沖縄で結婚式を挙げるときのゲスト人数はどのくらい?ゲストの範囲や注意点

国内のリゾート地として人気の沖縄県。パスポートがいらないため沖縄で結婚式を執り行う新郎新婦も多くいます。しかし、新郎新婦の出身地によっては遠隔地になるため、どのくらいのゲストを招待したら良いのかが悩みどころでしょう。今回は沖縄で結婚式を行う場合のゲスト人数や範囲のほか、ゲストの旅費・宿泊費の負担について解説します。

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沖縄での結婚式のゲスト人数平均は17.8人

結婚パーティ

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沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課の調査

沖縄でのリゾートウェディングに関して、沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課が調査を行っています。平成30年1月~12月まで沖縄リゾートウェディングを実施した国内の新郎新婦は15,159組に及びました。海外からの実施者は1,956組となり、合計すると17,115組です。
 
特に国内の新郎新婦は「パスポートなしで行けるリゾート地だから」という理由で沖縄での結婚式を選択する人が多いようです。

データ出展:沖縄リゾートウエディング統計調査結果/沖縄県

平均ゲスト人数

では、沖縄リゾートウェディングを実施した人がどのくらいのゲストを招待しているのかご紹介します。

【国内】
組数:15,159組
平均参列者数:17.8名

【海外】
組数:1,956組
平均参列者数:22.1名

国内の結婚式での平均参列者数は17.8名という結果です。これにより、沖縄で結婚式を行う場合のゲスト人数は20名未満と少人数になることがわかります。海外からの実施者は22.1名で平均参列者数が20名を超えており、国内よりも多い結果となりました。

ゲスト人数は新郎新婦8~9名ずつの計算

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国内の新郎新婦が招待した平均ゲスト人数は17.8名です。この数字は新郎新婦の両方を合わせたゲスト人数のため、片方のみなら8~9名ずつの計算となります。沖縄の結婚式を行ったことのある新郎新婦が招待したゲスト人数は少なめだということがわかります。
 
この数字はあくまでも沖縄リゾートウェディングを実施したことのある新郎新婦の平均のため、「もっとたくさんのゲストに来てもらいたい!」と考えても構いません。平均を参考にしつつ自分たちが招待できるゲストを決めましょう。

データ出展:沖縄リゾートウエディング統計調査結果/沖縄県

ゲストの範囲はどのようして決める?

両親

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新郎新婦8~9名ずつだと本当に親しい人のみ

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新郎新婦それぞれで~9名ずつゲストを招待することを踏まえると、ゲストの範囲は狭くなります。中には自分の親兄弟、祖父母などで8~9名を満たしてしまう新郎新婦もいるでしょう。
 
家族や親族が多い場合は沖縄の結婚式に友人を招待できない可能性が高まります。また、友人を招待する場合は自ずと「本当に親しい人だけ」に絞られます。
 
家族や親族、親しい友人だけを招待する結婚式はアットホームな雰囲気で行えることがメリットです。一人ひとりに気配りできるため、ゲストにも満足してもらえる結婚式が行えるでしょう。

友人は報告の場を後日設けても良い

沖縄の結婚式で友人を招待しなかった新郎新婦は、後日改めて報告の場を設けるのも一つの手です。地元で結婚報告パーティを設ければ、友人ゲストも参加しやすいでしょう。
 
沖縄で友人も招待する結婚式を執り行う場合、ゲストの交通費や宿泊費の負担が増します。そのため「沖縄での結婚式は家族や親族のみ」と決めておくと新郎新婦も友人ゲストも費用の負担が軽減でき、予約などさまざまな手続きも簡素化できます。

沖縄での結婚式を計画するときの注意点

新郎新婦

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ゲストの人数と範囲は両親とよく相談する

注意したいポイントはゲスト人数と招待する範囲です。過去に沖縄での結婚式を実施した新郎新婦が招待したゲスト人数の平均は17.8名となりますが、あくまでも平均数値のためみんなに当てはまるとは限りません。17.8名という数字を参考にしつつ、お互いの両親に確認してみましょう。
 
また、新郎新婦の家族間で価値観の違いが出ることもあります。親兄弟だけで十分と考える家族がいる一方で、祖父母や叔父叔母もみんな招待したいと考える家族もあります。
 
片方だけゲスト人数が多いとその件に関して揉めるケースもあるので、お互いの両親の意見を聞きながらゲストの範囲を決めてください。

ゲストの旅費や宿泊費の負担を相談する

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ゲストの人数や範囲と同じく、沖縄での結婚式を計画する場合に注意しなければならないことが、ゲストの旅費や宿泊費の負担についてです。

沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課の調査

  • 新郎新婦の平均滞在日数は4.1日
  • ゲストの平均滞在日数は3.7日
  • 国内ウェディング客一人当たりの観光消費額は73,310円

沖縄に向かう時期や滞在日数によって費用は前後しますが、沖縄で結婚式を行うとゲストの費用負担が増します。また、ゲスト全員分の費用を負担するとなると、かなりの出費につながり現実的ではありません。かといって、まったく負担なしというのもゲストが大変です。
 
ゲストの旅費や宿泊費に関しては、次のポイントを参考にしてください。

1. ゲストからご祝儀をもらうなら、旅費や宿泊費を新郎新婦が負担する
2. ゲストからご祝儀をもらわずに、旅費や宿泊費をゲスト自身で負担してもらう

1か2のどちらかを選ぶと良いでしょう。旅費や宿泊費の全額負担が難しい新郎新婦の場合、一部を負担する人も多いです。また、家族や親族の中には負担を遠慮する人がいるため、3万円などをお車代として結婚式で渡すケースもあります。
 
ゲストの旅費や宿泊費の負担に関しても、お互いの両親に相談してすり合わせを行っておきましょう。

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まとめ

沖縄での結婚式のゲストは合わせて20名弱の少人数が一般的

沖縄で結婚式を行う場合は、ゲストが少人数になるケースが多い傾向にあり、ゲストの範囲が新郎新婦の親兄弟と祖父母など一部の親戚になることもあります。ゲスト人数や範囲に関してはお互いの両親とよく相談してください。また、ゲストの旅費や宿泊費をどのように負担するのかもきちんと話し合っておきましょう。

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結婚式準備.com編集部

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