※掲載されている内容は2021年9月時点のコロナ感染症対策となる演出例です。状況によって対策が変わる場合もありますので、お住まいの地域に沿った最適なガイダンスをご確認ください。
withコロナの結婚式、基本的にどんな対策をすればいい?
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公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)は、コロナ禍でも安心して結婚式を挙げてもらえるよう、感染対策に関するガイドラインを発表しています。まずは、BIAのガイドラインをご紹介します。
結婚式全体を通した基本的な感染対策
結婚式全体における感染対策のポイントは次のとおりです。
・2mを目安にソーシャルディスタンスを確保し、密にならない配慮を行う
・結婚式場内の換気を徹底する
・スタッフが感染しないよう、感染対策を徹底する
・マスクやフェイスシールドなどを着用し、極力会話を控える
・会場内の開閉は、スタッフが手袋をして行う
・手指消毒用のアルコールを設置し、こまめな手洗いを推奨する
・体温37.5度以上もしくは、平熱より高い場合は来場を控えてもらう
・打ち合わせは極力オンラインで行う
日ごろの感染対策を、結婚式でも実施してもらいましょう。
挙式中の感染対策
挙式中の感染対策ポイントは次のとおりです。
・マスク着用を徹底する
・会話を控えるよう要請し、大声を出す人には個別に注意する
・ゴスペルや雅楽の演奏者とゲスト2m以上の距離を確保する
・距離の確保が難しい場合は、アクリル板などを設置する
・ゲストの合唱への参加は控えてもらう
人前式では、声を出さずに承認の合図をしてもらったり、密になる演出は控えたりするようにしましょう。
披露宴・ウェディングパーティでの感染対策
披露宴やウェディングパーティでの感染対策ポイントは次のとおりです。
・できるだけ広めの会場を手配し、ソーシャルディスタンスを保った配席にする
・料理は大皿盛りを避け、個別に提供する
・お酌や回し飲みを避ける
・食器やグラス、カトラリー、テーブルやいすなどは使用前に消毒する
・余興者とゲストの距離は十分保つ
・大声を発する余興は控える
・マイクは使用するたびに消毒、差し替えをする
・人が密集しないような誘導を行う
写真撮影のためにマスクをとる場合は、撮影直前までマスクを着用する、会話を控える、密にならないポーズで撮影するなどの配慮を行いましょう。
withコロナの結婚式に取り入れたい!結婚式の演出5選
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基本的な感染対策がわかったところで、withコロナの結婚式におすすめの演出をご紹介しましょう。
リボンワンズ
リボンや鈴が付いたワンド(杖)を、人前式の承認の合図として用いたり、フラワーシャワーのかわりに退場時に振ってもらう演出です。鈴の音色と、カラフルなリボンが挙式を華やかに彩ります。
ブーケプルズ
ブーケトスのかわりに、適度な距離を保てるブーケプルズはいかがでしょうか。ブーケにつながるリボンを1本ずつ持って一斉に引っ張ります。ブーケをもらえたラッキーなゲストは、次に幸せになれるかも。
かわいいラベルのボトルドリンクで乾杯
グラスへのお酌は避けたいので、ドリンクをボトルで提供するのもおすすめ。おしゃれでかわいいラベルのついたボトルドリンクを選べば、雰囲気も華やかになります。
かわいいラベルのボトルドリンクで乾杯すれば、フォトジェニックでステキな写真が残せるでしょう。
ムービー上映
ウェルカムムービー、オープニングムービー、プロフィールムービー、メッセージムービー、サプライズムービー、エンディングムービー、エンドロール…結婚式にまつわるムービーは種類が豊富です。
密になったり声を出したりする演出を控える代わりに、おふたりらしい映像でゲストを楽しませてあげましょう。
感染対策ばっちりのデザートビュッフェ
一口サイズのデザートを種類豊富に盛り付けたアフタヌーンティースタイルで1人ずつ提供したり、テーブルごとにデザートビュッフェを案内したり。密にならない工夫をすれば、デザートビュッフェをすることも可能。
トングを使わず一皿ずつとれるように盛りつけられていれば、さらに安心です。
ゲストへのおもてなしとして取り入れたい!感染対策アイテム5選
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続いて、ゲストへのおもてなしと感染対策の両方が叶うアイテムをご紹介します。
オリジナルのマスク・マスクケース
マスク着用を推奨・徹底していても、食事の際は外さなければなりません。そんなときに便利なのがマスクケース。オリジナルデザインのものや、席札を兼ねたマスクケースなら、テーブルコーディネートのアイテムにもなります。
お揃いのマスクも入れておけば、結婚式に統一感が出ます。
フォトプロップスにもなるマウスシールド
ゲストの顔がしっかり写るよう、写真撮影でもマスクは外してほしいもの。そんなときは、マウスシールドを兼ねたフォトプロップスを1人に1本用意しましょう。
おしゃれな写真が撮れて、感染対策もできる優れものです。
プチギフトにアルコール消毒
日常生活はもちろん、結婚式中も何かと使用することが多い、手指消毒用のアルコールは、プチギフトとしてプレゼントすると喜ばれます。
クラッチバックにも入るくらいの大きさで、おしゃれなデザインのものを受付で渡してもらったり、テーブルに配っておいたりしてみて。
宅配引出物
手指消毒や、密回避など、帰り道で気にしなければならないことも多く、大きな荷物をもっての移動は大変。しかし、ゲストの自宅へ届く宅配引出物にすれば安心です。
「引出物は?」と思われないよう、結婚式当日は「引出物はご自宅にお届けします」といった案内カードを用意しましょう。
Web招待状・Webご祝儀
受付が混雑しないよう、Web招待状やWebご祝儀を使ってみるのもおすすめ。事前に受付を済ませ、ご祝儀を支払ってもらうことができるので、結婚式当日は受付なしというケースも登場しています。
※掲載されている内容は2021年9月時点のコロナ感染症対策となる演出例です。状況によって対策が変わる場合もありますので、お住まいの地域に沿った最適なガイダンスをご確認ください。
まとめ
コロナ禍でも、演出やおもてなしを取り入れた結婚式はできる!
どんなときでも、安心して結婚式を挙げてもらえるよう、BIAは感染対策ガイドラインを発表しています。各結婚式場でもさまざまな感染対策が行われているため、ぜひチェックしてみましょう。
さらに、「コロナ禍でも演出は取り入れたい」「結婚式を妥協したくない」という人は、おすすめ演出&おもてなしアイテムを参考に、おふたりの結婚式をイメージしてみてください。
おふたりが、理想の結婚式を挙げられるよう応援しています!