思います。これから新しい生活が始めるにあたっての決意や抱負を述べ、両親に安心を与えてあげましょう。
二人を祝福するために会場に集まってくれたゲストへ感謝を伝える
これまで自分を成長させてくれたのは、両親だけのおかげではありません。親戚や友人など結婚式当日に集まってくれたゲストのおかげでもあります。普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを伝え、ゲストに再度よろしくお願いしますと伝えるのも花嫁の手紙の役割です。
花嫁の手紙の4つの効果
1.両親に感謝の気持ちを言葉で表せる
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日頃は、なかなか伝えることのできない感謝の気持ちを、素直な言葉で表現することができます。自分の両親にこれまで育ててくれたことの感謝を伝えることで、両親に子育ての終わりの充実感を与えてあげることができます。
2.自分や新郎、家族をゲストに紹介できる
新郎側のゲストの中には新婦を、また新婦側のゲストには新郎をよく知らない人もいます。それぞれのゲストに対し、花嫁の手紙を通じて新郎新婦の素顔や人柄を知ってもらうことができます。
3.新たな親子関係を築くきっかけになる
これまでの親子関係を振り返り、これからの抱負や決意を伝えることのできる、花嫁の手紙は両親との新たな関係を始めるよいきっかけになります。
4.ゲストとの絆も深めてくれる
祝福に集まってくれたゲストへ、新婦が自分の言葉で今の喜びを伝えることができるのが、花嫁の手紙。心を込めた手紙とスピーチを読むことが大切です。誰かを感動させようと思うのではなく、素直に幸せと感謝を伝えればよいのです。ゲストを泣かせようと思わなくていい、普段の自分で思う気持ちを伝えてください。
まとめ
花嫁の手紙は感謝を伝えるために素直な気持ちで書こう!
花嫁の手紙は自分たちのためにおこなう演出ではなく、両親やゲストのために感謝を伝えられる披露宴演出です。日頃は、恥ずかしくて両親やゲストに感謝の気持ちを伝えることができない花嫁は絶好の機会となります。やりたくないと思っている花嫁も実際にこの演出をしてよかったと思っている方は多いようです。感動させなくてはいけない演出と考えず、素直な気持ちで感謝を伝える場と考え、取り入れてみてください。