婚約指輪の必要性とは?いらないときの彼への伝え方について

婚約指輪は婚約した際に男性から女性に贈る記念の品です。憧れを持つ女性がいる一方、高額になりがちなので「必要ない」「使う機会がないからもったいない」「結婚指輪があれば十分」と感じている人もいます。そもそも婚約指輪は用意しなければいけないものなのでしょうか?今回は婚約指輪の必要性といらない場合の彼への伝え方をご紹介します。

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婚約指輪の必要性とは

結婚指輪

まずは婚約指輪に関するみんなの意見と贈る意味、使い方から婚約指輪の必要性を考えてみましょう。

婚約指輪に関するみんなの意見

「結婚を決めた当時の婚約指輪に対する考え」調査(複数回答可)では「婚約指輪にお金をかけるのはもったいない」と回答した人が28.2%、「高額なものをもらうのは申し訳ない」と回答した人が26.0%、「婚約指輪よりもお金をかけたいものがあった」と回答した人が11.7%いました。少数派ですが、婚約指輪を買うことに消極的な人は一定数いるようです。
 
対して、「昔から憧れていた」と回答した人は51.8%、「婚約の証しとしてつけていたい」と回答した人は34.7%という結果になり、半数の人は婚約指輪に憧れを抱いています。

データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

婚約指輪を贈る意味とは

婚約指輪は古くから婚約の証しとして男性が女性に贈るものとされていました。指輪は円形なので途切れることのない愛を象徴し、将来の伴侶となる女性に贈ることで永遠の愛を誓うという意味があります。
 
そのため、婚約指輪は女性にとって愛されている安心感、喜びを与えてくれるものと感じている人が多いです。さらに高額なため、自分では買えない特別なものとして生涯大切に持ち続けたいと考える女性もいます。

婚約指輪の使い方

婚約指輪は入籍後、結婚指輪と重ねづけをしたり、特別な日につけたりします。結婚指輪と婚約指輪がセットになったものだと重ねづけしたときの見栄えが良く、シンプルなデザインなら普段使いもできます。
 
華やかなデザインの婚約指輪なら、知人の結婚式や子どもの入園式・入学式、結婚記念日に夫婦でお出かけするときなどにぴったりです。眺めるたびにプロポーズされたときの喜びを思い出させてくれるものとなるでしょう。

婚約指輪がいらないときの彼への使え方

手を握るカップル

婚約指輪は意味のあるものだけど、「結婚式や新婚生活にお金を使いたい」、「他にほしいものがある」などの理由で、やっぱりいらないと考える女性もいるでしょう。しかし、彼がけじめとして贈りたいと考えている場合は、どう伝えればいいのか悩んでしまいますよね。ここでは彼を傷つけずにやんわりと断る方法をご紹介します。

理由をきちんと伝える

男性は論理的に物事を考える傾向があるため、なぜ必要ないのか具体的な理由を伝えましょう。結婚式や新婚生活にお金を使いたい、アクセサリーを普段しないから婚約指輪も使わないかもしれない、結婚指輪があれば十分、他にほしいものがあるなど、自分が考えていることを伝えてみてください。
 
なんとなく興味がないから、ほしくないからという理由だけでは結婚自体がうれしくないのかと勘違いさせてしまう恐れがあります。具体的な理由を伝えれば彼も理解してくれるでしょう。

彼の気持ちを受け止める

男性には、けじめとして婚約指輪を贈りたいと考えている人がいます。婚約指輪をもらうことに憧れている女性がいる一方で、プレゼントすることに憧れている男性もいるのです。そんな男性に対しては、贈りたいという彼の気持ちを受け止めてあげることが大切です。
 
まずは彼の気持ちをうれしく思ったことを伝え、形あるものにはこだわらない、指輪よりもふたりの結婚生活を大切にしたいから新生活に必要なものにお金を使いたいなど、自分の思いを正直に伝えてみましょう。

指輪の代わりに婚約記念品を提案する

婚約指輪以外にほしいものがある、指輪が必要ないのであれば婚約記念品をプレゼントしたいと言われたときは、ネックレスや腕時計など代わりの品を提案してみましょう。
 
シンプルなデザインのネックレスなら職場でも身につけることができるので、婚約指輪より普段使いしやすいというメリットがあります。腕時計ならペアウォッチにすると「ふたりで同じ時を重ねていく」という意味を込めることができます。

婚約指輪を買わなかった時、あとで後悔することはある?

考える女性

婚約指輪は必要ないと思っていたけれど、「やっぱりほしかった」と後悔することはないのでしょうか。

買わずに後悔する人もいる

結婚後、婚約指輪のように形に残るものがないと「もらっておけばよかった」と後悔する女性は一定数います。とくに婚約指輪は知人の結婚式や子どもの入園式などフォーマルなシーンでつける女性が多いため、他の人の婚約指輪を見てうらやましく感じてしまうこともあるようです。
 
本当はほしかったけど彼に申し訳なくてほしいと言えなかった、結婚生活のため節約しようと思ったなど、心のどこかでほしいと思っていた場合は後悔してしまうかもしれません。

やっぱりほしいと思ったときは

月日がたって、やっぱり婚約指輪がほしいと思ったら、プロポーズ後でも彼に指輪がほしい気持ちを伝えてみましょう。入籍後は車や家、新生活に関する品物にお金を使うようになり、ジュエリーを買うチャンスは減ってしまいます。とくに婚約指輪は高額になりがちなので、結婚後はなかなか切り出せなくなるかもしれません。ほしいと思ったら早めに彼に相談してみてください。

まとめ

婚約指輪の必要性を考えつつ、あとで後悔しない選択を

婚約指輪には婚約の約束を誓うために男性が女性に贈るものです。しかし、必ずしも用意しなければいけないというわけではなく、必要でなければ買わなくてもかまいません。その分結婚式や新婚生活にお金を回せば、有意義に使えるでしょう。ただし、もらっておけばよかったと後悔する女性もいるため、本当にほしくないのかよく考えたうえでパートナーと話し合うことが大切です。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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